日本が泣いた…し、オレも泣いた日本のアニメ【エウレカセブン第48話 バレエ・メカニック】 | 2014/03/02 (Sun) |
【交響詩篇エウレカセブンのあらすじ】
舞台は、スカブ・コーラルと呼ばれる珊瑚のような大地が地表を覆い、目に見えない未知の粒子トラパーの波が大気中を漂う、とある惑星。
その辺境の街ベルフォレストに住む14歳の少年レントンにとって、世の中は「最悪」で満ちていた。彼の亡き父アドロックは教科書にも載るほどの世界的英雄。しかし、そんな父や失踪中の姉のことで級友にはからかわれ、空想を廻らせニヤニヤすればクラスの女子に「気持ち悪い」と囁かれる。そして英雄の息子らしからぬ成績の酷さに担任は頭を抱え、一緒に暮らす頑固者の祖父アクセルは家業の機械整備屋を継げと口うるさい。
そんな彼にとって唯一とも言える楽しみは、トラパーの波に乗って滑空する空中サーフィン、リフをすること。憧れの天才リフボーダー、ホランドの得意技カットバックドロップターンが自分にも出来る筈だと信じ、懲りずに日々チャレンジすること。しかし辺境の街にイイ波がくることもなく、練習してもなかなか上手くならない。付近で唯一のリフボード屋も街を去り、挙げ句にお気に入りのリフスポットは軍の演習場となり立ち入り禁止になる。
そんな最悪続きのある日の晩、突然見たこともないLFOが自宅に墜落しレントンの部屋を半壊させる。巨大なリフボードで滑空する人型機動メカ、LFO。その世界最古の機体 、ニルヴァーシュ type ZERO(通称・ニルヴァーシュ)の中から現れた神秘的な少女・エウレカ。整備工場を営むアクセルとレントンは機体の整備を引き受けるが、突如ミサイルが飛来し工場は大破、エウレカは応戦するためニルヴァーシュに乗り出撃してしまう。彼女は軍に反抗するカリスマアウトロー集団、ゲッコーステイトのメンバーだったのだ。
激しい空中戦が繰り広げられる中、祖父から託された拡張パーツ、アミタ・ドライヴをニルヴァーシュに届けるため、レントンはリフボードを握りしめエウレカへの想いとともに空へと飛び出して行く。
アミタ・ドライヴをセットオンすることで真に目覚めたニルヴァーシュはセブンスウェルと呼ばれるとてつもない力を発揮し、戦闘は収束した。
こうしてレントンは、ゲッコーステイトのリーダーであるホランドとエウレカの誘いを受け、旅立ちを決意する。やがて様々な出会いや経験を得て少年は成長し、その少年のひたむきさがエウレカ、ホランド、そして世界の運命を変えてゆく。(Wikipediaより)
【第48話のあらすじ】

『私もまだまだ若いし…… そりゃあ、素敵な恋だってね…… そういうの出来たらホント、サイコーなんだけど…… だけど、何だかね…… ホント、あ~あってカンジ…… ホント…… あ~あ……』

塔州連合軍デューイ・ノヴァクの人類を危機に陥れる恐るべき陰謀を妨げるべく立ち上がったゲッコーステイトと塔州連合軍有志の離反者たちで構成されたユルゲンス隊。

人類とコーラリアンの共生の道を探すため、この惑星の大地の源“司令クラスタ”に辿り着いたレントンとエウレカたちだったが、所在をデューイに悟られ、破壊作戦を実行する。
衛星兵器オラトリオNO.8で大地に大穴を開け、アネモネ駆る黒いKFL“the END”が司令クラスタを狙って飛び込む。

『気になる人? いた…… うん、過去形……』
the ENDを阻止しようとホランドがターミナスB303で出撃して間もなく、任務行動を無視して出撃した小型艇から通信が入る。

「私が止めます。the ENDのライダーを説得します」
アネモネを愛するドミニクは、無謀と知りつつも一人の男としての覚悟を表す。
「落ち着け! 今は私情を挟んでいる場合じゃない!」
「私情の何がいけない!! 俗物だと呼んでもらって構わない。愛する人…… アネモネを止めるのは、私でありたい!」
塔州軍のKFL部隊が押し寄せて、ホランドは任務をドミニクに託し、KFLの阻止に向かう。

レントンの眼前にthe ENDが現れる。ニルヴァーシュは勝手に動き出し、the ENDと交戦状態に……
the ENDは、ガイドビーコンを司令クラスターに撃ち込み、ニルヴァーシュと格闘戦に至る。

「待って、レントン! あのコが苦しんでるって。あのコのライダーの声を聞いて欲しいって。ニルバーシュが言ってる」

エウレカたちはアミダドライブを起動する。

『もし、この戦いが終わっても生きていいッて言われたら、小さな鏡を一つ買って、微笑む練習をしてみるわ……』
『何度も、何度も練習しよう…… もう一度会うために……』
『生きていたい…… ありがとうを言うために…… 生きていたい…… たくさんの気持ちを送るために……』

『生きていたい…… 気付かなきゃ良かった。こんな気持ち』
「生きていいんだよ!! 生きちゃいけないなんて、誰も言ってないんだよ!」エウレカが彼女の悲しみに応える。


「だって、苦しいの!! あの人が何処にもいないの!!」
エウレカとレントンはハッチを開け、“絆”が持つ力を伝える。

そんなこと叶わないと諦めているアネモネは攻撃態勢に入る。
「アネモネ!! アネモネェッ!! …………」

頭上を見上げたアネモネは、突入時に破損し、ばらばらになった小型艇の破片と一緒に落ちてきたドミニクの姿に驚く。
the ENDの攻撃の余波に巻き込まれて、吹き飛ぶドミニク。
「ドミニクうッ!!」アネモネの悲痛な叫びがthe ENDを覚醒させた。

the ENDは、追いかけろ、とでも言うようにコックピットを開ける。
アネモネは、空に飛び出し、何度も彼の名を叫ぶ。

「会いに来てくれた…… 救ってくれた……」
「初めて見せてくれたね。そんな顔。とても素敵だ……」
「私も初めて、こんな気持ち。何だか、もう死んじゃってもいい」

「ううん、嘘。生きていたい。ドミニクと一緒に。ずっと」
「生きよう。一緒に」

デューイは、ガイドビーコンの撃ち込みを確認し、再びオラトリオNO.8の起動スイッチを押す。(中には、まだアネモネがいることを知っていながら……)

おぞましい光、熱量は、司令クラスターを破壊し、ニルヴァーシュも大破した。
無理な運用に耐え切らずオラトリオNO.8は自壊。攻撃は収まった。


「ドミニク。the ENDが……」
二人を庇い、盾になったthe ENDは、装甲の一部を残して消滅してしまう。
【僕の泣きどころ】
兵器として育てられ、自らでも兵器としての有用性に意義を見出していたアネモネ。
一緒にいた時は、ドミニクに辛く当たったり、蔑んだり、自暴自棄になって、彼を責めたりしていたけど……
いなくなって(離反して)、彼の包み込むような愛情の深さを知るんです。
まあ、彼は癒し系だったしww
実は、ドミニクが裏切ったのは、アネモネを兵器としての人生から救い出すため。
そんなことを知らないアネモネは、いなくなったショックが大き過ぎて、もう使い捨ての兵器なることに躊躇が無くなった。
帰ることが出来ないスカブの地下に飛び込んで、死ぬことも覚悟していた。
生きる希望なんて、もう無いから。
作戦中にずっと聞こえてたアネモネの心の声があまりに痛々しくて、胸にチクチク刺してきて、涙が滲んだ。
突入と同時にシグナルが消えたドミニクは、きっと生きてるとわかったけど、登場の演出にまた、胸を打たれ、空中で抱き合う二人の会話でまぶたのダム決壊しました。
エウレカセブンは、他にも泣けた話がいくつかあったけど、この回がピークでした。
![ROBOT魂[SIDE LFO] ニルヴァーシュ type the END](http://ecx.images-amazon.com/images/I/41fWFS5uI5L._SS200_.jpg)
左)ROBOT魂[SIDE LFO] ニルヴァーシュ type ZERO spec2
右)ROBOT魂[SIDE LFO] ニルヴァーシュ type the END
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舞台は、スカブ・コーラルと呼ばれる珊瑚のような大地が地表を覆い、目に見えない未知の粒子トラパーの波が大気中を漂う、とある惑星。
その辺境の街ベルフォレストに住む14歳の少年レントンにとって、世の中は「最悪」で満ちていた。彼の亡き父アドロックは教科書にも載るほどの世界的英雄。しかし、そんな父や失踪中の姉のことで級友にはからかわれ、空想を廻らせニヤニヤすればクラスの女子に「気持ち悪い」と囁かれる。そして英雄の息子らしからぬ成績の酷さに担任は頭を抱え、一緒に暮らす頑固者の祖父アクセルは家業の機械整備屋を継げと口うるさい。
そんな彼にとって唯一とも言える楽しみは、トラパーの波に乗って滑空する空中サーフィン、リフをすること。憧れの天才リフボーダー、ホランドの得意技カットバックドロップターンが自分にも出来る筈だと信じ、懲りずに日々チャレンジすること。しかし辺境の街にイイ波がくることもなく、練習してもなかなか上手くならない。付近で唯一のリフボード屋も街を去り、挙げ句にお気に入りのリフスポットは軍の演習場となり立ち入り禁止になる。
そんな最悪続きのある日の晩、突然見たこともないLFOが自宅に墜落しレントンの部屋を半壊させる。巨大なリフボードで滑空する人型機動メカ、LFO。その世界最古の機体 、ニルヴァーシュ type ZERO(通称・ニルヴァーシュ)の中から現れた神秘的な少女・エウレカ。整備工場を営むアクセルとレントンは機体の整備を引き受けるが、突如ミサイルが飛来し工場は大破、エウレカは応戦するためニルヴァーシュに乗り出撃してしまう。彼女は軍に反抗するカリスマアウトロー集団、ゲッコーステイトのメンバーだったのだ。
激しい空中戦が繰り広げられる中、祖父から託された拡張パーツ、アミタ・ドライヴをニルヴァーシュに届けるため、レントンはリフボードを握りしめエウレカへの想いとともに空へと飛び出して行く。
アミタ・ドライヴをセットオンすることで真に目覚めたニルヴァーシュはセブンスウェルと呼ばれるとてつもない力を発揮し、戦闘は収束した。
こうしてレントンは、ゲッコーステイトのリーダーであるホランドとエウレカの誘いを受け、旅立ちを決意する。やがて様々な出会いや経験を得て少年は成長し、その少年のひたむきさがエウレカ、ホランド、そして世界の運命を変えてゆく。(Wikipediaより)
【第48話のあらすじ】

『私もまだまだ若いし…… そりゃあ、素敵な恋だってね…… そういうの出来たらホント、サイコーなんだけど…… だけど、何だかね…… ホント、あ~あってカンジ…… ホント…… あ~あ……』

塔州連合軍デューイ・ノヴァクの人類を危機に陥れる恐るべき陰謀を妨げるべく立ち上がったゲッコーステイトと塔州連合軍有志の離反者たちで構成されたユルゲンス隊。

人類とコーラリアンの共生の道を探すため、この惑星の大地の源“司令クラスタ”に辿り着いたレントンとエウレカたちだったが、所在をデューイに悟られ、破壊作戦を実行する。
衛星兵器オラトリオNO.8で大地に大穴を開け、アネモネ駆る黒いKFL“the END”が司令クラスタを狙って飛び込む。

『気になる人? いた…… うん、過去形……』
the ENDを阻止しようとホランドがターミナスB303で出撃して間もなく、任務行動を無視して出撃した小型艇から通信が入る。

「私が止めます。the ENDのライダーを説得します」
アネモネを愛するドミニクは、無謀と知りつつも一人の男としての覚悟を表す。
「落ち着け! 今は私情を挟んでいる場合じゃない!」
「私情の何がいけない!! 俗物だと呼んでもらって構わない。愛する人…… アネモネを止めるのは、私でありたい!」
塔州軍のKFL部隊が押し寄せて、ホランドは任務をドミニクに託し、KFLの阻止に向かう。

レントンの眼前にthe ENDが現れる。ニルヴァーシュは勝手に動き出し、the ENDと交戦状態に……
the ENDは、ガイドビーコンを司令クラスターに撃ち込み、ニルヴァーシュと格闘戦に至る。

「待って、レントン! あのコが苦しんでるって。あのコのライダーの声を聞いて欲しいって。ニルバーシュが言ってる」

エウレカたちはアミダドライブを起動する。

『もし、この戦いが終わっても生きていいッて言われたら、小さな鏡を一つ買って、微笑む練習をしてみるわ……』
『何度も、何度も練習しよう…… もう一度会うために……』
『生きていたい…… ありがとうを言うために…… 生きていたい…… たくさんの気持ちを送るために……』

『生きていたい…… 気付かなきゃ良かった。こんな気持ち』
「生きていいんだよ!! 生きちゃいけないなんて、誰も言ってないんだよ!」エウレカが彼女の悲しみに応える。


「だって、苦しいの!! あの人が何処にもいないの!!」
エウレカとレントンはハッチを開け、“絆”が持つ力を伝える。

そんなこと叶わないと諦めているアネモネは攻撃態勢に入る。
「アネモネ!! アネモネェッ!! …………」

頭上を見上げたアネモネは、突入時に破損し、ばらばらになった小型艇の破片と一緒に落ちてきたドミニクの姿に驚く。
the ENDの攻撃の余波に巻き込まれて、吹き飛ぶドミニク。
「ドミニクうッ!!」アネモネの悲痛な叫びがthe ENDを覚醒させた。

the ENDは、追いかけろ、とでも言うようにコックピットを開ける。
アネモネは、空に飛び出し、何度も彼の名を叫ぶ。

「会いに来てくれた…… 救ってくれた……」
「初めて見せてくれたね。そんな顔。とても素敵だ……」
「私も初めて、こんな気持ち。何だか、もう死んじゃってもいい」

「ううん、嘘。生きていたい。ドミニクと一緒に。ずっと」
「生きよう。一緒に」

デューイは、ガイドビーコンの撃ち込みを確認し、再びオラトリオNO.8の起動スイッチを押す。(中には、まだアネモネがいることを知っていながら……)

おぞましい光、熱量は、司令クラスターを破壊し、ニルヴァーシュも大破した。
無理な運用に耐え切らずオラトリオNO.8は自壊。攻撃は収まった。


「ドミニク。the ENDが……」
二人を庇い、盾になったthe ENDは、装甲の一部を残して消滅してしまう。
【僕の泣きどころ】
兵器として育てられ、自らでも兵器としての有用性に意義を見出していたアネモネ。
一緒にいた時は、ドミニクに辛く当たったり、蔑んだり、自暴自棄になって、彼を責めたりしていたけど……
いなくなって(離反して)、彼の包み込むような愛情の深さを知るんです。
まあ、彼は癒し系だったしww
実は、ドミニクが裏切ったのは、アネモネを兵器としての人生から救い出すため。
そんなことを知らないアネモネは、いなくなったショックが大き過ぎて、もう使い捨ての兵器なることに躊躇が無くなった。
帰ることが出来ないスカブの地下に飛び込んで、死ぬことも覚悟していた。
生きる希望なんて、もう無いから。
作戦中にずっと聞こえてたアネモネの心の声があまりに痛々しくて、胸にチクチク刺してきて、涙が滲んだ。
突入と同時にシグナルが消えたドミニクは、きっと生きてるとわかったけど、登場の演出にまた、胸を打たれ、空中で抱き合う二人の会話でまぶたのダム決壊しました。
エウレカセブンは、他にも泣けた話がいくつかあったけど、この回がピークでした。
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左)ROBOT魂[SIDE LFO] ニルヴァーシュ type ZERO spec2
右)ROBOT魂[SIDE LFO] ニルヴァーシュ type the END
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日本が泣いた…し、オレも泣いた日本のアニメ【はじめの一歩NewChallenger第23話 支える手】 | 2014/03/04 (Tue) |
【はじめの一歩のあらすじ】
母子家庭のいじめられっ子であり、釣り船屋を親子で支えている主人公・幕之内一歩が、プロボクサー鷹村守との出会いをきっかけに鴨川ボクシングジムに入門。「強いとは何か?」という問いの答えを求め、プロボクサーとして、また人間としても成長していく過程を、周囲との交流やライバル達との戦いを通じて描いてゆく。主人公のみならず脇役である仲間やライバル達の戦いも詳細に描いている点が特徴的であり、作者は「登場人物全員が主人公です」とコメントしている。
登場人物の多くにボクシングの歴史を彩った実在選手の姿が投影されている。作者自身も実際にボクシングジムのオーナーで著名なプロボクサー達と親交があり、『週刊少年マガジン』誌上でも若手を応援するコメントなどを載せている。
発行部数は2013年時点で9400万部を超え、同誌の看板漫画となっている。1991年(平成3年)度、第15回講談社漫画賞少年部門受賞。
2012年12月5日発売の週刊少年マガジン2013年1号で、連載1000回を迎えた。

【第23話のシナリオ】
第5ラウンド。鷹村は両腕を高々と掲げて、漲る力を誇示する。
KO宣言!!

ブライアン・ホークは、嘗て無いピンチに動揺していた。
それでも一歩も退くことはない。
両者の乱打戦。超接近戦。
鷹村はペースを上げ、徐々にホークを追い詰め始める。

この乱打戦にホークのトレーナー、ミゲル・ゼールは違和感を覚えた。
同じ力量のはずなのにホークは悉く撃ち負ける。
ミゲルはすぐのその訳を悟る。
ホークは、ミゲルの指示でガードを固め、鷹村の猛打を寸断する。

そして、レフリーが割って入る。ゴングだ。
「そうか…… コング鳴ってたかよ…… それじゃ、しょうがねえなあ…… チッ」
『しょうがねえや……』
ミゲルは、鴨川の無能さを嘲笑う。
「同じエンジンを積んだマシン同士。しかし、何故か引き離される。答えは簡単。一方は、なりふり構わず全開で走っていたからさ」

鷹村は、厳しい減量でスタミナを削られて、5ラウンドを闘うのが、やっとの状態だった。
それ故に5ラウンドで決める必要があった。
だが、それが出来なかった今、彼に残された体力はもう……。
鴨川は、鷹村のみに起きた異変に狼狽せずにはいられなかった。
スッカラカンの体をどうにか動かし、鷹村は第6ラウンドに臨む。
もはや、立っているのがやっとの鷹村は、ホークの連打に一方的に押し込まれる。
鷹村はダウンし、観衆は言葉を失った。

「減量苦だ…… 減量さえ無かったら……」
観客席の青木、木村は悔しさに顔を歪めた。

「苦しいと言ったダニか? ヤツが練習中、一言でも苦しいと言ったダニか? ワシは涙が出るダニ。鷹村のあの誇り高い姿を見ると本当に涙が出るダニ」猫田は涙を湛え、鷹村の後輩たちを諭す。

何とか立ち上がってみたものの鷹村の攻撃はひとつも当たらない。一方的にホーク有利の展開となった。

見るに耐えない状況に鴨川は遂にタオルに手を伸ばす。
しかし、躊躇う。
『ワシは、おまえのボクシングが大好きじゃった。この手で止めとうない!!』
渾身の連打を食らって、鷹村は、ホークの強さをいやというほど思い知る。
『ちきしょー。この世に俺様より強い奴がいるとはな……』
ホークの強烈な右ストレートが、鷹村の顔面を捉えた。
鷹村は吹き飛び、ダウン必至のダメージを受ける。
そんな彼の背中を誰かが支えた。

手? 腕?
鷹村は、背中を支える鴨川の気配を感じた。
間一髪ダウンを免れる。

「あんたら、こんな時に何黙りこくってんだ!! 情けない身内だぜ」
鷹村と一番付き合いが長い宮田が意気消沈した鴨川ジムメンバーに発破をかけた。
「うるせ~! オレたちゃ反撃待ってるんだ。鷹村さん、何やってんだ。いつもみたいに豪快にいけってんだ」

『あの日、あんたに強さを魅せつけられて、俺達はついてきたんだ』木村は心で訴える。

『鷹村さんがいなかったら、今の僕はいない……』一歩は心で語りかける。

『鷹村さんは…… 僕/俺たちの憧れなんだ!』

「だから、負けないで!!」
「負けるあんたなんかみたくねえ!!」
ホークは、フラフラの鷹村にトドメとばかりに猛烈な左を振り抜いた。
倒れてゆく鷹村。
しかし、この時、彼は悟った。
「分かった。よぉく分かった。支えてるものが!!」
鷹村は、後輩たちの気配に背中を支えられ、再びダウンを免れる。

彼らの前では決して負けられない。と奮起を促す。
力を振り絞って、ホークに近づき、ありったけの力で拳を振りぬく。

『例え、心臓が止まっても魂で闘う! 魂が消えても、棺桶からひん出て、貴様に勝つ!!』
この攻撃にホークの腰が砕ける。
しかし、瀕死の鷹村には、それがやっとだった。追撃ちが出来ぬまま、第6ラウンド終了のゴングが鳴る。
ホークは鷹村のしぶとさに苛立ちを募らせていた。
昂ぶる彼は殺人許可証の履行をミゲルに宣言した。

鴨川は何も出来ない自分が歯痒かった。
「倒れてたよ…… きつかった…… 支えがなきゃ、倒れてたよ。ずっと、支えててくれたんだな。やっと、わかったよ」

「あんた、サイコーのセコンドだぜ」

【僕の泣きどころ】
記事書くために見直したんですが、また泣いてしまった。
苦しさと闘う鷹村の闘志とそれを支える仲間たちとの絆の深さにジョワ~ってなるな。
普段は、おちゃらけな鷹村のキャラのせいだろうか?
ボクシングに対する執着心は、一際際立って見えます。
仲間たちの期待を一心に背負って、前に出続ける彼のハートの強さ。
打たれても、打たれても決して倒れない強靭な体。それを育んだセコンドの鴨川会長への絶対的信頼感。
何より、ボクシングだけは、絶対に裏切りたくないという真摯さ。
そういう彼のセリフ、一つ一つが熱気を帯びていて心を揺さぶってきます。( ;∀;) ジーン
ボクシング漫画と言うより、もはや、ヒューマニズムドラマですよ。
うん、そう思います。

左)はじめの一歩 THE FIGTING! NewCallenger 第2弾 鷹村守 リアルフィギュア
右) はじめの一歩 THE FIGHTING! New Challenger ブライアン・ホーク リアルフィギュア 通常版
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母子家庭のいじめられっ子であり、釣り船屋を親子で支えている主人公・幕之内一歩が、プロボクサー鷹村守との出会いをきっかけに鴨川ボクシングジムに入門。「強いとは何か?」という問いの答えを求め、プロボクサーとして、また人間としても成長していく過程を、周囲との交流やライバル達との戦いを通じて描いてゆく。主人公のみならず脇役である仲間やライバル達の戦いも詳細に描いている点が特徴的であり、作者は「登場人物全員が主人公です」とコメントしている。
登場人物の多くにボクシングの歴史を彩った実在選手の姿が投影されている。作者自身も実際にボクシングジムのオーナーで著名なプロボクサー達と親交があり、『週刊少年マガジン』誌上でも若手を応援するコメントなどを載せている。
発行部数は2013年時点で9400万部を超え、同誌の看板漫画となっている。1991年(平成3年)度、第15回講談社漫画賞少年部門受賞。
2012年12月5日発売の週刊少年マガジン2013年1号で、連載1000回を迎えた。

【第23話のシナリオ】
第5ラウンド。鷹村は両腕を高々と掲げて、漲る力を誇示する。
KO宣言!!

ブライアン・ホークは、嘗て無いピンチに動揺していた。
それでも一歩も退くことはない。
両者の乱打戦。超接近戦。
鷹村はペースを上げ、徐々にホークを追い詰め始める。

この乱打戦にホークのトレーナー、ミゲル・ゼールは違和感を覚えた。
同じ力量のはずなのにホークは悉く撃ち負ける。
ミゲルはすぐのその訳を悟る。
ホークは、ミゲルの指示でガードを固め、鷹村の猛打を寸断する。

そして、レフリーが割って入る。ゴングだ。
「そうか…… コング鳴ってたかよ…… それじゃ、しょうがねえなあ…… チッ」
『しょうがねえや……』
ミゲルは、鴨川の無能さを嘲笑う。
「同じエンジンを積んだマシン同士。しかし、何故か引き離される。答えは簡単。一方は、なりふり構わず全開で走っていたからさ」

鷹村は、厳しい減量でスタミナを削られて、5ラウンドを闘うのが、やっとの状態だった。
それ故に5ラウンドで決める必要があった。
だが、それが出来なかった今、彼に残された体力はもう……。
鴨川は、鷹村のみに起きた異変に狼狽せずにはいられなかった。
スッカラカンの体をどうにか動かし、鷹村は第6ラウンドに臨む。
もはや、立っているのがやっとの鷹村は、ホークの連打に一方的に押し込まれる。
鷹村はダウンし、観衆は言葉を失った。

「減量苦だ…… 減量さえ無かったら……」
観客席の青木、木村は悔しさに顔を歪めた。

「苦しいと言ったダニか? ヤツが練習中、一言でも苦しいと言ったダニか? ワシは涙が出るダニ。鷹村のあの誇り高い姿を見ると本当に涙が出るダニ」猫田は涙を湛え、鷹村の後輩たちを諭す。

何とか立ち上がってみたものの鷹村の攻撃はひとつも当たらない。一方的にホーク有利の展開となった。

見るに耐えない状況に鴨川は遂にタオルに手を伸ばす。
しかし、躊躇う。
『ワシは、おまえのボクシングが大好きじゃった。この手で止めとうない!!』
渾身の連打を食らって、鷹村は、ホークの強さをいやというほど思い知る。
『ちきしょー。この世に俺様より強い奴がいるとはな……』
ホークの強烈な右ストレートが、鷹村の顔面を捉えた。
鷹村は吹き飛び、ダウン必至のダメージを受ける。
そんな彼の背中を誰かが支えた。

手? 腕?
鷹村は、背中を支える鴨川の気配を感じた。
間一髪ダウンを免れる。

「あんたら、こんな時に何黙りこくってんだ!! 情けない身内だぜ」
鷹村と一番付き合いが長い宮田が意気消沈した鴨川ジムメンバーに発破をかけた。
「うるせ~! オレたちゃ反撃待ってるんだ。鷹村さん、何やってんだ。いつもみたいに豪快にいけってんだ」

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彼らの前では決して負けられない。と奮起を促す。
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しかし、瀕死の鷹村には、それがやっとだった。追撃ちが出来ぬまま、第6ラウンド終了のゴングが鳴る。
ホークは鷹村のしぶとさに苛立ちを募らせていた。
昂ぶる彼は殺人許可証の履行をミゲルに宣言した。

鴨川は何も出来ない自分が歯痒かった。
「倒れてたよ…… きつかった…… 支えがなきゃ、倒れてたよ。ずっと、支えててくれたんだな。やっと、わかったよ」

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記事書くために見直したんですが、また泣いてしまった。
苦しさと闘う鷹村の闘志とそれを支える仲間たちとの絆の深さにジョワ~ってなるな。
普段は、おちゃらけな鷹村のキャラのせいだろうか?
ボクシングに対する執着心は、一際際立って見えます。
仲間たちの期待を一心に背負って、前に出続ける彼のハートの強さ。
打たれても、打たれても決して倒れない強靭な体。それを育んだセコンドの鴨川会長への絶対的信頼感。
何より、ボクシングだけは、絶対に裏切りたくないという真摯さ。
そういう彼のセリフ、一つ一つが熱気を帯びていて心を揺さぶってきます。( ;∀;) ジーン
ボクシング漫画と言うより、もはや、ヒューマニズムドラマですよ。
うん、そう思います。


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右) はじめの一歩 THE FIGHTING! New Challenger ブライアン・ホーク リアルフィギュア 通常版
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これは絶対に泣く?! 【劇場版あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない】 | 2014/03/07 (Fri) |
【あの日見た花の名前を僕達はまだ知らないのあらすじ】
幼い頃は仲が良かった宿海仁太、本間芽衣子、安城鳴子、松雪集、鶴見知利子、久川鉄道ら6人の幼馴染たちは、かつては互いをあだ名で呼び合い、「超平和バスターズ」という名のグループを結成し、秘密基地に集まって遊ぶ間柄だった。しかし突然の芽衣子の死をきっかけに、彼らの間には距離が生まれてしまい、それぞれ芽衣子に対する後悔や未練や負い目を抱えつつも、高校進学後の現在では疎遠な関係となっていた。
高校受験に失敗し、引きこもり気味の生活を送っていた仁太。そんな彼の元にある日、死んだはずの芽衣子が現れ、彼女から「お願いを叶えて欲しい」と頼まれる。芽衣子の姿は仁太以外の人間には見えず、当初はこれを幻覚であると思おうとする仁太であったが、その存在を無視することはできず、困惑しつつも芽衣子の願いを探っていくことになる。それをきっかけに、それぞれ別の生活を送っていた6人は再び集まり始める。
【劇場版あの花のあらすじ】

「あの…… あの橋を渡れば見えてくる。みんなの秘密基地…… 」

「じんたんと…… あなると…… ゆきあつと…… つること…… ぽっぽと……」

「めんまと…… 」

「超平和バスターズの秘密基地…… 」

『めんま…… 時々不思議になるんだよ…… みんなと遊んでるんだなって』

『めんまはね、友達交換が出来ないんだ……』

『めんまはね、《みんな》になれないんだって、ずっと思ってたんだよ……』

「おまえ、ウチのチームな!」
『《みんな》って言うのはね、お団子みたいにど~んって一個のカタマリじゃなくてね……
お菓子のお米のツブみたいに一人ひとりパラパラってなる。それが集まって、固まってできたのが《みんな》なんだよ……」

めんまとの《お別れ》から一年が経った。
あの日、復活した“超平和バスターズ”のメンバーは、今も時々会って、友情を育んでいた。
今日もPM6:00に集まる。
めんまが成仏した日。
それぞれ、めんまへの手紙を認め、“お焚き上げ”をする。




みんな、手紙書きながら、めんまとの日々を懐かしく思い出す。
日暮れ時。みんなが基地に集まる。
「隠れんぼしようぜ!」暇を持て余して、唐突にぼっぼが言った。
なぜ、こんなことを言い出したのか? みんな、分かっていた。
また、めんまに会える気がして……

あなるは、かくれんぼの最中に“めんまに伝えなければならないこと”がわかって手紙の続きを……

そして、日は落ちて、辺りは暗くなる。
みんなで焚き火に手紙を投げ込む。

「めんま~っ! 届いてるかぁ! お返事プリーズ」

「わたし、伝えておかなきゃいけないこと…… ちゃんと書いたよ。じんたんが好きだって」


「おまえが、もう隣にいなくても、ココにおまえがいたって思うだけで…… なんか、今までの景色が違って見えるんだ」


「失ったものなんて、何一つ無い」
【僕の泣きどころ】
再生ボタン押して、10秒で涙目でした。
劇場版は、新編とTV版の回想シーンで構成されていて、たぶんTV見てない人でも結構泣けると思いますよ。
TVは、じんたんにスポット集まっていたけど、劇場版では、全キャラクターのそれぞれの成長とか、気持ちの変容とか細かく書いてありました。
(特にあなるの見せ場が多かった気がしますが……)
TV本編で見た人は、5分おき(かなり、テンポ良く)に泣けるシーンが散りばめてあって、画面から目が離せません。
子供の頃の話もいくつか追加があって、TV本編で語られなかった逸話(超平和バスターズの結成とか)に心がやられます。いい意味で。
当然、本編最終話のかくれんぼの件もあります。
大泣きしちゃいました;;
これ見て泣かない人は、きっと心がアレでしょう?
まだ、このアニメ見たことない人は、本編から見て、劇場版見ることをオススメします。
![劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(完全生産限定版) [Blu-ray]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51hW5VXxDGL._SS200_.jpg)
左)あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。めんま (1/8スケール PVC製塗装済み完成品)
右)劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(完全生産限定版) [Blu-ray]
》その他、グッズやフィギュア、ゲームはこちらから(随時更新します)
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幼い頃は仲が良かった宿海仁太、本間芽衣子、安城鳴子、松雪集、鶴見知利子、久川鉄道ら6人の幼馴染たちは、かつては互いをあだ名で呼び合い、「超平和バスターズ」という名のグループを結成し、秘密基地に集まって遊ぶ間柄だった。しかし突然の芽衣子の死をきっかけに、彼らの間には距離が生まれてしまい、それぞれ芽衣子に対する後悔や未練や負い目を抱えつつも、高校進学後の現在では疎遠な関係となっていた。
高校受験に失敗し、引きこもり気味の生活を送っていた仁太。そんな彼の元にある日、死んだはずの芽衣子が現れ、彼女から「お願いを叶えて欲しい」と頼まれる。芽衣子の姿は仁太以外の人間には見えず、当初はこれを幻覚であると思おうとする仁太であったが、その存在を無視することはできず、困惑しつつも芽衣子の願いを探っていくことになる。それをきっかけに、それぞれ別の生活を送っていた6人は再び集まり始める。
【劇場版あの花のあらすじ】

「あの…… あの橋を渡れば見えてくる。みんなの秘密基地…… 」

「じんたんと…… あなると…… ゆきあつと…… つること…… ぽっぽと……」

「めんまと…… 」

「超平和バスターズの秘密基地…… 」


『めんま…… 時々不思議になるんだよ…… みんなと遊んでるんだなって』

『めんまはね、友達交換が出来ないんだ……』

『めんまはね、《みんな》になれないんだって、ずっと思ってたんだよ……』

「おまえ、ウチのチームな!」
『《みんな》って言うのはね、お団子みたいにど~んって一個のカタマリじゃなくてね……
お菓子のお米のツブみたいに一人ひとりパラパラってなる。それが集まって、固まってできたのが《みんな》なんだよ……」

めんまとの《お別れ》から一年が経った。
あの日、復活した“超平和バスターズ”のメンバーは、今も時々会って、友情を育んでいた。
今日もPM6:00に集まる。
めんまが成仏した日。
それぞれ、めんまへの手紙を認め、“お焚き上げ”をする。




みんな、手紙書きながら、めんまとの日々を懐かしく思い出す。
日暮れ時。みんなが基地に集まる。
「隠れんぼしようぜ!」暇を持て余して、唐突にぼっぼが言った。
なぜ、こんなことを言い出したのか? みんな、分かっていた。
また、めんまに会える気がして……

あなるは、かくれんぼの最中に“めんまに伝えなければならないこと”がわかって手紙の続きを……

そして、日は落ちて、辺りは暗くなる。
みんなで焚き火に手紙を投げ込む。

「めんま~っ! 届いてるかぁ! お返事プリーズ」

「わたし、伝えておかなきゃいけないこと…… ちゃんと書いたよ。じんたんが好きだって」


「おまえが、もう隣にいなくても、ココにおまえがいたって思うだけで…… なんか、今までの景色が違って見えるんだ」


「失ったものなんて、何一つ無い」
【僕の泣きどころ】
再生ボタン押して、10秒で涙目でした。
劇場版は、新編とTV版の回想シーンで構成されていて、たぶんTV見てない人でも結構泣けると思いますよ。
TVは、じんたんにスポット集まっていたけど、劇場版では、全キャラクターのそれぞれの成長とか、気持ちの変容とか細かく書いてありました。
(特にあなるの見せ場が多かった気がしますが……)
TV本編で見た人は、5分おき(かなり、テンポ良く)に泣けるシーンが散りばめてあって、画面から目が離せません。
子供の頃の話もいくつか追加があって、TV本編で語られなかった逸話(超平和バスターズの結成とか)に心がやられます。いい意味で。
当然、本編最終話のかくれんぼの件もあります。
大泣きしちゃいました;;
これ見て泣かない人は、きっと心がアレでしょう?
まだ、このアニメ見たことない人は、本編から見て、劇場版見ることをオススメします。

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元殺し屋の初恋のせつなさに涙。【エンジェル・ハート第27・28話『私、恋してる?』『約束』】 | 2014/03/08 (Sat) |
【エンジェル・ハートのあらすじ】
台湾から来た殺し屋の少女と、新宿のスイーパーとの家族愛の物語。
新宿に現れた史上最強の暗殺者は、美しすぎる人間兵器だった。彼女(香瑩)のコードネームは「グラス・ハート」。 完璧を誇る仕事振りに組織からは高い評価を得ていたが、彼女の心は、暗殺という任務を重ねる度に軋み、蝕ばまれていった。 やがて彼女は自ら死を選ぶが、組織の力によって、再び現世に呼び戻された。冴羽獠の最愛のパートナー、槇村香の心臓を移植されて。
香の心臓を移植したことにより、「グラス・ハート」と呼ばれた彼女の心に変化が起き、感情が生まれた。そして暗殺から手を引き、組織と対立する意思を持つ。 香の心臓を持つ事によって無意識の内に獠と接触し、スイーパーとして「シティーハンター」の世界に入っていく。(Wikipediaより)


【#27・28のシナリオ】

信宏(シンフォン)に映画に誘われた香瑩(シャンイン)。
信宏は、デートのつもりで誘ったのだが、恋愛感情とは無縁な香瑩は、意に介せず、ラフな格好で出かける。


帰り道の公園で、若い似顔絵画家に出会う。
謂れのない懐かしさを感じて、香瑩は声をかけ、画家に似顔絵を描いてもらう。
「表情が二重にボヤけている感じがして……」
しかし、画家は、うまく描けないと言って、早々に店を畳んで、何処へともなく立ち去った。
別れた後も、香瑩は彼の面影が頭から離れなかった。
翌日、あの公園に行ったが、彼は何処にもいなかった。なぜ自分がこんなことしているのか、戸惑う香瑩の目に突然、淋しげなタッチで描かれた香の似顔絵が飛び込む。

「香媽媽(マーマ)!!」

香瑩の言葉を聞いて、昨日の画家が声をかけた。「君は、その絵の人の娘なのかい?」
新進気鋭の画家、夏目芳樹。彼は、香の中学時代の同級生だった。


「明日も楽しみ? 媽媽……」




翌日、夏目は、中学時代のスケッチブックを香瑩に見せる。
眩いほどの笑顔を迸らせて、生命力溢れる画風ではあったが、夏目は悉く“上っ面の表情しか描いていない”失敗作と自笑した。
展示しているあの絵は、四苦八苦して、やっと、描き上げた自信作で、彼が画家になる決意をするきっかけとなった絵だった。
でも、香はその絵が気に入らなかった。
本当の家族を知らない寂しさを見透かされたようで腹を立てたのだ。
香は、卒業式にそう打ち明け、「おまえ、いい画家になれるよ」と背中を押した。
「明るく、強い人だった。幸せなんだろうな。今、彼女は…… 」
「媽媽は、亡くなりました。一昨年…… 交通事故で…… 」

夏目は、自分でも気づかぬうちに涙を流していた。
香瑩は、そっとハンカチを差し出す。
家に帰った香瑩はハンカチを見つめていた。彼の優しさと悲しさが染み込んだハンカチを……

香瑩は、馴染みのないときめきに戸惑いを感じていた。
矢も盾もたまらず、冴子を訪ね、相談する。「…… 病気かな?」
冴子は大笑いして、彼女の成長を喜んだ。


香瑩は、何処に行くにもハンカチを手放さなかった。
しかし、信宏は、そのハンカチの謂れも知らずに取り上げて、汗まみれの体を拭く。
香瑩は、大暴れして、店を半壊させた。
獠は、冴子に話を聞いて、夏目の個展に足を運んだ。
そこで、獠は淋しげな香と再開する。


「こんなところでおまえに会えるなんて…… オレの前でしかしなかった、心の奥底の表情に……」
抑えきれない恋心を夏目本人に吐露した香瑩。

「わたしの恋。夏目さんに押し付ける気はありません。ただ、今日、わたしの気持ち伝えたかった」

夏目もまた、香瑩に……
画廊。夏目は、香瑩を呼び出し、あの絵を送る。

『いつか、あの絵、わたしに頂戴。笑顔であの絵見られるように絶対なるから』
それがあの時の香と交わした約束だった。

夏目は、束の間、香の声、姿を見る。願望が見せた錯覚?

香瑩は、自分の中に香の心があると話す。
夏目は、すがりついて号泣する。
そして、明日、フランスに帰ると告げた。

当日、公園でうなだれる夏目に獠が声をかける。「娘に聞いたんだ。あんた、似顔絵描きなんだろ?」

香瑩は、懐かしさを恋心と勘違いしているだけかもしれないと語る夏目。
「でも、そう言い切れるかな?」
「わかりません。でも、香瑩くんにも、私にも時間が必要な気がします」

「あなたに出会えてよかった。香さんもあなたに出会えて、幸せだったと思います」
「そうかな? そうだといいんだが……」
「あなたと香瑩くんに出会えたからこそ、彼女は笑顔で私の絵を見てくれたんです」


香瑩は、香の夢で目を覚ます。見送りにいって、すれ違いになった過去の香の夢。
香と同じ後悔したくない。香瑩はホームに急ぐ。


香瑩がホームに着いた刹那、走りだした電車が止まる。


「時が分かれていた二つの心を一つにする。本当のキミになる日がきっと来る。その時、必ず帰ってくる。キミを描きに」
「約束?」
「約束……」




殺し屋として育った彼女は、恋の高揚、切なさ、悲しさに触れ、また一つ、熱い思いを知った。
【僕の泣きどころ】
シティハンター冴羽獠の娘として数々の依頼を全うしてきた香瑩。
元トップエージェントの鉄人ぶりを発揮。
……からのハートフルな展開に毎回涙していました。
この回は、香瑩の恋心に触れたある意味、超展開だった。
恋愛感情を知らなかった彼女が、恋に戸惑い、うろたえながらも前に進もうとする姿に自分の過去をついつい重ねちゃったりとか……
ラストのプラットフォームのシーンで切なすぎてすごく泣いた。
まあ、アニメ版のエンジェル・ハートって、全般的に絵崩れ酷いけど、ウルウルしてたから、僕は気になりませんでしたww
それにこの回、夏目芳樹=古谷徹さんだったので、俄然アガッてたな。
原作は、2ndシーズンになって、ますますおもしろくなってるし、今度はサンライズで2期やってくれないかな~~
左)エンジェル・ハ-ト ヴォーカルコレクション Vol.2
右)エンジェル・ハート2ndシーズン 6 (ゼノンコミックス)
》その他、グッズやフィギュア、ゲームはこちらから(随時更新します)
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台湾から来た殺し屋の少女と、新宿のスイーパーとの家族愛の物語。
新宿に現れた史上最強の暗殺者は、美しすぎる人間兵器だった。彼女(香瑩)のコードネームは「グラス・ハート」。 完璧を誇る仕事振りに組織からは高い評価を得ていたが、彼女の心は、暗殺という任務を重ねる度に軋み、蝕ばまれていった。 やがて彼女は自ら死を選ぶが、組織の力によって、再び現世に呼び戻された。冴羽獠の最愛のパートナー、槇村香の心臓を移植されて。
香の心臓を移植したことにより、「グラス・ハート」と呼ばれた彼女の心に変化が起き、感情が生まれた。そして暗殺から手を引き、組織と対立する意思を持つ。 香の心臓を持つ事によって無意識の内に獠と接触し、スイーパーとして「シティーハンター」の世界に入っていく。(Wikipediaより)


【#27・28のシナリオ】

信宏(シンフォン)に映画に誘われた香瑩(シャンイン)。
信宏は、デートのつもりで誘ったのだが、恋愛感情とは無縁な香瑩は、意に介せず、ラフな格好で出かける。


帰り道の公園で、若い似顔絵画家に出会う。
謂れのない懐かしさを感じて、香瑩は声をかけ、画家に似顔絵を描いてもらう。
「表情が二重にボヤけている感じがして……」
しかし、画家は、うまく描けないと言って、早々に店を畳んで、何処へともなく立ち去った。
別れた後も、香瑩は彼の面影が頭から離れなかった。
翌日、あの公園に行ったが、彼は何処にもいなかった。なぜ自分がこんなことしているのか、戸惑う香瑩の目に突然、淋しげなタッチで描かれた香の似顔絵が飛び込む。

「香媽媽(マーマ)!!」

香瑩の言葉を聞いて、昨日の画家が声をかけた。「君は、その絵の人の娘なのかい?」
新進気鋭の画家、夏目芳樹。彼は、香の中学時代の同級生だった。


「明日も楽しみ? 媽媽……」




翌日、夏目は、中学時代のスケッチブックを香瑩に見せる。
眩いほどの笑顔を迸らせて、生命力溢れる画風ではあったが、夏目は悉く“上っ面の表情しか描いていない”失敗作と自笑した。
展示しているあの絵は、四苦八苦して、やっと、描き上げた自信作で、彼が画家になる決意をするきっかけとなった絵だった。
でも、香はその絵が気に入らなかった。
本当の家族を知らない寂しさを見透かされたようで腹を立てたのだ。
香は、卒業式にそう打ち明け、「おまえ、いい画家になれるよ」と背中を押した。
「明るく、強い人だった。幸せなんだろうな。今、彼女は…… 」
「媽媽は、亡くなりました。一昨年…… 交通事故で…… 」

夏目は、自分でも気づかぬうちに涙を流していた。
香瑩は、そっとハンカチを差し出す。
家に帰った香瑩はハンカチを見つめていた。彼の優しさと悲しさが染み込んだハンカチを……

香瑩は、馴染みのないときめきに戸惑いを感じていた。
矢も盾もたまらず、冴子を訪ね、相談する。「…… 病気かな?」
冴子は大笑いして、彼女の成長を喜んだ。


香瑩は、何処に行くにもハンカチを手放さなかった。
しかし、信宏は、そのハンカチの謂れも知らずに取り上げて、汗まみれの体を拭く。
香瑩は、大暴れして、店を半壊させた。
獠は、冴子に話を聞いて、夏目の個展に足を運んだ。
そこで、獠は淋しげな香と再開する。


「こんなところでおまえに会えるなんて…… オレの前でしかしなかった、心の奥底の表情に……」
抑えきれない恋心を夏目本人に吐露した香瑩。

「わたしの恋。夏目さんに押し付ける気はありません。ただ、今日、わたしの気持ち伝えたかった」

夏目もまた、香瑩に……
画廊。夏目は、香瑩を呼び出し、あの絵を送る。

『いつか、あの絵、わたしに頂戴。笑顔であの絵見られるように絶対なるから』
それがあの時の香と交わした約束だった。

夏目は、束の間、香の声、姿を見る。願望が見せた錯覚?

香瑩は、自分の中に香の心があると話す。
夏目は、すがりついて号泣する。
そして、明日、フランスに帰ると告げた。

当日、公園でうなだれる夏目に獠が声をかける。「娘に聞いたんだ。あんた、似顔絵描きなんだろ?」

香瑩は、懐かしさを恋心と勘違いしているだけかもしれないと語る夏目。
「でも、そう言い切れるかな?」
「わかりません。でも、香瑩くんにも、私にも時間が必要な気がします」

「あなたに出会えてよかった。香さんもあなたに出会えて、幸せだったと思います」
「そうかな? そうだといいんだが……」
「あなたと香瑩くんに出会えたからこそ、彼女は笑顔で私の絵を見てくれたんです」


香瑩は、香の夢で目を覚ます。見送りにいって、すれ違いになった過去の香の夢。
香と同じ後悔したくない。香瑩はホームに急ぐ。


香瑩がホームに着いた刹那、走りだした電車が止まる。


「時が分かれていた二つの心を一つにする。本当のキミになる日がきっと来る。その時、必ず帰ってくる。キミを描きに」
「約束?」
「約束……」




殺し屋として育った彼女は、恋の高揚、切なさ、悲しさに触れ、また一つ、熱い思いを知った。
【僕の泣きどころ】
シティハンター冴羽獠の娘として数々の依頼を全うしてきた香瑩。
元トップエージェントの鉄人ぶりを発揮。
……からのハートフルな展開に毎回涙していました。
この回は、香瑩の恋心に触れたある意味、超展開だった。
恋愛感情を知らなかった彼女が、恋に戸惑い、うろたえながらも前に進もうとする姿に自分の過去をついつい重ねちゃったりとか……
ラストのプラットフォームのシーンで切なすぎてすごく泣いた。
まあ、アニメ版のエンジェル・ハートって、全般的に絵崩れ酷いけど、ウルウルしてたから、僕は気になりませんでしたww
それにこの回、夏目芳樹=古谷徹さんだったので、俄然アガッてたな。
原作は、2ndシーズンになって、ますますおもしろくなってるし、今度はサンライズで2期やってくれないかな~~


左)エンジェル・ハ-ト ヴォーカルコレクション Vol.2
右)エンジェル・ハート2ndシーズン 6 (ゼノンコミックス)
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ひとりぼっちのトナカイの物語。とある海賊との出会い 【ONE PEACE エピソード・オブ・チョッパー 冬に咲く、奇跡の桜】 | 2014/03/09 (Sun) |
【ONE PEACEのあらすじ】
シャンクスとの別れから10年後、修行を重ね17歳になったルフィは、海賊王を目指してフーシャ村を旅立つ。旅立ち直後にいきなり遭難したルフィは、海軍に入ることを夢見る少年コビーと出会う。ルフィは女海賊アルビダを倒し、コビーを海賊船の雑用係から解き放つ。
ルフィとコビーは海軍基地の町「シェルズタウン」に到着する。「海賊狩り」の異名を持つ悪名高い賞金稼ぎロロノア・ゾロが海軍に捕らえられていることを知ったルフィは、海軍基地に乗り込み、ゾロを救い出す。三刀流の剣士ゾロは、圧政を振るう海軍大佐モーガンをルフィと共に倒し、ルフィの最初の仲間となる。二人はコビーと別れ、世界中の海賊が集まる海「偉大なる航路(グランドライン)」を目指す。
【エピソード・オブ・チョッパーのシナリオ】

大海原を行くサウザンドサニー号。
事も無げに平穏な時が流れる中、突然の疾病でナミが倒れる。


ルフィーらは、急いで舵を取って、医者を求めて陸地を目指した。
冬島に辿り着いた。住民たちが訝しく彼らを見るが、島の防衛を司るドルトンの案内で村へと踏み入れる。

しかし、この島に医者はいなかった。たった一人、“魔女”と呼ばれる者を除いて。
Dr.クレハ。腕は確かだが、少々変わり者の老婆。
ルフィーはナミを背負って、彼女が棲む山頂の城郭“ドラム城”を目指した。
時同じくして……

幽閉されていたノコノコの実の能力者で兄のムッシュールを助け出し、島に帰ったワポルは、王政復古を目論み、ドラム城へと向かっていた。

嘗て、この村で医療に従事していたが、ワポルに捕えられ“イッシー20”となった医者たちは、これから起こる危機を伝えるため、脱走した。
ムッシュールが持つ毒胞子の爆弾で島中に毒を蔓延させようというのだ。
ウソップ、ロビン、ドルトンは、医師に解毒剤を託されて、ドラム城へと急行する。


山頂に辿り着き、疲弊したルフィー、ナミ、サンジはDr.クレハに助けられる。
ルフィーたちは、そこで出会った青鼻のトナカイ“チョッパー”に興味を持つ。
彼は、ヒトヒトの実を食べ、話すことも人型になることも出来る能力を持つ。
「サンジ! オレ決めたぞ! アイツ、仲間にしよう」
海賊に興味を示すチョッパーだが、心には大きな傷があった。
生まれつき青鼻だったせいで、トナカイの群れから仲間はずれにされ、ヒトヒトの実を食べたことで群れから追い出された。


寂しかった彼は、人型になって、村を訪れたが、村人から化け物と恐れられ、銃で襲われる。


「オレは決して、おまえを撃たねえ!!」
そんな彼を一人のヤブ医者が救う。
Dr.ヒルルクは、彼にチョッパーという名を与え、我が子同然に接した。




「遠い西の国に重い病気を持った大泥棒がいた。不治の病ってヤツだ。死を宣告された男はある山である光景を見て立ち尽くした。山いっぱいの桜を見た。その三ヶ月後、医者にこう言われた。まるで健康体だよ……と。これは立派な医学だ!!」

「この世に治らない病気なんて無いのさ。この旗は不可能を物ともしない信念の象徴さ。この旗を掲げ、海賊のようにオレは戦い続ける」

「おめえはいつか海に出ろよ」


なのに突然、ヒルルクはチョッパーを追い出す。ヒルルクに巣食う病巣は確実に大きくなって、彼の体を蝕む。


チョッパーは彼の病気のことを知り、万病の薬になるキノコを求め、山に分け入る。

「生きてて…… ドクター。オレ、医者になりたいんだよ」
ヒルルクは、研究の成果とチョッパーをクレハに委ね、この島の危機を救うためにドラム城に赴く。
あまりに急ぎすぎるヒルルクを訝しく思ったクレハは、彼の研究室へ。

「そのキノコはね…… トナカイ。猛毒だよ。口にしたら半日も生きちゃいられない」
「そんなはずない…… ちゃんと調べたもん。だって、このキノコの横にちゃんとドクロが描いてあったんだ!!」

「人はいつ死ぬと思う…… 人に忘れられた時さ」
「まったく…… 良い人生だった!!」
そして、ヒルルクの死後、チョッパーは、クレハに師事した。
ワポルが到着。




「おまえ…… この旗、撃った意味。わかってんだろうな?」
立ちはだかるルフィー。
ワポルを先に行かせ、ムッシュールがこれと対峙する。


ルフィーはムッシュールの毒攻撃を浴びるが、ロビンが持って来た解毒剤で……

復活!!

ワポルは、ムッシュールとキャノン砲と融合して、胞子爆弾を放とうとする。

チョッパーと


ルフィーの活躍でワポル一味は、遠く遠く彼方へと……

「おい、トナカイ。一緒に海賊やろう!!」
「無理だよ…… そんなの…… 化け物だし……」

「うるせぇ!! 行こぉ~~お!!」


「ごめん、ドクトリーヌ。オレ、世界を見たいんだ」

「ドクロの旗を掲げた者には不可能はない。もう一度、そう言ってよ…… ドクター」
城からの砲声。



「さあ、行っといで…… バカ…… 息子……」
【僕の泣きどころ】
今作は、ワンピースのパラレル解釈的な作品。
孤独だったトナカイと元大泥棒のヤブ医者…… やがて出会う海賊たちの物語。
チョッパーとヒルルクの交流には、終始涙、そして涙。
ヒルルクの意志を受け継いで、頑なに医学を突き詰めたチョッパー。
彼を後押しして、送り出したクレハのツンデレな優しさにも胸が熱くなりました。
泣かせる展開が要所要所に盛り込まれて、ストーリーのテンポも良かった。
お子さんと一緒でも楽しめる名作だと言い切っても差支えは薙いはず!
(追記、第32回日本アカデミー賞 優秀アニメーション作品賞。ムッシュールをみのもんたさんが務めていました。)
左)Portrait.Of.Pirates ワンピース
右)ONE PIECE (ワンピース) キャラクター目覚し時計 トニートニーチョッパー おしゃべり・人感センサー機能搭載 8RDA51RH06
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シャンクスとの別れから10年後、修行を重ね17歳になったルフィは、海賊王を目指してフーシャ村を旅立つ。旅立ち直後にいきなり遭難したルフィは、海軍に入ることを夢見る少年コビーと出会う。ルフィは女海賊アルビダを倒し、コビーを海賊船の雑用係から解き放つ。
ルフィとコビーは海軍基地の町「シェルズタウン」に到着する。「海賊狩り」の異名を持つ悪名高い賞金稼ぎロロノア・ゾロが海軍に捕らえられていることを知ったルフィは、海軍基地に乗り込み、ゾロを救い出す。三刀流の剣士ゾロは、圧政を振るう海軍大佐モーガンをルフィと共に倒し、ルフィの最初の仲間となる。二人はコビーと別れ、世界中の海賊が集まる海「偉大なる航路(グランドライン)」を目指す。
【エピソード・オブ・チョッパーのシナリオ】

大海原を行くサウザンドサニー号。
事も無げに平穏な時が流れる中、突然の疾病でナミが倒れる。


ルフィーらは、急いで舵を取って、医者を求めて陸地を目指した。
冬島に辿り着いた。住民たちが訝しく彼らを見るが、島の防衛を司るドルトンの案内で村へと踏み入れる。

しかし、この島に医者はいなかった。たった一人、“魔女”と呼ばれる者を除いて。
Dr.クレハ。腕は確かだが、少々変わり者の老婆。
ルフィーはナミを背負って、彼女が棲む山頂の城郭“ドラム城”を目指した。
時同じくして……

幽閉されていたノコノコの実の能力者で兄のムッシュールを助け出し、島に帰ったワポルは、王政復古を目論み、ドラム城へと向かっていた。

嘗て、この村で医療に従事していたが、ワポルに捕えられ“イッシー20”となった医者たちは、これから起こる危機を伝えるため、脱走した。
ムッシュールが持つ毒胞子の爆弾で島中に毒を蔓延させようというのだ。
ウソップ、ロビン、ドルトンは、医師に解毒剤を託されて、ドラム城へと急行する。


山頂に辿り着き、疲弊したルフィー、ナミ、サンジはDr.クレハに助けられる。
ルフィーたちは、そこで出会った青鼻のトナカイ“チョッパー”に興味を持つ。
彼は、ヒトヒトの実を食べ、話すことも人型になることも出来る能力を持つ。
「サンジ! オレ決めたぞ! アイツ、仲間にしよう」
海賊に興味を示すチョッパーだが、心には大きな傷があった。
生まれつき青鼻だったせいで、トナカイの群れから仲間はずれにされ、ヒトヒトの実を食べたことで群れから追い出された。


寂しかった彼は、人型になって、村を訪れたが、村人から化け物と恐れられ、銃で襲われる。


「オレは決して、おまえを撃たねえ!!」
そんな彼を一人のヤブ医者が救う。
Dr.ヒルルクは、彼にチョッパーという名を与え、我が子同然に接した。




「遠い西の国に重い病気を持った大泥棒がいた。不治の病ってヤツだ。死を宣告された男はある山である光景を見て立ち尽くした。山いっぱいの桜を見た。その三ヶ月後、医者にこう言われた。まるで健康体だよ……と。これは立派な医学だ!!」

「この世に治らない病気なんて無いのさ。この旗は不可能を物ともしない信念の象徴さ。この旗を掲げ、海賊のようにオレは戦い続ける」

「おめえはいつか海に出ろよ」


なのに突然、ヒルルクはチョッパーを追い出す。ヒルルクに巣食う病巣は確実に大きくなって、彼の体を蝕む。


チョッパーは彼の病気のことを知り、万病の薬になるキノコを求め、山に分け入る。

「生きてて…… ドクター。オレ、医者になりたいんだよ」
ヒルルクは、研究の成果とチョッパーをクレハに委ね、この島の危機を救うためにドラム城に赴く。
あまりに急ぎすぎるヒルルクを訝しく思ったクレハは、彼の研究室へ。

「そのキノコはね…… トナカイ。猛毒だよ。口にしたら半日も生きちゃいられない」
「そんなはずない…… ちゃんと調べたもん。だって、このキノコの横にちゃんとドクロが描いてあったんだ!!」

「人はいつ死ぬと思う…… 人に忘れられた時さ」
「まったく…… 良い人生だった!!」
そして、ヒルルクの死後、チョッパーは、クレハに師事した。
ワポルが到着。




「おまえ…… この旗、撃った意味。わかってんだろうな?」
立ちはだかるルフィー。
ワポルを先に行かせ、ムッシュールがこれと対峙する。


ルフィーはムッシュールの毒攻撃を浴びるが、ロビンが持って来た解毒剤で……

復活!!

ワポルは、ムッシュールとキャノン砲と融合して、胞子爆弾を放とうとする。

チョッパーと


ルフィーの活躍でワポル一味は、遠く遠く彼方へと……

「おい、トナカイ。一緒に海賊やろう!!」
「無理だよ…… そんなの…… 化け物だし……」

「うるせぇ!! 行こぉ~~お!!」


「ごめん、ドクトリーヌ。オレ、世界を見たいんだ」

「ドクロの旗を掲げた者には不可能はない。もう一度、そう言ってよ…… ドクター」
城からの砲声。



「さあ、行っといで…… バカ…… 息子……」
【僕の泣きどころ】
今作は、ワンピースのパラレル解釈的な作品。
孤独だったトナカイと元大泥棒のヤブ医者…… やがて出会う海賊たちの物語。
チョッパーとヒルルクの交流には、終始涙、そして涙。
ヒルルクの意志を受け継いで、頑なに医学を突き詰めたチョッパー。
彼を後押しして、送り出したクレハのツンデレな優しさにも胸が熱くなりました。
泣かせる展開が要所要所に盛り込まれて、ストーリーのテンポも良かった。
お子さんと一緒でも楽しめる名作だと言い切っても差支えは薙いはず!
(追記、第32回日本アカデミー賞 優秀アニメーション作品賞。ムッシュールをみのもんたさんが務めていました。)


左)Portrait.Of.Pirates ワンピース
右)ONE PIECE (ワンピース) キャラクター目覚し時計 トニートニーチョッパー おしゃべり・人感センサー機能搭載 8RDA51RH06
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