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ヨルムンガンド コミック 全11巻完結セット (サンデーGXコミックス)ヨルムンガンド 5 イラスト集付ヨルムンガンド HCLIジップパーカー モス サイズ:XL
ヨルムンガンド コミック 全11巻完結セット (サンデーGXコミックス)
ヨルムンガンド 5 イラスト集付
ヨルムンガンド HCLIジップパーカー モス サイズ:XL





ヨルムンガンドの銃WS000008

世界で最も危険な女。ココ・ヘクマティアル。
凄腕の私兵を引き連れ、世界を股にかける若くして美しき武器商人。
世界中のスパイ、殺し屋が彼女の命を狙うが成功した試しはただの一度もない。
レームを始め、各分野のエキスパートに守られた彼女に怖いものは何もない。

武器を嫌う元少年兵ジョナサン・マル、通称ヨナ。
彼も巡り巡ってココと行動をともにすることになる。
武器を嫌いながら、武器から離れられないジレンマを抱えるヨナにココは言う。
「私に付き従え。私は武器商人。君にそいつとの付き合い方を教えてやる」

武器商人のシニカルな日常をコミカルに描いた異色アクション『ヨルムンガンド』に登場した銃器を紹介!
今回はヨナとココが使った銃をピックアップ!


KWC SIG SAUER SP 2022 エアーコッキングガンヨルムンガンドの銃WS000006
KWC SIG SAUER SP 2022 エアーコッキングガン

○シグザウエル SP2022/支給品の試射(2期2話)
 スイスのシグ社が、当時傘下にあったドイツのザウエル&ゾーンと共に、グロックに始まるポリマーフレームピストル市場に向けて1998年に開発した、シグザウエル・ブランド初のポリマーフレーム銃。
 最初に発表されたSP2340はアメリカ市場向けモデルで、バレルを交換することで.357SIG弾と.40S&W弾のいずれも使用できるところから、「2340」と名付けられた。ヨーロッパ市場向けモデルは「SP2009(小型版はSPC2009と呼ばれる)」とされ、もちろん9mmPara仕様である。
 独自規格ながらアンダーマウントレールを有し、工具なしでグリップを換装することも可能など独自の特色をもつが、P220系のAFPBやデコッキングレバーといった基本的な安全機構もきっちりと継承されている。
 同社のP226でネックだった価格の高さを克服することと、ポリマーフレームを使っているということで『P226の替わりに』という安易な選定をされないため、そして新機軸を押し出すため、それまでとは別物扱いのSPシリーズとしてカテゴリーされている。
 一見するとフルサイズのモデルのようにも見えるが、エルゴノミックデザイン(人間工学)をより意識して設計されており、実際にはP228のようなコンパクトモデルに近い存在である。
 
 2004年には、基本的な外見やシステムはそのままに、より汎用性の高いピカティニーレールを装備した「SP2022」が登場した。しかし、これ以降「SIGPRO」の名は使われなくなり、SP2340とSP2009の名もカタログから消え、SPシリーズはSP2022に一本化された。

タナカ FN ブローニング ハイパワー MkⅢ HW スターターセット(マルイ0.2g3200発入BB弾+マルイ400gガス+ターゲットシートセット)ヨルムンガンドの銃WS000000
タナカ FN ブローニング ハイパワー MkⅢ HW スターターセット(マルイ0.2g3200発入BB弾+マルイ400gガス+ターゲットシートセット)

○FN ハイパワーMkⅢ/ココに渡され、以後愛用(1期1話~) 
「ブローニング・ハイパワー」の名で知られる教科書的自動拳銃。天才銃工ジョン・ブローニングが晩年に設計し、その死後FALなどの設計で知られるFN社の技師デュードネ・ヨゼフ・サイーブらによって1934年に完成した。
 当時としては画期的なリンクレスのショートリコイルや、シングルアクション、グリップ内に収めるタイプのマガジンへのダブルカラムの採用など、近代オートマチックの基本要素が詰まった傑作で、後生の様々な銃に影響を与えている。
 一方、他のオートマチックではやや珍しいマガジンセイフティという安全装置も備えている。マガジンを抜いた状態ではトリガーがロックされる機構で、薬室内に弾丸が残っていた場合の不注意な暴発を防ぐことが出来る。しかし、トリガープルが重くなる上、装着されたマガジン前面にマガジンセイフティのスプリングのテンションがかかるため、マガジンキャッチを押してもマガジンがスムーズに落下しなかった。そのため、この機能は特殊部隊での運用時には外されていることが多かったらしい。本銃のほかでは、同社のファイブセブン、アメリカはS&Wのクラシックピストルシリーズがこの機構を持っている。
 初期の軍用モデルは「FN GP(Grande Puissance) M1935」の名で制式化され、その民間モデルが「FN HP(Hi-Power) M1935」の名で販売された。「M1935ミリタリーモデル(後年、キャプテンモデルに改称)」とも呼ばれるこのモデルは、照尺が可変のタンジェントサイトとリングタイプのハンマーを備え、着脱可能なストックがセットだった。


STAR FNC SHORTY / 電動ガンヨルムンガンドの銃WS000001
STAR FNC SHORTY / 電動ガン

○FN FNC/ココの配下になってから愛用する(1期1話~)
 1960年代、西側諸国の主力弾が5.56mm×45弾へと移り変わる中、FN社も5.56mm×45弾を採用した突撃銃を開発し始めた。そして開発された物がFALをベースに作成したCALであり、CALは西側諸国の制式突撃銃へのトライアルモデルに参加。しかし耐久性に問題がありトライアルには落選。そこでFN社は噴出した問題を解決した改良モデルを開発した。それが1977年に完成したFNC(Fabrique Nationale Carabine)である。
 FNCの機関部構造は、外観の割りにはかなりAKに似通ったもので、同社の旧モデルであるFALやCALとは異なり、ロングストローク・ガスピストンによるガスオペレーションとロータリーロックボルトを採用している。ボルトストップ機能が無く、マガジンの最終弾を撃ち尽くした後にリロードを行った際には、再度コッキングハンドルを引く必要がある点も同様である。とはいえ後発ということもあり、より高度な製造技術によって各部品は構成されている。
 フロントには2ポジションのガスバルブを備え、ライフルグレネード使用時にはガス作動をカットすることが出来る。また、フラッシュハイダー部はライフルグレネードのソケットを兼ね、旧来の歩兵銃のような擲弾用ソケットの着脱を不要としている。
 ストックは折り畳み式のスケルトンストックを標準とし、ソリッドな固定ストックのオプションは無い。グリップはツールコンテナになっており、サイト調整や通常分解用の工具とオイラーを内蔵する。
 コッキングハンドルの通る排莢口後部のクリアランスには、FNC独特のダストカバーが施されており、通常はスプリングによって閉鎖され、ハンドルを操作した時にだけ押し上げられる仕組みとなっている。これとよく似たダストカバーは、同社製のミニミ軽機関銃シリーズにも採用されている。
 フルサイズのライフルと、パラ(空挺)モデルとも呼ばれるカービンの2種があり、フルサイズモデルのみライフルグレネードが使用出来る。後期型ではトリガーガードが大型化された(上掲写真)。
 性能的には悪くないFNCだったが登場した時期が1970年代半ばと遅かった。既にM16などの完成された5.56mm×45弾を使用するライフルが出回っており、独自に国産化を目指す国も少なくなかった。国軍の制式銃として市場に割り込む隙はほとんど無く、多くは限定的な採用に留まり、制式主力ライフルとして採用しているのは、自国ベルギーを除けば、スウェーデンとインドネシアのみとなっている。ちなみに自衛隊の制式自動小銃を選定するトライアルに参加していたとか、最終的な候補として実は採用が決定していた等と当時のミリタリー系雑誌に掲載されるなど、色々と噂になった銃でもある(89式小銃とシルエットが酷似していたせいかもしれない)。なお、ベルギー陸軍がFALに替わる制式歩兵銃としてFNCを採用したのは89式と同じく1989年である。


LittleArmory LA010 AKMタイプヨルムンガンドの銃WS000002
LittleArmory LA010 AKMタイプ

○AKM/1期1話冒頭で所持
 1959年にAK47の後継として配備が始まった突撃銃。
 AK47と構造はほぼ同一だが、プレス技術の向上により、レシーバー部を削り出しから、初期のAK47でも採用していたプレス製ボディに変更したため、生産効率の向上と軽量化に成功している。またレートリデューサーを装備している為、操作性はAK47よりも良くなっている。その他、ショルダーストックやフォアエンド、ガスポートの形状変更など、細かい変更点は意外に多い。
 バージョン違いとして1960年にフォールディングストックを装備したAKMSが、1975年に特殊部隊・空挺部隊向けにカービンモデルのAKMSUが開発された。
 AKMとは、「Avtomat Kalashnikova Modernizirovanniy;Автомат Калашникова Модернизированный(改良型カラシニコフ式突撃銃)」の略であり、マズル先端が斜めに切断されているように見えるのが最大の特徴である。これは発射ガスを上方に吹き上げて銃口の跳ね上がりを抑える、コンペンセイターの役目を果たす。
 なお小さな変更だが、バヨネットの装着には、AK47では銃口部のギャップと銃身を利用して固定する設計だったが、このAKMから着剣用ラグが設けられた。また、AKM用のバヨネット(上の写真・右下に写っている物)は、サヤと組み合わせることでワイヤーカッターとして使うことができる。さらにグリップの部分が絶縁されているため、例えば通電された鉄条網などでも安全に切断することが可能。これがなかなかの優れもので、後にアメリカ軍でもほとんどそのままに取り入れられ、制式化された。


M1911 コルトガバメント CO2 フルメタルブローバックヨルムンガンドの銃WS000003
M1911 コルトガバメント CO2 フルメタルブローバック

○コルトガバメント/ココが予備としてヨナに渡す(1期1話)
 「大口径主義のアメリカ」の象徴とも云えるシングルアクション自動拳銃。
 最初期の米軍採用モデルの制式名称は「Automatic Pistol, Caliber .45, Model of 1911(自動拳銃 .45口径 1911年型)」。日本で最もよく知られる「コルトガバメント」の名称は、コルト社製の民間モデル「Colt Government Model(コルト社 政府モデル)」のことを差す。その他にも様々な愛称があるが、各種クローンもひっくるめた総称としては「1911(ナインティーン・イレブン)」が使われる。コルト純正のバリエーションとしてはフルサイズの5.1インチモデルの他、4.3インチモデルのコマンダー、3.5インチモデルのオフィサーズ、3インチモデルのディフェンダーがある。
 天才銃工と名高いジョン・ブローニングの設計が基本となっており、コルト社での改良によって、シンプルで信頼性が高く、バランスの取れた完成度の高い銃となった。ブローニングが発明したティルトバレルロックによるショートリコイルは多少形を変えながらも今もなお自動拳銃のスタンダードであり続け、ハンマーをコック状態にして掛ける「コック&ロック」が可能なサムセイフティは、熟練が必要ながら即応性と安全性を両立したメカニズムとして評価されている。また、近年では珍しくなったグリップセイフティや、今の目からすると最小限といえるくらい小ぶりな排莢口やトリガーガードなど、設計の古さを残しながらも、その外観は今もなお人気を集める。現代オートのお手本、源流である

VFC Umarex MP5K GBBR JPver. HK Lisenced ガスブローバック エアガン 日本仕様ヨルムンガンドの銃WS000004
VFC Umarex MP5K GBBR JPver. HK Lisenced ガスブローバック エアガン 日本仕様

○H&K MP5K/テロリスト撃退に使用(1期3話)
高性能で有名な短機関銃であるMP5の小型版。"K"は「Kurz(ドイツ語で「短い」の意)」の"K"。
 要人護衛で襲撃を受けた際、迅速に反撃を行い、その場を離脱する為のカウンターパンチ・ウエポンとして開発された。小型化に伴い発射速度もMP5より上昇している。他のフルサイズ短機関銃に劣らぬ命中精度を持ちながら取り回しも容易なので、要人警護に限らずあらゆる目的で使用されている。
 
 固定用の折り畳みストックを追加したPDW型はH&K-USA支社が開発した物で、後に本家ドイツでもUMPタイプのストックに換装した物が製造されるようになり、SWATなどの特殊部隊がよく使用している(ちなみにMP7の旧称も『PDW』だが、本銃とは何ら関係はない)。
 また、そのコンシールド性と信頼性から、要人警護用としてアタッシェケースに収まるように改造され、その状態で発砲もできる『コッファー』が存在する。ローラーロッキングシステムによる反動の軽さにケース自体の重みも相まって制御も容易だが、肘と手首だけで照準を定めなければならないのでMP5の持ち味である本来の命中率は発揮できない。その上アタッシェケースに入れるというコンセプト上、狙いをつけることが不可能な為(レーザーサイトは可能だが)、曳光弾(トレーサー)を使って射撃をする。


高性能1/1スケール アサルトライフル 電動ガン AK47バージョン M900Aエアガンヨルムンガンドの銃WS000005
高性能1/1スケール アサルトライフル 電動ガン AK47バージョン M900Aエアガン

○AK‐47/兵士時代の武装(1期5話)
 アメリカのM16やドイツのG3と並び称される戦後の三大歩兵銃のひとつ。制式名称を"7.62mm Автомат Калашникова(7.62mmカラシニコフ自動小銃)" といい、のちに登場した派生型と区別するため、AK-47と呼ばれるようになった。それら派生型も含め、設計者の名前のままに“カラシニコフ”、または"AK"とも総じて呼ばれることもある。
 1941年、当時戦車兵だったミハイル・カラシニコフ軍曹は 大祖国戦争のさなか、ドイツ兵が使うMP40などの個人用機関銃の威力に衝撃を受けた。その後、負傷し後方部隊に配属されたカラシニコフ軍曹は銃工へと転身し、手始めに短機関銃を開発。その短機関銃は制式化こそ果たせなかったが、手応えを掴んだカラシニコフは戦後まもなく新型主力自動小銃の開発プロジェクトに加えられ、MP44やウィンチェスター M1などを参考に自国に適した突撃銃を開発。トライアルを経て幾度もの設計変更を重ねた末、1949年にソ連の制式突撃銃の座を射止めた。AK-47の誕生である。
 AK-47は後発のM16と比べ、大口径ゆえにフルオート射撃での安定性が悪く、パーツ間のクリアランスが大きいためセミオート射撃でも集弾性能は今ひとつだった。しかし構造がシンプルで、クリアランスが大きい故に少々の塵芥の侵入にも耐え、どんな悪環境でも動き、弾詰まりが起き辛い。「水田の泥水の中に隠しても、いざ取り出したときは問題なく作動した」、「炎天下の砂漠で900発の連続射撃に耐えた」など、AK-47の強靱さを語るエピソードには事欠かない。
 操作も単純で簡単に憶えられ訓練時間も少なく済むため、ベトナム戦争では多数の民兵がこのAK-47を使用した。こと“ベトコン”と呼ばれ、完全な民間人に扮装し、虚を突いた奇襲戦法をとる民兵組織は、アメリカ兵を散々なまでに苦しめた。あげくは、当時まだ信頼性の低かったM16の代わりに、敵から鹵獲したAK-47を持ち歩くアメリカ兵まで現れる始末。冗談のようなエピソードだが、現在に至るもAKを所持したアメリカ兵は時折見られ、それだけ本銃が優秀である証とも言える。
 最新のモデルに比べれば、さすがに見劣りする点もあるが、総合性能では未だトップクラスの突撃銃である。現在、ロシア軍の制式突撃銃は、後継のAKMやAK74に更新されているが、旧共産圏の国々では未だ相当数の47が制式ライフルとして使用されている。

A&K MASADA DE 【A&KMASADADE】ヨルムンガンドの銃WS000009
A&K MASADA DE 【A&KMASADADE】

○マグプルマサダ/ココの私兵の新装備として支給された(2期2話~)
 “Magpul(マグプル)”は、弾倉につけるゴム製ストラップで、その名のとおり、ポーチから弾倉を素早く引き抜くための優れたアクセサリーとして、その名が知られていた。これを開発したその名も「マグプル」社は、その後も外観と機能性とに優れた(主にポリマー素材の)小火器用アクセサリーを次々と発売し、いずれも好評を博していた。
 そんなマグプル社が2007年、とうとう銃火器そのもの――それもSCARやXM8に並ぶ次世代ライフル――を開発してしまった。それが「Masada(マサダ)」である。名称はイスラエルにある、かつて難攻不落の要塞があった山の名前からとられたという。
 マグプル社社長いわく「軍に頼まれたわけでもなく、ただ理想のライフルを造ろうと思い造っただけ」だとか。そのプロトタイプは、開発開始から完成までわずか4ヶ月しかかからなかったらしい。
 基本的な設計は、既存のライフルのいいとこどりとなっている。機関部はAR18のガスオペレーションメカニズムを採用し、ボルト部はAR15/M16のそれそのものである。セレクター操作はドイツのG3系を踏襲したものだが、トリガーユニットはこれまたAR15/M16そのままであり、ボルトと並んでサードパーティーのAR15系パーツが組み込み可能である。金属製アッパーレシーバーと軽量なポリマー製ロワーレシーバーの組み合わせはベルギーのSCARに倣ったものといわれている。
 コンセプトは「Adaptive combat weapon system」。つまり変貌できる戦闘銃であり、古くはストーナーが挑戦し、近年ではSCARやXM8などが実現した最新の歩兵銃トレンドである。マサダではストック、ハンドガードはもちろん、バレルまでも工具なしで、素早い交換が可能となっており、AK用の7.62mm x39弾や6.8mmSPCに対応するマルチキャリバー性を持たせ、使用状況に応じたオプションが選択できるという。
 オプションはマグプル社らしい、様々なものがデザインされている。バレルは、CQBモデルの10.5インチから、スナイパー向けの20インチまで用意され、ハンドガードは、長さやレールの有無などが異なるポリマー製とアルミ製のものが各種。ストックも固定タイプ、スナイパー向けのアジャスタブルタイプ、カービン向けの伸縮折畳みが可能なものの3種が用意されている。また、各所にピカティニーレールが装備され、各種拡張デバイスにも対応できる。
 各種レバー類はアンビデクストラスとされ、構えを左右スイッチしても、不都合なく操作可能となっている。プロトタイプではコッキングレバーが機関部に配されていたが、製品版ではフォアエンド上部に移設された。
 マガジンは各口径の既存のマガジンも使えるほか、マグプル独自のマガジンも開発されており、マサダと同時に発表されたこれらマガジンは、"P-MAG"の名称でAR15/M16用のアクセサリーとして販売され、現在は官民で広く使用されるベストセラーとなっている。



東京マルイ シグザウエルP226レイル スターターセット(マルイ0.2g3200発入BB弾+マルイ400gガス+ターゲットシートセット)ヨルムンガンドの銃WS000007
東京マルイ シグザウエルP226レイル スターターセット(マルイ0.2g3200発入BB弾+マルイ400gガス+ターゲットシートセット)

○シグザウエルP226/キャスパーの配下時の装備(2期12話)
 P210の後継として開発したP220が好評だったため、1980年にその改良型として、開発された自動拳銃。P22xシリーズの中核をなすフラッグシップモデルである。
 P220と外見的に大きな差異は見られないが、弾倉をダブルカラム化して装弾数を増加させるなど細部の修正が行われている。また長時間、水や泥の中に浸けた後でも確実に作動するほど堅牢であり、耐久性は非常に高い。
 
 1980年代に行われた米軍のM1911に次ぐ制式拳銃の選定では、提示価格の差でベレッタM92Fに敗北する(マニュアルセイフティを備えていない事が原因だったとも言われている)。しかしトライアルそのものには合格し、その高い性能が評価されたため、後に士官用や特殊部隊用として導入されることとなる。
 米海軍SEALがMk24及びMk25の名称で使用しているほか、本家本元であるドイツのGSG9、英国のSAS、スペインのGEO(国家警察特殊作戦グループ)などの軍や警察の特殊部隊にかなりの数が配備されている。NYPD(ニューヨーク市警察)にいたっては警官が支給される拳銃を選択する際、それまでのベレッタM92FSやグロック17以外の選択肢として、このP226を提示するようにもなった。
 また日本のSATでも採用されているようで、警察庁がマスコミ向けに公開したSATの訓練シーンでは、MP5からこの銃に瞬時に持ち替えて発砲する隊員の姿を確認することが出来る。ただ予算の関係上、数は決して多くはないようで、地方のSATは採用していないようだ。
 市場における販売価格は高めだが、官給品に満足しない一部のSWAT隊員や軍特殊部隊の隊員は、私費を投じてこの銃を購入することもあるらしい。

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↓『ヨルムンガンド』に本作登場のエアガン・モデルガンのカタログあります。



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ルツ&レームWS000007

レームブリック、通称レーム。元デルタフォース。
普段は呑気で親父くさい物腰だが、いざ戦闘となると長年の経験に裏打ちされた洞察力と戦闘スキルを発揮する。
狙撃を大の得意とするがその他の戦闘能力もココの私兵の中で群を抜いている。

ルツ。若きスナイパー。元警察官。対テロ部隊出身。
軽口を叩いて、調子のいいことばかり言ってる。
作戦時、何度も尻に銃弾を受けては、「呪われている」とぼやくが狙撃の腕は一流。
銃はシグR93やMP5など精度の高いものが好み。

今回はこの二人のチョイスをチェック!!

M700ポリス AIR エアーコッキングライフル(18歳以上エアーガン)ルツ&レームWS000000
M700ポリス AIR エアーコッキングライフル(18歳以上エアーガン)


レミントン M700/レーム愛用の狙撃銃(1期4話~)
 アメリカのレミントン社が開発した、狩猟用ボルトアクション式小銃の金字塔。
 1962年に登場した本銃は生産コスト、性能、耐久性のいずれも当時のライフルでは群を抜いており、今なお第一線で使われ続けている。全米のSWATの大半が本銃をベースとした狙撃銃を配備しており、アメリカ陸軍では1988年から『M24SWS』の制式名で、同国海兵隊では『M40』の制式名でベトナム戦争のころから本銃を制式狙撃銃として採用している。
 セミオートマチックライフルに比べて連射性こそ劣るが、銃弾一発が持つパワーロスが少ないために「ワンショット・ワンキル(一撃必殺)」を旨とするスナイパーに好まれている。

No19 ソーコムMK23 (10歳以上エアーHOPハンドガン)ルツ&レームWS000001
No19 ソーコムMK23 (10歳以上エアーHOPハンドガン)


H&K Mk23/レーム愛用の拳銃(1期1話~) 
 日本では「ソーコム ピストル」の愛称が有名な、特殊部隊向け大型自動拳銃。
 1989年、US SOCOM(米国軍特殊部隊司令部)はMk.22の後継となる次期採用銃として、装弾数が豊富でジャムが起きにくく、寒冷地や砂漠地でも正常に動き、海水に数時間浸した直後でも正常に稼動する、という贅沢な.45口径自動拳銃の開発を各社に依頼した。「OHWS(Offensive Handgun Weapon System)プログラム」と名付けられた無茶苦茶なその要求仕様は、軍隊ではサイドアーム扱いの拳銃を、メインアーム並に使えるタフで強力な「オフェンシブ・ハンドガン」とするために求められたものだった。ドイツのH&K社は、当時開発中だったUSPをベースに様々な改良を加えてその要求に応えた銃を作成。トライアルでコルト社が用意した二つの候補銃を押しのけ、1995年にMk.23 Mod.0として制式採用された。
 Mk.23は元となったUSP同様のレバー式のマガジンリリースを備え、セイフティレバーと共にアンビデクストラウス。フレーム左サイドには、USPではセイフティレバーと兼用だったデコッキングレバーが追加された。堅牢なボディと高い命中精度を有し、特殊部隊の様々な任務に耐えうるようにと減音器やレーザーサイト等が無加工で装着可能である。

No2 H&K MP5A5 (10歳以上電動ガン ボーイズ)ルツ&レームWS000002
No2 H&K MP5A5 (10歳以上電動ガン ボーイズ)


H&K MP5/ココの私兵の標準装備(レームが持つのは1期1話のみ)
 H&K社が1960年代に発表した短機関銃。同社製G3(HK31)のローラーロッキングシステムをそのままに、短機関銃化したものである。ベースとなったG3同様のクローズドボルトの発火方式であるため、当時一般的だった短距離の瞬発的な面制圧を目的としたオープンボルト式の短機関銃とは一線を画す、目標に『当てる』事ができる命中精度を有する。
 しかし、それまでの短機関銃に比べ、部品点数が多く構造も複雑であるために高価で整備性や信頼性に不安があり、発売当初のH&K社は大口の取引先となるドイツ軍への納入を断念。それに替わる納入先として西ドイツ警察や国境警備隊に配備され、その他にも極少数が輸出されていたに過ぎなかった。 
永らく日の当らぬ存在であったが、1977年のルフトハンザ機ハイジャック事件において、MP5を装備したドイツのGSG9が事件を解決したことで一躍有名になり、続く1980年のイラン大使館占拠事件でこのMP5を装備するイギリスSASの映像が世界に公開され、その地位を不動の物とした。
 現在は世界各国の軍・警察で採用され、SWATや対テロ部隊では標準的な突入用火器として使用されている。日本でも90年代の終わり頃、海保の特殊部隊であるSSTがA5を、2002年のFIFAワールドカップの日韓同時開催に伴う警備強化を機に、警察庁がMP5E2(MP5F)をベースにした独自モデル(フラッシュハイダーを装備し、強装弾に対応。俗称 MP5J)を導入している。現在のH&K社では、受注規模の大小に関わらず、新規のオーダーに関しては従来の基本仕様であったA5ではなく、MP5E2型を勧める傾向が強い模様だ
 なお、派手さを求めがちなハリウッド映画ではフルオート射撃ばかりが使われるが、本来は正確なセミオートやバースト射撃を旨とする“簡易狙撃銃”であり、フルオートは使われないことが多い。特にSWATなどのような警察特殊部隊では誤射や跳弾による周辺被害を嫌うのでセミオートが基本である。

東京マルイ コマンドM733 マスターフルセットルツ&レームWS000003
東京マルイ コマンドM733 マスターフルセット


コルト M733/現役軍人だった頃から使用(1期2話~)
 1985年に、アラブ首長国連邦(UAE)からの発注によって作られたM16A2のカービンモデル。このことから、俗に「アブダビ・カービン」とも呼ばれている。M727は、コルト社のモデルナンバーである。80年代を代表する特殊部隊向け突撃銃なのだが、XM177とM4の間に挟まれた悲しさか知名度はいまいち低い。
 本銃は外観上アッパーレシーバーがM16A2のものとなっている他は、後のM4カービンとほぼ同じ仕様となっている。バレル長も14.5インチで、バレル固定式のM203グレネードランチャーの取り付け用にバレルの一部を「ステップカット(段付き)」している点も同様だ。この仕様はUAEからのオーダーによるものだが、もともとM203はA1のバレルに固定するよう設計されていたため、ロック部分のみをA2タイプの太いバレルからA1タイプへとダウンサイジングしたものだ。
 当時米軍はM4の原型となるXM4(M720)をテスト中であり、本銃も併せて購入していることから、後のM4カービンへかなりのフィードバックがあったことは想像に難くない。
 
 M727は現在も生産されており、アメリカの公的機関の特殊部隊に配備されている。また、中東地域に展開するアメリカ空軍で、基地の保安警備要員向けとして少数の部隊調達品が運用されている。
 M733は、727よりさらに短い11.5インチのバレルを備えたモデルで、コルト社によるペットネームをXM177と同じ「コマンドー」という。
 スペアパーツから組まれた製品も少なくなく、A1やA2、さらにはその過渡期にあたる、A1のリアサイトとA2のケースデフレクターを有したものなど、様々なタイプのレシーバーを備えたM733モデルが存在する。





KA Blaser R93 LRS1 Ultra Grade 【KAAG74】ルツ&レームWS000004
KA Blaser R93 LRS1 Ultra Grade 【KAAG74】


シグ ブレーザーR93/ルツ愛用の狙撃銃(1期1話~)
ドイツのブレーザー社が1993年に開発した、狩猟用の直動式(ストレート プル)ボルトアクションライフル。
 直動式ボルトアクションは、ボルトハンドルを手前に引くだけで次弾の装填ができるというもの。動作に掛かる時間の短縮に加え、スコープから目を離す必要がなく射撃精度も上がる。速射性はセミオートに近く、連射時の精度は通常のボルトアクション以上と良い所取りの銃だったが、過去世に出た直動式ライフルと同じくあまり目立つことはなかった。
 ところが1997年、ブレーザー社はスイスのシグ社の傘下に入ったことをきっかけに、同じ傘下のヘンメリー社と狙撃用のR93を共同開発することとなる。それまで採用していた狩猟用の木製ストックではなく、アルミ合金のシャーシに、フォアエンドやバットストックを取り付けるというモジュール構造を採用。
 テストとして一年半の間、この新しいR93を使わせた射撃チームが各種競技会で上位を独占。これを受けたシグ社はそれまでのSSG-3000に代わる狙撃銃として、R93の製造を開始する。
 競技スポーツ用としてLRS(Long Range Sporter)モデル、公的機関用としてフラッシュハイダーやバイポッドを装備したタクティカルモデルがあり、現在はそれぞれ改良型のLRS2、タクティカル2へと移行している。タクティカル2は、フランス国家警察特別介入部隊(RAID)やオーストラリアの豪特殊作戦任務部隊(SOTG)などで運用されている。
 なお、このR93のもうひとつの特徴としてクイックバレルチェンジシステムがある。バレルとボルトヘッドの簡単な交換で様々な弾薬を使い分けることができ、LRSなら5種類、スタンダードモデルなら16種類の弾薬を使用可能となる。



No13 H&K USP (18歳以上電動ハンドガン)ルツ&レームWS000005
No13 H&K USP (18歳以上電動ハンドガン)


H&K USP/ルツ愛用の拳銃(1期2話~)
 USP(Universal Selfloading Pistol:汎用自動拳銃)は、H&K社が革新的機構にばかり目を向けて失敗した反省を活かし、自動拳銃の標準モデルを目指して1993年に開発した自動拳銃である。
 USPは、1911系をはじめとする大口径モデルの好まれるアメリカ市場をかなり意識した設計となっており、以前のP7などでは強度上の問題で限界のあった.45ACP弾にも、大型化することで対応している。各種レバー類もM1911系に倣った配置と操作方法にデザインされ、コック&ロックを可能としている。
 また、ポリマーフレームを採用することで過冷却や過熱による使用者へのダメージを防ぎ、分厚い手袋をしていても扱いが容易なよう、グリップには深く彫られたチェッカリング(滑り止め)が施されている。フレーム前方には各種アタッチメントを取り付けるためのマウントレールが設けられた。レールの規格こそ互換性に乏しいH&K独自のものながら、USPはフレームにレールを有する自動拳銃のパイオニア的な存在と言えるだろう。
 作動機構は、オーソドックスなブローニングタイプのショートリコイルで、先行のグロックなどと同様の、チャンバーブロックを排莢口に噛み合わせて閉鎖する仕組みとされた。一方で、他社のグロック追随型のポリマーフレームピストルとは異なり、トリガーはシングルアクション兼用のコンベンショナル・ダブルアクションとされた。そして、汎用性(Universal)を謳うだけあって、コントロールレバーの操作仕様等が異なる10種類近いメカニズムバリエーションが用意され、使用者が好みや用途に応じて選択できるようになっている。


SRC XR8-2 電動ガン GG ルツ&レームWS000006
SRC XM8-2 M1913 RAIL w/Quick Release Scope GG SRCAEG0621GG

H&K XM8/貨物船で移動中に試射(1期5話)
 2002年、XM29(OICW)の遅々として進まない開発に痺れを切らしたアメリカのピカティニー造兵廠が「まずは小火器だけでも」と、XM29の小銃部分のみを抜き出し再構成させた、モジュール式の突撃銃である。
 
 機関部はベースとなったH&KG36そのままに、ストック、銃身、フレーム等をモジュール化。数本の固定用ピンだけでユニットを脱着可能とする事により、用途に応じて容易且つ迅速に、兵装の組み替えを可能にした。これは、開発段階からカービン型(BASELINE CARBINE)、PDW型(COMPACT CARBINE)、軽機関銃型(AUTOMATIC RIFLE)、狙撃銃型(SHARPSHOOTER VARIANT)などの派生型や、擲弾発射器などのアドオン型兵装の装着を前提とした、汎用性の高い設計によるものである。また、5.56mm NATO弾と7.62mm NATO弾の中間的パワーと扱いやすさを持つ、6.8mm口径の新型弾薬を運用出来るモデルも開発されている。
 アクセサリーの装着には、現在のスタンダードであるピカティニーレールではなく、“PCAP(ピカティニー・コンバット・アタッチメント・ポイント)”という新しいマウントシステムが採用されている。フォアエンドの両サイドに並んだ楕円形の穴がそれである。PCAPは、ピカティニーレール規格のアクセサリーとの互換性はないものの、より高精度な着脱が可能であるという。 
 照準装置は、光学サイトを標準で備え、最終プロトではインサイトテクノロジー社製のISM(Integrated Sighting Module)を備えていた。アイアンサイトはバックアップとして設けられており、キャリングハンドルとフォアエンドに折り畳み式のものを内蔵する。


※関連カテゴリー
ヨルムンガンドに登場した銃火器
↓『ヨルムンガンド』に本作登場のエアガン・モデルガンのカタログあります。



ヨルムンガンド もふもふミニタオル バルメ柄 mofmt_yg03ヨルムンガンド HCLI ミリタリーマグカップヨルムンガンド(1) (サンデーGXコミックス)
ヨルムンガンド もふもふミニタオル バルメ柄 mofmt_yg03
ヨルムンガンド HCLI ミリタリーマグカップ
ヨルムンガンド(1) (サンデーGXコミックス)





ソフィア・ヴェルマー。通称バルメ。常にココの側近くで目を光らせる元フィンランドの少佐。
立体視不能な隻眼ながら、卓越した経験とセンスでナイフを使った接近戦も難なくこなす屈強な女兵士。
ココの私兵の中でも最もココに忠実な部下でもある。
仲間から“アネゴ”と慕われながらも、ココを傷つけようとする者、疑念を抱く者には容赦がない。
また、ナイフ格闘には特別な思い入れがあり、敵味方問わずに口やかましくなる。

ウゴ。元イタリアンマフィアでココの専属運転手兼ボディーガード。大柄。
その巨体は伊達ではなく、同じ体型の男を壁ごと押し倒す程の腕力を持つ。
絶妙なドライビングセンスを持ち、何度もココを窮地から守っている。
車を愛し、愛しすぎるゆえ、失って落ち込むこともある。
豪腕を活かし大口径拳銃を片手で使いこなす場面も儘ある。

今回はバルメとウゴが使用した銃火器を紹介します。



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No10 グロック17 (10歳以上エアーHOPハンドガン)

○グロック17(3話~ バルメの愛用拳銃)
1980年当時、銃器業界へは新規参入だったオーストリアのグロック社が開発した自動拳銃。グロックシリーズの中核を成すフルサイズモデルである。いまや空前のベストセラーピストルであり、民間のみならず公的機関でも幅広く使用されている。
 グロック社は以前から軍用プラスチック製品会社としてオーストリア軍とも繋がりが深く、現場の声を聞く機会が多かった。その経験を活かし、当時としては革新的だったポリマーフレームの本銃を開発し、オーストリア軍の制式拳銃トライアルで「Pi80」の名前で次期制式拳銃として採用された。
 「グロック17」は、Pi80のコマーシャルモデルとして、1982年にヨーロッパで発売されて以来の名称である。
 グロックは従来のマニュアルセイフティやハンマーが無く、スライドを引く以外には、発砲にあたって操作するのはトリガーだけとなっている。強いてあげれば、トリガーシューから僅かに覗いているトリガーセイフティのレバーがあるが、トリガーに指を掛けるだけでセイフティが外れるため、意識して操作する従来の安全装置とは異なる。
 このトリガーセイフティを含む「セイフアクション」と呼ばれる、3つの安全装置と、スライドを引く操作でストライカーを60%ほどあらかじめコックするという変則ダブルアクションオンリーのトリガーからなる機構により、シングルアクション並みの軽いトリガープルのダブルアクションと、極めつけにシンプルな操作と安全性を兼ね備えた優れものとした。
 発売当初は玩具的なデザインで敬遠されたり、メディアによる「プラスチック製なので空港検査で引っ掛からない」などといったデマが飛び交ったこともあったが、銃そのものの優秀さが認知されるようになると、各国の公的機関の制式拳銃をグロックが席巻した。
 現在ではグロックシリーズは、アメリカ国内だけで警察関係を中心に約4,000機関が採用し、約50カ国の軍で制式採用されている。日本でも海上保安庁のSSTがサイドアームとして使用しているという。
 グロック17の登場以降、拳銃のトレンドも一変した。90年代以降、他社も一斉にポリマーフレームの銃を開発するようになった。スペック的にはグロックシリーズを超えるものも出始めているが、20年以上の実績を誇るグロックの牙城は、当面崩れそうもない。
 2007年には米国内で発効されたグロックのパテントが失効したことから、「スタームルガー SR9」のようなグロックの設計をそのまま流用した他社製自動拳銃も登場している。
 ちなみに、グロック社初の銃なのに何故モデル番号が「17」なのかは今でも謎に包まれており、当時としては多い装弾数17発からだとか、この銃で獲得したパテントが17件だからなど、様々な憶測が飛び交っている。


A&K M249 FN Minimi (ミニミ) Mk-2 AEGbarumeugoWS000001.jpg
A&K M249 FN Minimi (ミニミ) Mk-2 AEG

○FN ミニミ(#10 バルメが使用)
FN社が1970年代に開発した軽機関銃。ミニミとは、ミニ・ミトライユーズ(mini-mitrailleuse:《仏》小型機関銃)の略である。
 他の軽機関銃と比べて非常に軽量であり、給弾方法も通常のベルトリンク方式の他にもM16の弾倉も使用可能な様、考慮されている。アメリカ軍のM60に代わる次期制式分隊支援火器として1970年代後半から1980年前半にかけて行われたトライアルに参加。多数の候補を抑え、1982年にM249の名前で制式採用の座を射止めた。その後は軍事大国アメリカの制式銃として採用された評判から注目を浴び、多数の国がアメリカに倣い制式火器として採用している。
 基本の口径はNATO標準の5.56mm×45弾だが、2006年にはより長射程で高威力の7.62mm×51弾を使用するものも登場した。これは一足先にアメリカ海軍特殊部隊SEALにMk48の名称で採用されたものと類似した仕様だが、実はミニミ開発当初から7.62mm×51仕様はテスト済みで、改良はそれほど難しいものではなかったらしい。
 陸上自衛隊も、主力火器を7.62mm×51弾を使う64式小銃から5.56mm×45弾を使用する89式小銃への武装更新に伴い、それまで制式軽機関銃だった62式機関銃に代わってミニミを採用している。上掲の画像も自衛隊仕様だが、実際にはアメリカ軍のM249と同様のヒートカバーが追加されている。一挺あたりの価格は240万円と非常に高額である。
 しかし日本でライセンス生産されたミニミは、部品の精度が低い物が多いという噂も存在した。残念ながらこれは事実であったようで、2013年には住友重機による納入時の不正が発覚。12.7mm重機関銃、74式車載機関銃と共に、納入された製品の中には基準値を満たさないものが存在している事が明らかとなった。
 余談だが、陸上自衛隊に於いては、89式小銃よりも射程が長い為、照準眼鏡(スナイパースコープ)を装着して長距離の精密射撃を行うこともある模様だ。自衛隊では62式機関銃の頃から(旧軍時代からもその傾向はあったのだが)、機関銃によるブルズアイ射撃(遠距離精密射撃)を重視しており、ミニミによるそれもその延長線上と言える。そうした背景もあって、ミニミ導入当時、「62式の方が命中精度が高い」との批判もあったらしい。口径も設計思想も異なるミニミには酷な話だが、より小口径な火器を代替としてあてがわれた側にとっては、致し方のない言葉かもしれない。


Jing Gong ステアー AUG ミリタリー 電動ガンbarumeugoWS000002.jpg
Jing Gong ステアー AUG ミリタリー 電動ガン

○ステアーAUG(#6 バルメが使用)
オーストリアのステアー社が開発したブルパップ式突撃銃。AUG(アウグ、オウグ)はドイツ語で「Armee Universal Gewehr:陸軍汎用小銃」の略。
 人間工学を考慮したユニークなデザインからは想像できないほど良好な命中精度を誇り、ブルパップ式で取り回しも良く、全長に反するバレル長を確保できている。さらにフレームにプラスチックを採用したため軽量であり、フレームと一体化したスコープマウントは、他の銃にありがちな脆弱さが無く固定が容易である。マガジンも同様にプラスチック製で、かつ半透明の成型としたため、レシーバーに装填したまま外から残弾確認が可能となっている。
 ユニット化された各部品は分解し易く整備面において優れている上、容易かつ迅速に交換する事が可能。また、組換えによって異なる種別の銃火器として使用することもできる。バレルとボルト機構を9mmパラベラム弾用に交換すれば短機関銃に、621mm長のヘビーバレルとバイポッドを取り付ければ、分隊支援火器である「HBAR」となる。また、フォアグリップを取り外せばM203擲弾発射器の装着も可能となる。同様に部品の組み換えで排莢口を左右に変更でき、左利きの射手にも対応できるようにしている。ただし、コッキングハンドルは左側固定で変更することはできない。
 他にも特徴的な構造として、コッキングハンドルがボルトキャリアと独立しており、射撃中、ハンドルは前進位置のまま、動くことがない。そのため、全弾撃ちつくすとボルトは後退位置で停止するのだが、マガジンを交換して再度ボルトを前進させるには、ハンドルを引きなおす必要がある。
 こういった構造のため、ハンドルの後部に小さなボルトフォワードアシストノブが付属している。このノブを押し込んでいる間はハンドルとボルトキャリアがしっかりと連結されるようになっており、閉鎖不良の際にはこれを使って、強引にボルトを前進させて対処することになる。
 難点はセミ/フルの切り替えで、一般的なセレクターが無く、トリガーの絞り具合で変化する(軽く引けばセミ、深く引けばフル)。使う兵士の心理状態を考慮した設計なのだろうが、他の銃と勝手が違うので、転換訓練には多少の「馴れ」が必要となる。
 1970年代にオーストリア国防軍のStg58に替わる後継銃トライアルに参加し、M16A1などの強豪を抑え、Stg77の名前で制式採用の座を射止めた。その他、英国連邦の一員であるオーストラリア地上軍(採用名:F88)や、GIS(イタリア軍警察対テロ特殊部隊)に制式採用されており、ブルパップ式突撃銃の中でもかなりの成功作と云える。
 現行型のA2型は、従来のA1型に標準装備されていた1.5倍の固定スコープから、MIL-STD-1913に準じたスコープマウント(ピカティニーレール)となっている。なお他にもレールシステムを搭載したA3型が登場している。




No2 H&K MP5A5 (10歳以上電動ガン ボーイズ)barumeugoWS000003.jpg
No2 H&K MP5A5 (10歳以上電動ガン ボーイズ)

○H&K MP5(#4 バルメが使用 #2 ウゴが使用)
 H&K社が1960年代に発表した短機関銃。同社製G3(HK31)のローラーロッキングシステムをそのままに、短機関銃化したものである。ベースとなったG3同様のクローズドボルトの発火方式であるため、当時一般的だった短距離の瞬発的な面制圧を目的としたオープンボルト式の短機関銃とは一線を画す、目標に『当てる』事ができる命中精度を有する。
 しかし、それまでの短機関銃に比べ、部品点数が多く構造も複雑であるために高価で整備性や信頼性に不安があり、発売当初のH&K社は大口の取引先となるドイツ軍への納入を断念。それに替わる納入先として西ドイツ警察や国境警備隊に配備され、その他にも極少数が輸出されていたに過ぎなかった。
 永らく日の当らぬ存在であったが、1977年のルフトハンザ機ハイジャック事件において、MP5を装備したドイツのGSG9が事件を解決したことで一躍有名になり、続く1980年のイラン大使館占拠事件でこのMP5を装備するイギリスSASの映像が世界に公開され、その地位を不動の物とした。
 現在は世界各国の軍・警察で採用され、SWATや対テロ部隊では標準的な突入用火器として使用されている。日本でも90年代の終わり頃、海保の特殊部隊であるSSTがA5を、2002年のFIFAワールドカップの日韓同時開催に伴う警備強化を機に、警察庁がMP5E2(MP5F)をベースにした独自モデル(フラッシュハイダーを装備し、強装弾に対応。俗称 MP5J)を導入している。現在のH&K社では、受注規模の大小に関わらず、新規のオーダーに関しては従来の基本仕様であったA5ではなく、MP5E2型を勧める傾向が強い模様だ。
 しかし近年では犯罪者がボディアーマーを着込むなど、拳銃弾では威力不足なケースが現れたため、完全な室内戦やCQB以外ではM4などのライフル弾を使うカービン/アサルトカービンが普及しつつある。
 軍用としては、高性能とはいえ、高価なうえにあくまで低威力な短機関銃でしかないため、後方部隊の護身用火器としても、採用例は決して多くない。ただ、G3とメンテナンスや生産ラインを共用できるため、ノルウェーやイラン、トルコ、パキスタンなどのG3採用国の一部では、一般兵向けにも支給されている。トルコやイラン、パキスタンなどでライセンス生産されている製品は独自に輸出もされており、安価なこともあって映画のプロップガンなどで使われることもある。
 なお、派手さを求めがちなハリウッド映画ではフルオート射撃ばかりが使われるが、本来は正確なセミオートやバースト射撃を旨とする近距離での精密射撃をする銃であり、フルオートは使われないことが多い。特にSWATなどのような警察特殊部隊では誤射や跳弾による周辺被害を嫌うのでセミオートが基本である。



RPG-7 ペーパークラフト ロケット ランチャー リアルな迫力! 原寸大 1:1スケール 練習用ペーパークラフト付き [ホワイトキャッスルオリジナル]barumeugoWS000004.jpg
RPG-7 ペーパークラフト ロケット ランチャー リアルな迫力! 原寸大 1:1スケール 練習用ペーパークラフト付き [ホワイトキャッスルオリジナル]

○USSR RPG7(#6 ウゴが使用)
ソビエトが1960年代に開発した個人携帯可能な肩付け式対戦車/軽装甲火器。第二次大戦中使用されたドイツのパンツァーファウスト250のソビエト版「RPG2」に改良を施し、命中率と射程の向上を図った物。
 なおRPGとはロシア語の「Ручной Противотанковый Гранатомёт」の英語綴り「Ruchnoy Protivotankovyi Granatomet」の頭文字で、携帯式対戦車榴弾発射器の意。「Rocket Propelled Grenade(ロケット推進式榴弾)」の略称とされることもあるが、こちらは誤り。なまじ意味が通るゆえ、広く後者の語で紹介されている。
 弾頭と発射器の2つで構成されている点と、発射炎を後方に逃がすことで、射手への反動衝撃を低減している点はパンツァーファウストと同様である。しかし固定サイトのほか専用の光学サイトも用意されており、発射器も使い捨てではなく、再度弾頭を装着する事で何度も発射可能。弾頭も目的に応じてHE弾(榴弾)やHEAT弾(対戦車成形炸薬弾)などが用意されている。HEAT弾は、命中すれば300mm程の装甲を貫く威力を持つ。
 発射の際は、引き金を引くことでまず弾頭尾の発射用火薬に点火し発射。弾頭は発射後10mほど慣性飛行した後、安定翼を開くと共に今度は推進用のロケットモーターに点火、目標に向けて再加速していく二段式である。これはロケット弾の噴射を射手に浴びせないための仕組みで、過去にドイツがパンツァーシュレックで採用した噴射ガス避けの防盾に比べ、携行性を犠牲にしない優れた設計であった。
 無誘導なので命中精度はさほど高くなく、一般的な必中距離は80m程度とされるが、熟練した兵士であれば、150mから最大で300m先の目標にも命中させられるという。直撃を狙う以外にも、時限信管を短時間で作動するようセットし、爆発によって広範囲へのダメージを与える使い方も可能である。
 命中率が低いとはいえ、兵員輸送中のヘリにとっては、低強度紛争における最大脅威のひとつであり、映画『ブラックホーク・ダウン』でも描かれたソマリア・モガディシュの戦闘において、アメリカ軍のMH-60ブラックホークを撃墜したのも、このRPG-7であった。2001年からのアフガニスタン紛争中にも、アナコンダ作戦において、特殊部隊員を載せたチヌークが、着陸降下中にRPG-7による直撃を受け、2機が撃墜されている。
 一方で、構造上、発砲時の後方噴射(バックブラスト)が激しく、しかも目立つため、扱いには注意が必要である。味方が噴射を被らないよう、発砲の前には後方に人がいないことを確認し、かつ発砲後は速やかにその場から移動しなければならない。
 他のソビエト製兵器同様、構造が簡単かつ加工が非常に容易。そのうえ弾頭と発射器に分かれるので、かさばらず持ち運びにも便利である。そのくせ殆どの戦闘車両を撃破する威力を持つRPGは、国力の乏しい中小国家などでも大量に作られ、現在でも旧東側勢力やゲリラ勢力の主力対戦車火器として幅広く使用されている。
 装甲技術の向上によってRPGの戦車に対する優位性は低下したが、対軽装甲/対陣地兵器として今なお世界各地の紛争地で使用され続けている。
 様々な改良モデルも存在し、中でもD型は発射機を二つに分割できるようになっており、より携行性を高めている。現在ロシアで生産中のモデルは、有効射程を550~700mに延伸したV2型と、D型の改良モデルD3型である。
 弾頭も改良が続けられており、特にERA(爆発反応装甲)にも対応したタンデム弾頭を持つPG-7VRは、イラク戦争においてアメリカ軍のM1A1戦車の側面装甲を貫通した例を持つ。修理可能な程度の損傷だったが、携帯型対戦車兵器で、世界最強クラスの第3世代MBT(主力戦車)を一時行動不能に陥らせただけでも大変な「戦果」であり、今なおRPG-7が侮りがたい兵器であると見せつけた。





東京マルイ 電動ブローバック デザートイーグル.50AE ブラックモデル スターターセット(マルイ0.12gBB弾1000発+単4アルカリ電池4本)barumeugoWS000005.jpg
東京マルイ 電動ブローバック デザートイーグル.50AE ブラックモデル スターターセット(マルイ0.12gBB弾1000発+単4アルカリ電池4本)

○IMI デザートイーグル(#12 ウゴの愛用拳銃)
 アメリカのマグナムリサーチ社が設計した、世界有数の大口径自動拳銃。80年代後半から数多くの映画などに登場し、そのわかりやすい外観と強烈なキャラクター性から、今ではかなりの人気銃となっている。その迫力から「ハンドキャノン」と呼ばれることもしばしば。
 マグナムリサーチが最初に発表した.357マグナム弾モデルは「イーグル(またはイーグル357)」の名で知られ、面影こそあるもののスライド形状などが大きく異なっていた。1982年に発表されたこのモデルは、射撃特性こそ優れていたものの動作不良が多く、最終的にはマグナムリサーチと契約したイスラエルのIMIが改修を行って信頼性を向上させた。
 本銃が大きな成功を収め始めたのは1986年からである。この年に登場した.44マグナム弾モデルによって『.44マグナム弾が使用できる、作動が安定したマグナムピストル』として人気が出始めた。1991年には大口径の.50AE弾モデルが発表され、マグナムピストルとして確固たる位置を築いた。
 当初IMIで製造されていた本銃は、1995年から5年ほどアメリカのサコー・ディフェンスで製造されていたものの、同社がジェネラル・ダイナミクス社に吸収された後、現在のIWI(IMIから独立した小火器部門)によって、再びイスラエルで生産された。2005年からはマグナムリサーチも自社生産を開始し、アメリカとイスラエルの2カ国で生産が行われていたが、2009年にIWIでの生産が終了し、以降はアメリカ国内でのみ生産されている。
 本銃は、一般的なブローニング式ショートリコイルではなく、本来自動小銃などに使われる作動方式と閉鎖方式を採用しており、バレルに設けられた穴から導かれた発射ガスによって、スライドに連動したピストンが押され、ボルトが後退する仕組み。このためバレルはフレームに固定されており、命中精度も高い。中期のモデルからはポリゴナルライフリングやマウントレールを採用している。
 それぞれの口径には、マガジン、バレル、ボルトを交換するだけで対応が可能だが、.50AEと.44マグナム弾と.440コーボン弾は薬莢のリム径が同じなので、ボルトは共用が可能になっている。
 大口径弾に合わせた大柄な作りで、そのぶんセフティレバーの操作が片手で行いにくいといった声もある。通常の銃身長は6インチだが、10インチや14インチのロングバレルモデルも存在する。ただし14インチモデルは1999年に生産が中止されている。
 本銃の.50口径モデルで使用される.50 AEの弾頭径は、同じ.50口径ハンドガンであるS&W M500で使用される.500S&Wの弾頭径0.492インチを上回る。また、発射時の運動エネルギーはAK-47で使用される7.62mm×39弾と同等であり、レベルII規格以下のボディアーマーを貫通する。レベルIIIA~IV規格のものでも胸部や肩の骨などに当たる部分に着弾した場合、貫通は防いでもその衝撃による負傷は免れず、高レベルのボディアーマーを着用している目標に対して比較的有効とされる。
 本来は大型獣相手のハンドガンハンティングを目的とした銃だけに、「射撃時の反動が凄まじく、女性や子供が撃つと肩の骨が外れるほどの威力」と巷で噂されている。しかし大口径ハンドガンが非力な者には扱い難く、怪我を負うこともある点は、デザートイーグルに限ったことではない。また、実際の所.357マグナムモデルや.44マグナムモデルは本体の重量で反動が抑制される為、同口径の回転式拳銃と比べ反動は軽くなるそうである。
 また、一部ではイスラエル軍に制式採用されているとの風説があるが、実際には、一部の兵士が個人的に購入した『私物』として装備しているに過ぎないらしい。


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東條秋彦。通称トージョー。日本人。
メガネを掛け、絵に描いたような「生真面目」そうな風貌ながら、実はスケベ。
自衛官時代に腕を買われて事故死扱いで秘密諜報機関『SR班』に抜擢。
しかし、ある事情でSR班の非情さについて行けず、脱退。その二〇分後、キャスパーに拾われ、彼の元を経て、ココの私兵に加わった。
荒事と縁遠い日本の兵士と言う先入観とは裏腹に質実剛健。バルメに「トージョーは自分で戦える」と言わしめただけの腕はある。

ロメロ=R。通称アール。イタリア人。そして、本当の名はレナート・ソッチ。
酒と女に目がない。トージョーと組んでバルメにちょっかいを出そうとするがいつも痛い目を見る。
「君がいなくなるのは寂しい」とレームに言わせた男は私兵のムードメーカーでもあった。
ココの籠絡を目論むCIAのジョージ・ブラックの密命でココの私兵に潜り込んだが、彼女の魅力に惹かれ心から彼女を守ろうとする気のいい男。
彼のココに対する誠意と忠誠心は彼の死によって示された明白な事実と言えるだろう。
そして、彼を殺したヘックスはココの怒りを買い、オーバーキルとも言える爆撃によって肉片すら残っていない。
なお、アールがCIAのスパイだったという事実を知る者は彼の死後幾年が経過しようとも死の直前に打ち分けられたココだけだ。




ベレッタM92FS ターゲットINOXアール・トージョーWS000000
ベレッタM92FS ターゲットINOX

○ベレッタ92FS(トージョーが使用。2期#6)

ベレッタ92は、イタリアのベレッタ社が同社M1951をベースに、1975年に開発した自動拳銃である。なお、慣例的に名称の頭につけられる"M"は、実際の製品名には使われない。"Model 92"の表記はあっても、"M92"は略称としても使われず、ナンバーのみの"92"が正しい名称表記である。
 装弾数が15発と豊富で操作性も高く、ベレッタ製自動拳銃の特徴である上部が大きく切り欠かれたスライドは、軽量で射撃時の反動が比較的少ないうえ、排莢口が大きくなるため排莢不良も起こり難い。そして幾多の実戦経験と実績に加え、メディアへの露出が高いことから、現在、世界で最も信頼性が高く、知名度が高い拳銃として知られている。
 ベレッタ92の評価を決定付けたのが、アメリカ軍で1978年より開始されたM1911A1に替わる次期制式拳銃トライアルである。本トライアルに参加した92は作動不良の少なさと価格の安さが評価され、SIG SAUER P226を含む多くの対抗馬を抑え、1985年に『M9』の名前で制式採用された。こちらは"M"を含めて制式名称である。
 このアメリカ軍制式となった意味は大きく、イタリア軍やカラビニエリ(Carabinieri:《伊》国家憲兵)が92Fや92SB、フランス陸軍が92G(PAMAS G1)、韓国軍が陸軍特殊部隊用として92FSを採用している。また、アメリカ軍採用以前よりライセンスを取得していたタウルス社でも、(ライセンスの関係から)旧型モデルをベースとした独自モデルを生産しているほか、南アフリカ、台湾などのデッドコピーも含めると生産・採用国は数知れない。
 なおアメリカ軍の採用直後、射撃中にスライドが破断し、破損したスライドが後方に飛び出して射手が負傷する事故が、それも数度起きている。
 原因には設計上の欠陥や強装弾(通常より火薬量が多い弾丸)の連続使用による酷使などが疑われたが、調査の結果判明したことは、製造ロットの不具合によるスライドの強度不足だった。このため92の評価が下落した時期があったが、これは製造工程の見直しと、事故対応した92FSに更新し直すことで決着している。
 ちなみに92Fと92FSとでは外観の違いはほとんど無い。僅かな違いは、Fではフレームのダストカバーが、スライドのレールと平行な、まっすぐな形状だったのに対し、FSでは僅かにスロープが設けられた点。あとはスライドの刻印と、初期のFのグリップパネルが光沢仕上げであったのに対し、FS以降はマット仕上げになっていることくらいである。一方、米軍採用のM9については、F仕様とFS仕様のモデルとで外観上の差異は無い。セーフティ機能を廃し、デコックのみになったタイプはFの代わりにGが冠される。
 近年では登場から30年が経過し、流行であるデザインやコンパクト化、ポリマーフレーム化は構造上、対応が困難であるため、他の拳銃に押され気味である。そのためベレッタ社は、92の改良型である90-Twoや、再設計型のPx4などの後継銃を投入し他社に対抗しているが、アメリカ軍制式である以上、ベレッタ92の王座は、まだまだ揺るぎそうにない。
 2014年12月にベレッタ社は、米陸軍の次期制式ピストルのトライアル「MHS(モジュラー・ハンドガン・システム)」への参加と、そのためのM9改修モデル「M9A3」を発表した。M9からの変更点は、全面アーストーン仕上げ、サプレッサー取り付けネジ付バレル、樹脂製リコイルガイド、トリジコン社製トリチウム発光アイアンサイト(脱着可能)、スライドのセラコート仕上げ、Fタイプ(セーフティ兼デコック)とGタイプ(デコックのみ)両用スライド、3スロットピカティニーレール(横溝の数がA1の1本から3本へ)、マガジンキャッチ大型化、2タイプのグリップオプション(素のままでバーテックタイプの細身グリップ、グリップを包み込む形のグリップパネルの追加で従来型の太身グリップに変更可能)、防塵17連マガジン(PVD処理済み)である。
 しかしながら米陸軍は、翌月の2015年1月にM9A3をトライアルの審査対象外にするとした。それを受けてもなお、同社は契約している未納分のM9をM9A3として納入する予定があるという。また、民間向けにも2015年11月からM9A3の発売を開始した。
 
 日本では、2007年に発生した東京町田市立て篭もり事件にて警視庁捜査一課特殊捜査班(SIT)が92(FS Vertecらしき物)を装備する姿がTV中継され、他に茨城県警でも存在が確認されている。





アール・トージョーWS000002アール・トージョーWS000001

○ベレッタAR70 (アールがベルサリエリ時代に使用。2期#2)

 1960年代後半、西側突撃銃の使用弾丸が5.56mm×45弾に移り変わる中、イタリア軍も流れに遅れまいとベレッタ社に新型突撃銃の開発を依頼した。これを受けベレッタ社はスイスのシグ社との共同で研究開発を行うが、機関構造に対する意見の食い違いから共同開発は中止。しかしその後もベレッタ社は単独での研究開発を継続し、遂にAR70/223(M70/223)を完成させた。
 AR70/223は、イタリア特殊部隊の他、数カ国の軍隊で採用されたものの、幾つかの欠点を抱えていた。このためベレッタ社は、イタリア陸軍の新型制式ライフルのトライアルに参加するにあたってAR70/223の改良を行った。強度に不安のあったレシーバーを強化し、片側にだけ設けられていたマガジンリリースボタンやセレクターレバーをアンビ化して使い勝手を向上。また、使用弾薬もSS109に改め、弾倉もNATO標準のM16用のものを共用可能とした。なおAR70/223ではシグのSG540似だった外観の印象も、改良に伴って大きく変化している。
 軍採用に関しては様々な紆余曲折はあったものの、このアップグレードモデルは、H&K社が送り込んだG41A1を抑えて、BM59(ベレッタ M59)に替わる主力突撃銃として、1990年に制式採用の座を獲得した。これが現在のAR70/90(M70/90)である。
 AR70(M70)は開発初期から、機関部を流用した派生モデルへの展開が考慮されており、初期のAR70/223、現行のAR70/90ともカービンモデルや軽機関銃モデルなどのバリエーションが作られている。ちなみに折り畳み式スケルトンストックのSC70は、基本となるAR70と同じ長さのバレルを有するが、カービンモデルとして分類されている。SCSおよびSCPが、AR70系のショートバレルバージョンとなっている。
 ところでこのAR70、どうやらテロリストにも流れてるようで、イラクの邦人3人拉致事件の時、公開されたビデオでテロリストの一人がこの銃を手にしていた。



A&K MASADA DE 【A&KMASADADE】アール・トージョーWS000003
A&K MASADA DE 【A&KMASADADE】

○マグプルMASADA(ココの私兵内の弾丸など規格統一のために支給された。2期#2)

 “Magpul(マグプル)”は、弾倉につけるゴム製ストラップで、その名のとおり、ポーチから弾倉を素早く引き抜くための優れたアクセサリーとして、その名が知られていた。これを開発したその名も「マグプル」社は、その後も外観と機能性とに優れた(主にポリマー素材の)小火器用アクセサリーを次々と発売し、いずれも好評を博していた。
 そんなマグプル社が2007年、とうとう銃火器そのもの――それもSCARやXM8に並ぶ次世代ライフル――を開発してしまった。それが「Masada(マサダ)」である。名称はイスラエルにある、かつて難攻不落の要塞があった山の名前からとられたという。
 マグプル社社長いわく「軍に頼まれたわけでもなく、ただ理想のライフルを造ろうと思い造っただけ」だとか。そのプロトタイプは、開発開始から完成までわずか4ヶ月しかかからなかったらしい。
 基本的な設計は、既存のライフルのいいとこどりとなっている。機関部はAR18のガスオペレーションメカニズムを採用し、ボルト部はAR15/M16のそれそのものである。セレクター操作はドイツのG3系を踏襲したものだが、トリガーユニットはこれまたAR15/M16そのままであり、ボルトと並んでサードパーティーのAR15系パーツが組み込み可能である。金属製アッパーレシーバーと軽量なポリマー製ロワーレシーバーの組み合わせはベルギーのSCARに倣ったものといわれている。
 コンセプトは「Adaptive combat weapon system」。つまり変貌できる戦闘銃であり、古くはストーナーが挑戦し、近年ではSCARやXM8などが実現した最新の歩兵銃トレンドである。マサダではストック、ハンドガードはもちろん、バレルまでも工具なしで、素早い交換が可能となっており、AK用の7.62mm x39弾や6.8mmSPCに対応するマルチキャリバー性を持たせ、使用状況に応じたオプションが選択できるという。
 オプションはマグプル社らしい、様々なものがデザインされている。バレルは、CQBモデルの10.5インチから、スナイパー向けの20インチまで用意され、ハンドガードは、長さやレールの有無などが異なるポリマー製とアルミ製のものが各種。ストックも固定タイプ、スナイパー向けのアジャスタブルタイプ、カービン向けの伸縮折畳みが可能なものの3種が用意されている。また、各所にピカティニーレールが装備され、各種拡張デバイスにも対応できる。
 各種レバー類はアンビデクストラスとされ、構えを左右スイッチしても、不都合なく操作可能となっている。プロトタイプではコッキングレバーが機関部に配されていたが、製品版ではフォアエンド上部に移設された。
 マガジンは各口径の既存のマガジンも使えるほか、マグプル独自のマガジンも開発されており、マサダと同時に発表されたこれらマガジンは、"P-MAG"の名称でAR15/M16用のアクセサリーとして販売され、現在は官民で広く使用されるベストセラーとなっている。
 マサダは発表後まもなく、AR15系クローンで有名なブッシュマスター社が、製造・販売権を買い取り、「ブッシュマスターACR(Adaptive Combat Rifle)」として販売される予定だった。しかし、その後ブッシュマスターと同資本下にあるレミントン社も供給元として名乗りを挙げ、前者は民間市場にセミオートオンリーの製品を、後者は「レミントンACR」の名で、軍・法執行機関向けにフルオート射撃が可能なセレクティブファイアの製品を供給することとなった。市場価格はオプションにもよるが、いずれも2010年時点で2000~3000ドル台と非常に高価で、AR15系ライフル/カービンの2~3倍となっている。

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↓『ヨルムンガンド』に本作登場のエアガン・モデルガンのカタログあります。


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マオ。アジア系男性。
アジアのある国で砲兵隊に所属していたが事故のため解散。そこをココに拾われ、彼女の下で働く。
ココの私兵では珍しく家族持ちで息子と娘がいる。彼らには“軍の仕事”と嘘を付いているため後ろめたさを感じることもしばしばあるようだ。
砲兵として高精度な能力を持ちながら、自身を“レームのような精鋭ではなく普通の兵士”と評する。しかし、レームからはかなりの信頼を置かれているらしく、レームが請け負った後始末にはワイリとともに同行している。

ウィリアム・ネルソン。通称ワイリ。国籍はアメリカ。
もともと建築学を志していたが何の因果か、湾岸戦争に志願し、そこでデルタフォースにいたレームと出会う。
彼の頼みで工場爆破作戦に参加し、デルタフォースの活躍に心奪われたワイリは入隊を熱望し、入隊後に数々の作戦を成功させる。
その仕事ぶりはFBIに“危険”と言わしめるほど大胆不敵。
その事実を知ったヨナは彼の授業だけは真面目に(恐怖を抑えて)取り組んでいる。
狙撃の時はルツと組んでスポッターを務める。


No10 グロック17 (10歳以上エアーHOPハンドガン)ワイリ&マオWS000003
No10 グロック17 (10歳以上エアーHOPハンドガン)

○グロック17 (#2~ マオの愛用拳銃)
 1980年当時、銃器業界へは新規参入だったオーストリアのグロック社が開発した自動拳銃。グロックシリーズの中核を成すフルサイズモデルである。いまや空前のベストセラーピストルであり、民間のみならず公的機関でも幅広く使用されている。
 グロック社は以前から軍用プラスチック製品会社としてオーストリア軍とも繋がりが深く、現場の声を聞く機会が多かった。その経験を活かし、当時としては革新的だったポリマーフレームの本銃を開発し、オーストリア軍の制式拳銃トライアルで「Pi80」の名前で次期制式拳銃として採用された。
 「グロック17」は、Pi80のコマーシャルモデルとして、1982年にヨーロッパで発売されて以来の名称である。
 グロックは従来のマニュアルセイフティやハンマーが無く、スライドを引く以外には、発砲にあたって操作するのはトリガーだけとなっている。強いてあげれば、トリガーシューから僅かに覗いているトリガーセイフティのレバーがあるが、トリガーに指を掛けるだけでセイフティが外れるため、意識して操作する従来の安全装置とは異なる。
 このトリガーセイフティを含む「セイフアクション」と呼ばれる、3つの安全装置と、スライドを引く操作でストライカーを60%ほどあらかじめコックするという変則ダブルアクションオンリーのトリガーからなる機構により、シングルアクション並みの軽いトリガープルのダブルアクションと、極めつけにシンプルな操作と安全性を兼ね備えた優れものとした。
 発売当初は玩具的なデザインで敬遠されたり、メディアによる「プラスチック製なので空港検査で引っ掛からない」などといったデマが飛び交ったこともあったが、銃そのものの優秀さが認知されるようになると、各国の公的機関の制式拳銃をグロックが席巻した。
 現在ではグロックシリーズは、アメリカ国内だけで警察関係を中心に約4,000機関が採用し、約50カ国の軍で制式採用されている。日本でも海上保安庁のSSTがサイドアームとして使用しているという。
 グロック17の登場以降、拳銃のトレンドも一変した。90年代以降、他社も一斉にポリマーフレームの銃を開発するようになった。スペック的にはグロックシリーズを超えるものも出始めているが、20年以上の実績を誇るグロックの牙城は、当面崩れそうもない。
 2007年には米国内で発効されたグロックのパテントが失効したことから、「スタームルガー SR9」のようなグロックの設計をそのまま流用した他社製自動拳銃も登場している。
 ちなみに、グロック社初の銃なのに何故モデル番号が「17」なのかは今でも謎に包まれており、当時としては多い装弾数17発からだとか、この銃で獲得したパテントが17件だからなど、様々な憶測が飛び交っている。
 なお、当然ながら本銃は金属探知機に引っかかる。スライドはもちろん、稼動部品には金属が使用されているからである。ただし、金属探知機は別として、X線検査で「写りにくい(銃のシルエットがわかりにくい)」ということはあったようで、後にグロック社はマイナスイメージ払拭も意図して、ポリマーフレームに金属粉(造影剤)を混入し、これを世間に強くアピールしている。
 また、80年代後半に、グロックを支給されたニューヨーク市警(NYPD)の警察官が、うっかりトリガーに指をかけたさいに暴発事故を起こしている。トリガープルがそれまでの10ポンド(約5kg)から5ポンド(2.27kg)に軽くなったためだということから、グロック社はトリガープルのオプションに、5ポンドよりさらに軽い競技用の3.5ポンド(約1.6kg)と、より重い8ポンド(3.6kg)を用意した。この8ポンドトリガーは、ニューヨーク市警が一部で採用したことから「ニューヨーク・トリガー」などと呼ばれた。



G36C (10歳以上電動ガン ライト・プロ)ワイリ&マオWS000000
G36C (10歳以上電動ガン ライト・プロ)

○H&K G36(#2~ マオの愛用ライフル)
 冷戦さなかの1970年代、事実上の最前線であった西ドイツは、当時の軍主力火器であった7.62mm×51NATO弾のG3に替わる後継銃として、開発中のG11に期待を寄せていた。
 しかしG11は、様々な問題が露呈したことで期待外れに終わり、冷戦終結後、東西ドイツが統一され、NATO規格が7.62mm×51弾から5.56mm×45弾へ更新されてからもG3を使い続けていたドイツ連邦軍は、共同作戦時にフランスのFAMASを使うことを余儀なくされるなど、早急にG3に替わる後継銃を必要としていた。
 これに対しH&K社は、散々な評価を受けたG11の汚名返上とばかりに、冒険的な技術は極力抑え、既存技術のみで信頼性の高い突撃銃「HK50」を開発。これを連邦軍が1996年に「G36」の名前で制式採用した。G36はそれまでのH&K社製銃とは一線を画し、機関構造を同社が固執していたローラーロッキングによるディレイドブローバックから、現在の主流であるシンプルなターンボルトロッキングとガスオペレーションに変更。G3にはなかったボルトキャッチが追加されている。フレームはプラスチックを多用して軽量化に努めている。また、マガジンも半透明のプラスチック製として残弾数を一目瞭然にし、ケースと一体成型のラッチを設けてクリップ無しにマガジン同士の連結を可能としている。
 耐水性も10分程度なら水に浸しても作動に問題なく、耐用試験では30分でも動作に問題は無かった。キャリングハンドル部は、光学サイト内蔵のものと上面をマウントレールとしたタイプが用意され、いずれにも必要に応じてナイトビジョンサイトが装備可能である。
 生産性も高く、安定した精度を維持しつつも「ジャムを死語にした」と云われるほど動作不良のない、シンプルながら優れた性能を持つ完成度の高い突撃銃となった。
 一方で、採用されて20年が経ち様々な問題が出てきている。実戦を経験した兵士から、プラスチック製故に熱や紫外線に弱いと指摘されていたり、また2014年には、発砲による銃身の過熱によって銃身基部を支える樹脂製ホルダーが柔らかくなり命中精度が低下する、という問題が発覚し、16万7000丁のG36が使用禁止なっている。原因は熱が出やすい設計、バレルの放熱力不足とのこと。経年劣化の可能性とも。
 通常型であるG36(輸出モデルはG36E)の他、銃身を短くしたG36K(クルツ)、さらに短くしたG36C(コンパクト)、バイポッドを装備しドラムマガジンにも対応した軽機関銃版のMG36、スポーターモデルとしてアメリカの法規制に合わせたサムホールストックのSL8がある。
 現在G36はドイツ連邦軍のみならず、対テロ専門部隊であるGSG9を含む国境警備隊にも配備されている。また国外では、スペイン軍やフランス国家警察のRAIDやGIPN、イギリス警察などが制式採用し、イラク派遣やPKO/PKF、対テロ作戦や凶悪犯逮捕作戦などの際に実戦投入されている。アメリカでも一部ではあるが、SWATにMP5に替わる突入用装備として配備が開始されつつある。



1/35 ソビエト軍 122mm榴弾砲D-30 後期型ワイリ&マオWS000004
1/35 ソビエト軍 122mm榴弾砲D-30 後期型

○D-30 122mm榴弾砲(1期#10 輸送機内から地上の対空部隊に発砲)
 D-30 122mm榴弾砲(ロシア語: Д-30 122-мм гаубица)は、ソ連が1960年代に開発した122mm口径の榴弾砲である。
なお、ロシア軍およびGRAUコードでは2A18とも呼称され、西側諸国がD-30の存在を確認したのは1963年であることからM1963 122mm榴弾砲のNATOコードネームが与えられている
 D-30は、第二次世界大戦中の赤軍の師団榴弾砲であったM-30(M1938)122mm榴弾砲を更新する目的で、第二次大戦の後期にドイツが設計した10.5cm leFH 43(ドイツ語版)を基に1960年代に設計された。
 D-30は、長砲身を採用することで当時の西側製105mm榴弾砲を大きく凌駕する15kmもの長射程を実現しており、反動吸収用のマズルブレーキも装着されている。また、閉鎖機も従来の断隔螺旋式から半自動開閉機構付き垂直鎖栓式に変更され、連射速度も向上している。また、自衛程度の限定的状況において対戦車戦闘も行えるように、直接照準用の照準器と対戦車用の成形炸薬弾も開発されている。
 D-30の最大の特徴は、三脚式の砲架を採用している点である。三脚式砲架を使用することで、D-30は砲自体の方向を調整すること無く文字通りの360度全周囲を砲撃することが可能となった。
牽引時には三本の脚を固定された一本の左右に揃えてトラベルロックで砲身と固定し、砲身先端下部のリングで牽引車両のフックに引っかける。牽引車両には装軌式のMT-LB汎用装甲車、六輪式トラックのウラル-375Dかその後継のウラル-4320、四輪式トラックのGAZ-66が使用される。
 砲撃準備には内蔵ジャッキで本体を支えて車輪を持ち上げてから三本の脚を120度間隔に展開し、ジャッキを降ろしてから脚の先端にY字型の駐鋤をハンマーで地面に打ち込み固定する。


No1 コルトM4A1カービン (10歳以上電動ガン ボーイズ)ワイリ&マオWS000001
No1 コルトM4A1カービン (10歳以上電動ガン ボーイズ)

○コルトM4カービン(#2~ ワイリの愛用ライフル)
米国の特殊部隊統合軍SOCOMが、XM177の後継としてコルト社に開発依頼したM16A2のカービンモデル。それまでにも存在したM16系のショートカービンモデルの完成形、ひとつの頂点を形成するモデルである。1994年、アメリカ陸軍に3点バーストモデルの「M4」が。SOCOMにフルオートモデルの「M4A1」が制式採用された。 
 M16A2と約80%の部品互換性を持つが、それまでのM16系カービンと異なり、キャリングハンドルを着脱式としてレシーバーに20mmマウントレールを設け、M203を固定するためのステップド(段付き)バレルを採用するなど、細かい部分で修正が加わっている。また、特徴の一つである14.5インチのバレル長は、XM177以来のM16系カービンのノウハウから得られたもので、火力と軽便さを両立する最適なバレル長となっている。
 RISの登場以降、その汎用性は極めて高まり、ダットサイトやスコープ、レーザーサイトなどといった照準用光学機器だけでなく、タクティカルライトやスリング用スイベル、バイポッド、バーチカルグリップ等の補助器具が状況に応じて自在に交換可能となった。USSOCOMはこれらをアクセサリーキットとして「SOPMOD(Special Operations Peculiar Modification)」の名で開発・採用し、特殊部隊など第一線の部隊に配備している。初期に配備されたキットは「ブロック1」と呼ばれ、内容の更新毎にブロックナンバーが改められている。これらレイルシステムを組み込んだM4は「M4 MWS(モジュラーウエポンシステム)」と呼ばれ、00年代末以降には一般部隊でも標準装備された。また、このようなレールを介して着脱可能なアクセサリーに関しては、個人の裁量が認められているようで、支給品のSOPMODキットに含まれないレールマウントやカバー等を使用する兵士の姿も見られる。
 M4は、採用当初こそ従来通りに特殊部隊や後方部隊へ配備されたが、2000年代以降はアフガニスタン、イラク等で得られた戦訓に基づき、フルサイズM16に替わる主力ライフルとして更新されていった。射程距離・精度を重視する海兵隊では、陸軍がM4へほぼ全面移行してからも、歩兵を中心にフルサイズのM16A4を使用し続けていたが、2015年にM4を標準武器とすることに決定した。これは、両者のスペック差は実戦では誤差レベルであり照準線の長さも光学照準器の使用で無視できる、という判断による。
 2010年ごろからは、米陸軍のM4に代わる主力ライフル選定を目指した「インディビジュアル・カービン・コンペティション」と呼ばれるトライアルが行われた。参加各社はHK416A5やFNAC(SCAR)などの米陸軍の要求仕様に応じたマイナーチェンジモデルを提出。テストはフェーズ2まで進められたが、評価の結果が思わしく無いとして2013年に陸軍は正式に中止を発表した。一方、この計画の一環として盛り込まれたM4カービンの改修は継続しており、最終的にはボルトキャリアやレイルシステム、果てはガスシステムも改良する予定である。
 2014年には、米陸軍は既存のM4カービンのA1コンバート(フルオートアッセンブリ、フルオート対応ヘビーバレル、アンビセーフティ化など)を開始した。コンバート費用は一挺当たり240ドルで、2019年末までかかる予定。これは、アフガニスタンの戦闘でフルオートによる制圧射撃が可能なカービンが求められたため。
 M4はアメリカ軍の他、イギリス、オーストラリアのSAS等、各国の軍特殊部隊で採用されている。またマレーシア軍では、ステアー AUGに替わる制式ライフルとしてM4を採用している。
 アメリカの法執行機関においては、ボディアーマーで武装したテロリストや犯罪者に対して威力不足が指摘されているMP5短機関銃に替わり、SWATのCQB装備としてM4系カービンが採用されるケースも増えている。また、PMCのプライベートオペレーターらもM4を愛用する者も多く、さまざまなカスタムが施されたM4系カービンを見ることが出来る。日本でも、警察庁のSATでM4が採用、あるいはその検討がされているといった噂もあるが定かではない。2008年に、米陸軍大尉飯柴智亮氏が軍用光学照準器を米政府に無許可で日本に輸出、起訴された事件の際に同氏から出された声明文で、陸上自衛隊の特殊作戦群に本銃の配備が進んでいることが明らかになった。



No1 M92Fミリタリー (10歳以上電動ブローバック) ワイリ&マオWS000002
No1 M92Fミリタリー (10歳以上電動ブローバック)

○US M9【ベレッタ92】(湾岸戦争での米軍制式拳銃)
ベレッタ92は、イタリアのベレッタ社が同社M1951をベースに、1975年に開発した自動拳銃である。なお、慣例的に名称の頭につけられる"M"は、実際の製品名には使われない。"Model 92"の表記はあっても、"M92"は略称としても使われず、ナンバーのみの"92"が正しい名称表記である。
 装弾数が15発と豊富で操作性も高く、ベレッタ製自動拳銃の特徴である上部が大きく切り欠かれたスライドは、軽量で射撃時の反動が比較的少ないうえ、排莢口が大きくなるため排莢不良も起こり難い。そして幾多の実戦経験と実績に加え、メディアへの露出が高いことから、現在、世界で最も信頼性が高く、知名度が高い拳銃として知られている。
 ベレッタ92の評価を決定付けたのが、アメリカ軍で1978年より開始されたM1911A1に替わる次期制式拳銃トライアルである。本トライアルに参加した92は作動不良の少なさと価格の安さが評価され、SIG SAUER P226を含む多くの対抗馬を抑え、1985年に『M9』の名前で制式採用された。こちらは"M"を含めて制式名称である。
 このアメリカ軍制式となった意味は大きく、イタリア軍やカラビニエリ(Carabinieri:《伊》国家憲兵)が92Fや92SB、フランス陸軍が92G(PAMAS G1)、韓国軍が陸軍特殊部隊用として92FSを採用している。また、アメリカ軍採用以前よりライセンスを取得していたタウルス社でも、(ライセンスの関係から)旧型モデルをベースとした独自モデルを生産しているほか、南アフリカ、台湾などのデッドコピーも含めると生産・採用国は数知れない。
 なおアメリカ軍の採用直後、射撃中にスライドが破断し、破損したスライドが後方に飛び出して射手が負傷する事故が、それも数度起きている。
 原因には設計上の欠陥や強装弾(通常より火薬量が多い弾丸)の連続使用による酷使などが疑われたが、調査の結果判明したことは、製造ロットの不具合によるスライドの強度不足だった。このため92の評価が下落した時期があったが、これは製造工程の見直しと、事故対応した92FSに更新し直すことで決着している。
 ちなみに92Fと92FSとでは外観の違いはほとんど無い。僅かな違いは、Fではフレームのダストカバーが、スライドのレールと平行な、まっすぐな形状だったのに対し、FSでは僅かにスロープが設けられた点。あとはスライドの刻印と、初期のFのグリップパネルが光沢仕上げであったのに対し、FS以降はマット仕上げになっていることくらいである。一方、米軍採用のM9については、F仕様とFS仕様のモデルとで外観上の差異は無い。セーフティ機能を廃し、デコックのみになったタイプはFの代わりにGが冠される。
 近年では登場から30年が経過し、流行であるデザインやコンパクト化、ポリマーフレーム化は構造上、対応が困難であるため、他の拳銃に押され気味である。そのためベレッタ社は、92の改良型である90-Twoや、再設計型のPx4などの後継銃を投入し他社に対抗しているが、アメリカ軍制式である以上、ベレッタ92の王座は、まだまだ揺るぎそうにない。
 2014年12月にベレッタ社は、米陸軍の次期制式ピストルのトライアル「MHS(モジュラー・ハンドガン・システム)」への参加と、そのためのM9改修モデル「M9A3」を発表した。M9からの変更点は、全面アーストーン仕上げ、サプレッサー取り付けネジ付バレル、樹脂製リコイルガイド、トリジコン社製トリチウム発光アイアンサイト(脱着可能)、スライドのセラコート仕上げ、Fタイプ(セーフティ兼デコック)とGタイプ(デコックのみ)両用スライド、3スロットピカティニーレール(横溝の数がA1の1本から3本へ)、マガジンキャッチ大型化、2タイプのグリップオプション(素のままでバーテックタイプの細身グリップ、グリップを包み込む形のグリップパネルの追加で従来型の太身グリップに変更可能)、防塵17連マガジン(PVD処理済み)である。
 しかしながら米陸軍は、翌月の2015年1月にM9A3をトライアルの審査対象外にするとした。それを受けてもなお、同社は契約している未納分のM9をM9A3として納入する予定があるという。また、民間向けにも2015年11月からM9A3の発売を開始した。
 


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