【今週気になったこと】Infini-T Force(第1話)が死ぬほど面白かった。鳥肌が立ったんでちょっと感想 | 2017/10/04 (Wed) |

かつて1970年代に隆盛を極めたタツノコプロ。
『科学忍者隊ガッチャマン』『宇宙の騎士テッカマン』『破裏拳ポリマー』『新造人間キャシャーン』『タイムボカンシリーズ』などなど。
勢いに乗ってた頃のタツノコアニメって面白かったですね。
僕も幼年期にギリギリ、オンエアだったり、再放送だったりで見ていました。
まだ小さい頃のことなのであまり内容は覚えていませんが、心の奥に根強く印象が刻まれています。
特に破裏拳ポリマーには特別な思い入れがありますね。
探偵の助手って設定がカッコよく子供の頃は探偵になりたいってマジで思ったものです。(松田優作の影響もありますが……)
普段はトボけた鎧武士がメットを被るなり、凛々しく変身(転身)して、自ら編み出した“破裏拳”なる拳法を操って、悪の組織をやっつける。
……って内容だったように思います。
ある夜、テレビを点けたら偶々画面に映り込んだのが、このポリマーでした。
ああ、って思って、録画をチェックしてたらちゃんと録画なっていてほんと良かった。
明くる朝、ちゃんと頭から見直すと、ん?誰だ?これ?
ワイルドでファッショナブルな健に違和感がありましたが、そこはアベンジャーズ見る気分で脳内補正をしながら……
最初はゲームのムービーのようなCGに慣れるまでにちょっと時間が必要でしたが、そのCGで作られたアクションシーンは良かったですね。
あの迫力は映画を見ているような気分になりました。
実写映画のように流れる動きですっかり魅了されました。
ストーリも考えていたより、自然に進展していって、えらく面白かった。
何より大鷲の健、ポリマー、テッカマンが勢揃いして、あ! やっぱりアベンジャーズだ! みたいな高揚感に胸を突き動かされました。
そして、エンディングにはキャシャーンが出ているし、このあと出るんでしょうね?
……って思ったら、Cパートでキャシャーンが出ましたね。最初は敵って設定なんでしょうかね??
第1話通して見て、やたらクオリティが高くてびっくりしました。かつて無い程の鳥肌が立ちました。
何かと話題の乏しかったタツノコアニメですが、今回のコレは大当たりです。来年2月には劇場版もやるみたいです。
「もう、見るしかない!!」と心から思っています。
これほど来週が待ち遠しいのは随分と久しぶりです。
タツノコプロ万々歳!!
スポンサーサイト
【劇場版レヴュー・ネタバレ】機動戦士ガンダムTHE ORIGINⅤ 激突 ルウム会戦(2017年9月2日公開)評価★★★★☆ | 2017/09/19 (Tue) |
○雑観
やっと見ることが出来ました。
見終わってからの感想は、まあ、よく出来てたんじゃないかなとは思います。
僕が見たかったものは充分に映像化されていました。
前回の開戦からルウム戦役勃発。
1stガンダムの序盤までの出来事が事細かに書かれていて満足出来ました。
皆さんはオリジンをどのように見ていますか?
僕は宇宙世紀の歴史ドラマだと思って見ています。
ちょうど、大河ドラマや戦争映画を見るような感覚ですね。
だから、TVシリーズと声が違うのも当たり前だし、設定や脚色が違っても大して気になりません。
あれは実際のガンダムとは違うもの。
そう思っています。
そう言った意味では、戦争で起こる市民の混乱や狂気、戦争が齎す災厄、非道などよく表せていたと思うし、ガンダムでのレギュラーメンバー、ゲストキャラがあの時何をしていたのかがわかってスッキリした気分になりました。
シャアが年上の黒い三連星を『キミ達』呼ばわりするシーンは何故かにんまり笑いがにじみました。
当事国(コロニー)ルウムの中で巻き起こった混乱、それに巻き込まれたセイラ。
テキサスコロニーに人が済まなくなったのはあの暴動が関係しているんでしょう。
そして、父ディアボロが死んでまさしく天涯孤独の身になったセイラ。
しかし、セイラはシャアが兄であることに勘付いて、 夜闇に浮かぶ赤いモビルスーツを追う。
ちょっと切ないシーンでした。
その後、ルウム戦役。
連邦とジオンの艦隊が激突する。
3:1の圧倒的不利な状況のジオン。
連邦マゼラン級に比べ、小振りなムサイ級の戦艦は次々と撃沈されていく。
そこへ向かうのはシャアや黒い三連星が率いる特別強襲部隊。
技術屋に止められてたのにフルブーストで敵艦隊に突っ込むシャア……
……って、ここで今回の話はおしまいです。
え~っ! って、なっちゃいますよね;;
もう、少し。
せめてシャアの八艘飛びを見たかったとは思いませんか?
僕もその点は残念です。
今回の映画……と言うより、オリジン全般に言えることだと思いますが、ロボットアニメとして見るにはちょっと辛いような気がします。
ガンダムとして見るのもちょっと違うんでしょう。期待しているとボッキリと腰折られそうな、そんな気がします。
だから僕はオリジンを歴史モノのドラマだと位置づけます。
皆さんはどうでしょうか?
【劇場版レビュー・ネタバレ】交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション(2017年9月16日公開)評価★☆☆☆☆ | 2017/09/16 (Sat) |
音楽提供 studio megaane さん
Studio Megaaneの8bit Anime & Tokusatsu!! 365 days Hype Train!!(YouTube)
○雑観
今回の映画。
何と説明したらいいのでしょう?
アート的とでも言えばいいのかな?
結果を先に言いますと僕は(一度見て)面白いとは思えなかったですね。
何とも解釈の難しい映画になってました。
始まりは2305年のコーラリアンとの最終局面、ネクロシス作戦から幕を開けます。
レントンの父アドロックは作戦の欠陥に気づき、エウレカを連れて妨害工作に打って出た。
敵の中枢部である司令クラスターに到達したアドロックは、世の理を知る。
アドロックがエウレカをホランドに託した後、彼が乗ったオリジネート・セロは異変現象(サマー・オブ・ラブ)を起こし、機とともにこの世を去った。
ここまでは、良かったんです。
新しいエウレカが見られるという期待感がグイグイ煽られた瞬間でしたが……
ここから先は一見さんお断り。
既存のストーリーを知らないと一切何の話だかわかりません。
知っていても、編集の質が悪いせいで頭が混乱してストーリーがよくわかりません。
以降は延々(TV版での)チャールズと知り合う辺りからのレントンの記憶。その反芻。
チャールズとレイに知り合った頃の話を延々繰り返すのです。
時間軸を行ったり戻ったり、台詞が上書きで書き換わったりはしていますが……
真面目な話、途中から退屈になりました。
繰り返すごとに徐々に心の変容、もしくは成長を見せてはいるのですが劇場でソレやられたもなって感じがしました。
例えば、TV版エヴェンゲリオンの第25~6話を劇場でやったらみなさんはどう思うでしょう。
それくらい実験的な試みがなされています。
エウレカセブンと言えば、幾つもの泣かせる名シーンがあるのですが……
ハンカチじゃ足りないだろうとタオルを持っていった僕の期待はかなり裏切られました。
はっきり言って泣かせどこは皆無です。
それは時系列がハチャメチャなせいでもありますね。
ロボット物アニメとしての売りどころド派手でアクロバティックなメカ戦闘シーンもほぼありません。
ただ、少年のあの時ああしていたらという後悔や戸惑い、また思い起こしては後悔の連鎖。そうやって大人になっていくんだよ ってのを…… そこだけ見せたいような。そんな気がします。
あるいは既存のファンの意識改革を目指していたとか?
数多いエピソードの中から何故、チャールズ&レイの逸話を引用しているのかってずっと気になっています。
彼らとの関係性を再構築することで果たされる何かが裏にあるのでしょうか?
いずれにしても期待はずれだったことには違いありません。
まだ見ていない人は円盤待ったほうが利口かもしれませんね。
たぶん、一回見ただけじゃこの映画の面白さは理解できないんじゃないかと思います。
僕もそれを待って再評価したいと思います。
ちなみにこの映画見ても見なくても次回作『ワン・ワールド・ワン・フューチャー』は関係ないようですよ。
【2017年夏アニメ総括】アホガール(2017年7月~9月)評価★★★★★ | 2017/09/14 (Thu) |
音楽提供 studio megaane さん
Studio Megaaneの8bit Anime & Tokusatsu!! 365 days Hype Train!!(YouTube)
○あらすじ
学力テストで5教科全て0点を取るほど頭が悪い空前絶後のアホの子・花畑よしこは、幼馴染の「あっくん」こと阿久津明に説教を受けても的外れな返答しかできず、それがもとであっくんから制裁や突っ込みをうけることがしばしば。次第にクラスメイトの隅野さやか、よしこの自称舎弟になる不良・黒崎龍一、よしこの母・よしえ、あっくんの妹・瑠璃、あっくんに思いを寄せる風紀委員長、あっくんを嫌うギャル3人組、男装したよしこに恋する担任教師の押枝あつこなどを巻き込むトラブルだらけの残念な日々が続く。
○雑観
今期は特に見たいアニメってなかったなあと思っていた時であったアニメがこのアニメでした。
こんなに突き抜けたギャグアニメを見るのは随分久しぶりです。
昨今もギャグアニメってあるにはあるけど、笑えるって言ってもクスクス程度なもんです。
だと言うのにこのアニメ! クスクスじゃなくゲラゲラ笑わせてもらっています。
前にとある大物芸人が言っていたことですが、笑いのジャンルには2種類のタイプがあるそうです。
一つはあるあるネタ。
そして、もう一つは突き抜けたアホ。
ギャグアニメと聞くと僕が一番に脳裏を過ぎったのは“銀魂”。
銀魂は、どちらかと言うとあるあるネタと突き抜けたアホをバランス良く効果的に使っているのに対して、本作は突き抜けたアホ一本での力押しが凄い作品ですね。
よしこのアホさ加減が気持ちいいほど突き抜けていて、時に気が気でなかったり、唐突に笑わされたりで忙しいたら仕方がない。
OPも毎回違った絵で始まったなり、僕らを楽しませてくれました。
常識に囚われない作風にスタッフの本気が伺えます。
12~3分という短い尺の中でこれだけのものをつくったスタッフはもう優秀と言うしか無いでしょう。
拍手888
機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ #16 感想 | 2017/01/30 (Mon) |

○あらすじ
ジャスレイの思惑は叶った。
名瀬は死にもはや組織内に彼を妨げるものはいなくなったかに思えた。
さりとてジャスレイの野心は留まるところを知らない。
彼の凶弾はラフタを貫き、毒牙はマクマードをも狙おうとしていた。
怒り心頭のオルガは遂に……
○感想
今回は初見で「つまらないな」&「コイツイラつく」
しかし、よく見直してみると意義の深い回だったように思う。
イオクは首切り秒読み入ったようですね。次の失態で見限れれるんじゃないでしょうか?
ジャスレイは遂に動き出す。しかし、それは自滅への一歩であることは明らか。
鉄華団はこの戦いの後、どういう風景を見ることになるのだろう?
ラフタは本当に死んだのだろうか?
死んだことにして匿われているんじゃないだろうか?
アジーが寝込んだというのもこれまでの彼女を見るにキャラじゃないような気がする。
これは陰謀だ!
黒幕はマクマード。
マクマードはジャスレイの腹の中を読んでいる様子が伺える。
知った上で鉄華団の暴動も容認しているんじゃないだろうか?
まあ、これもラフタ☓アキヒロの成立を祈る1ファンの願望なのだろうか?