back to TOP

admin |  RSS



dagramWS000000.jpg


○あらすじ
植民惑星デロイアでは地球に対する不満が高まり、独立運動が勢いを増していた。ある日、デロイア星の首都カーディナル市で、地球連邦評議会議長のドナン・カシムら評議会の議員たちを、地球連邦軍第8軍大佐フォン・シュタイン率いる部隊が監禁し、デロイアの独立を宣言するという事件が起こる。事件の報道を聞いたドナンの息子クリン・カシムは地球連邦軍の救出部隊に志願し、人質の解放に尽力した。
しかし、救出されたドナンはフォン・シュタインを免罪し、デロイアを地球連邦の8番目の自治州に昇格させ、フォン・シュタインをその代表に任命した。一方、ドナンは事件の首謀者としてデロイア独立を支持した代議員を投獄し、フォン・シュタインに呼応して立ち上がった独立運動家たちを徹底的に弾圧する。すべては、地球百億の民のためにあえてデロイアの民を泣かせる覚悟を決めたドナンが、デロイア独立運動の「ガス抜き」のため、フォン・シュタインと共に仕組んだ狂言に過ぎなかった。
事件の真相をジャーナリストのディック・ラルターフから聞かされたクリンは苦悩するが、ひょんなことからデロイアの完全独立を求める指導者デビッド・サマリン博士と出会う。サマリンはクリンをドナンの息子と知りながらあたたかく迎え、独立派が開発した最新鋭コンバット・アーマーダグラムのパイロットとして仲間に紹介する。だがクリンがサマリンと出会ったことで、サマリンの居場所が地球連邦軍に知れてしまい、サマリンとダグラムは地球連邦軍に奪われてしまう。
責任を感じたクリンは、単身で地球連邦軍の基地に乗り込みダグラムを奪回、デロイア独立運動に身を投じることを決意する。地球時代の友人ロッキー・アンドレらのグループ(デロイア7。後の太陽の牙)に合流したクリンは、ダグラムによって次々と地球連邦軍を蹴散らしていく。サマリンも独立派ゲリラの尽力によって救出され、デロイア独立の気運は、ドナンの思惑とは裏腹にますます高まっていく。
そのころ、野心はあれども理想はないドナンの補佐官ヘルムート・J・ラコックは、病を抱えたドナンとフォン・シュタインを排し、自らがデロイアの支配者となるための私欲にまみれた策謀を密かに進めていた。(Wikipediaより抜粋)



OP『さらばやさしき日々よ』YOUTUBEより抜粋


dagramWS000001.jpgdagramWS000002.jpg



子供の頃はストーリーなんて、あんまり気にせず見てたのでこのアニメの奥深さなんて分かる由のなかった。

このアニメは実に奥深い。
何せ、政治的駆け引き、戦闘における戦略・戦術・兵站、ジャーナリズム、ゲリラの何たるか、に関しての造景が深く、さらに敵味方に分かれた父子の葛藤、ヒロインの恋慕、悪役の悪巧みなどを盛り込んで緻密にすべてが絡み合って一つの物語を成しています。

子供のためのアニメではなく、大人にこそ見て欲しいアニメなのです。
制作にもそんな意図があるようですね。
 
それにしても、主役メカが出てくるまでが長い長い;;
7話目のラスト数秒にしてようやく姿を見せます。(立ってるだけって……)
さらに主人公クリンが乗って活躍するのは9話とかなり待たされます。

それにしょっちゅう、「エネルギーが無い」って騒いでいるし……
弾切れするし……
ノズルの規格が合わないって、燃料入れられないこともあったし……

さらに動いても度々ピンチに陥って、これまでのロボット物のお約束を完全無視。
むしろ、そこが見どころだったりするのです。
どんなに強いロボットがあっても、奇策を用いたり、連携をしなければ容易に勝つことは出来ないというリアルさ。

他のロボットアニメでは一話完結しそうなストーリー展開も、
このアニメでは一つの攻防戦について、たくさんの話数を使って、丁寧に作り込まれています。
ですので見応えは充分。

これは、一連のデロイア独立戦争の軌跡を描いた……
大河ドラマにも等しい超娯楽作品なのです。

※注 ヒロインのデイジーには何の萌要素もありません。あしからず



スポンサーサイト
革命機ヴァルヴレイヴ (完全生産限定版) (1期+2期)全12巻セット [マーケットプレイス Blu-rayセット]革命機ヴァルヴレイヴ 裏切りの烙印(1)<革命機ヴァルヴレイヴ 裏切りの烙印> (シルフコミックス)1/144 ヴァルヴレイヴI 火人 イノゼント ゼロ(革命機ヴァルヴレイヴ)
革命機ヴァルヴレイヴ (完全生産限定版) (1期+2期)全12巻セット [マーケットプレイス Blu-rayセット]
革命機ヴァルヴレイヴ 裏切りの烙印(1)<革命機ヴァルヴレイヴ 裏切りの烙印> (シルフコミックス)
1/144 ヴァルヴレイヴI 火人 イノゼント ゼロ(革命機ヴァルヴレイヴ)





革命機ヴァルヴレイヴ (完全生産限定版) 全6巻セット [マーケットプレイス Blu-rayセット]
革命機ヴァルヴレイヴ (完全生産限定版) 全6巻セット [マーケットプレイス Blu-rayセット]


VAL!122WS000001.jpg


真暦71年。人類総人口の7割が地球から離れた宇宙都市・「ダイソンスフィア」で暮らす世界は、「ドルシア軍事盟約連邦」と「環大西洋合衆国(ARUS)」の2大勢力に分かれて対立し、中立の小国・「ジオール」は平和を謳歌していた。
モジュール77の咲森学園似通う時縞ハルトを囲む平和な日常はドルシア軍の諜報員エルエルフらの襲撃に寄って一転。謎のロボット“ヴァルヴレイヴ”を巡る交戦に巻き込まれる。
成り行きからヴァルヴレイヴに乗ったハルトは、もう『人間』ではなかった。
“カミツキ”と呼ばれる存在に身をやつし、経緯上、仲間になるしかなかったエルエルフの協力を受け、学生たちの真の自由を守るために混沌の戦いに挑む。

VAL!122WS000003.jpgVAL!122WS000000.jpg
VAL!122WS000002.jpgVAL!122WS000004.jpg

言わずもがなのサンライズロボットアニメですね。
監督は『ローゼンメイデン』の松尾衡氏。構成は『コードギアス反逆のルルーシュ』の大河内一楼氏。
この顔ぶれを見れば、安心して見れるはずなのですが……
当時は同じシーズンに放送された『マジェスティックプリンス』と『ガルガンティア』という2本のロボット比べられて、評価はあまり高くはなかったですね。
どっちかというといわゆるリアルロボット路線ど真ん中の作品だったので、これに馴染まないという人が多々いたようです。
う~ん……
確かに奇想天外と言うにはちょっと物足りないけど、オジサン達なら普通に楽しめるじゃないかなって思う。
僕は大好きですね。
軍事大国ドルシアに対抗するのは、たった5機のヴァルヴレイヴとエルエルフの奇策のみ。
駆け引きも巧妙に考えてあったし、スリルは十分ありました。
最後の方でエルエルフが廃人なったときはどうなるかと思ったけど、ちゃんと持ち直して、ラスボス戦のキーマンだったりして……
ストーリー展開の妙は流石だと感じた作品です。
この時代に商業的にも大成功なんで名作って言ってもいいんじゃないでしょうか?


でもね、このアニメ……
何はなくても6号機のパイロット蓮舫小路アキラで持っていると思うの。
かなり、マジで。





マクロスダイナマイト7 DYNAMITE FIRE!!マクロス7 ミレーヌバルキー VALKYRIE VF-11MAXL改 1/144スケール バトロイドモード・ファイターモードセットマクロス7トラッシュ(2)<マクロス7トラッシュ> (角川コミックス・エース)
マクロスダイナマイト7 DYNAMITE FIRE!!
マクロス7 ミレーヌバルキー VALKYRIE VF-11MAXL改 1/144スケール バトロイドモード・ファイターモードセット
マクロス7トラッシュ(2)<マクロス7トラッシュ> (角川コミックス・エース)






マクロス7 Blu-ray Box Complete FIRE 1 (アンコールプレス版)
マクロス7挿入歌『突撃ラブハート』
(Youtube 8bit音源)


マクロス7BGWS000002マクロス7BGWS000000

まずはイントロダクションから……

西暦2045年。
巨人型異星人ゼントラーディとの間に勃発した“第一次星間戦争”の終結から35年の歳月が過ぎていた。

超マクロス級の第7番艦“マクロス7”。
それを中核とする超マクロス級移民船団である第37次超長距離移民船団は移民可能な星を求め、当てのない銀河の旅を続けていた。
そんなある日、平穏な日々を過ごすマクロス7船団の市民たちに衝撃のニュースが流れる。
“プロトデビルン”と呼ばれる正体不明の異星人の襲撃。
そして、それと戦い、負傷した兵士は皆、まるで精気を抜かれたように無気力になり、生命機能に異常を来す者すらいた。

その窮状の中、FIREBOMBERのボーカル熱気バサラは愛機ファイヤーバルキリーを操り、戦場へと赴く。
戦うためではない。ただ、歌を届けるために……
当初は統合軍の兵士ばかりか、メンバーのミレーヌにまで冷ややかな目を向けられたが、やがて彼の歌が囚われて操られている者の洗脳を解いたり、敵を威圧することが判明した。
FIREBOMBERはすぐさま民間協力隊“サウンドフォース”として統合軍に編入され、作戦の中軸を担うことになる。
しかし、どんな状況に置かれてもバサラの信念が変わりようはない。
砲火が飛び交おうが、戦場の真っ只中だろうが歌いたい時に歌い、歌で争いを終わらせる。

激しい戦火の中で「オレの歌を聞けぇ!」と叫んで。



マクロス7BGWS000001マクロス7BGWS000003


今、マクロスΔが絶賛放送中なのですが、そのマクロスシリーズの三作目がこのマクロス7なわけです。(河森さん原作では二作目)

河森さんはその頃、「マクロスには、もう手を付けない」と宣言していたらしいのですが、八谷賢一監督のOVA『超時空要塞マクロスⅡ- LOVERS AGAIN』やら、ハリウッドからの実写化の企画が持ち上がったりやらで触発され、遂に重い腰を上げたという経緯があります。
実写化されても、初代マクロス放送終了から10年ほど経っていて、その当時の子供たちはマクロスを知らないでいる。
それならと本作とOVA『マクロスプラス』がほぼ同時進行で作られたのです。
そして、“歌うパイロット”“戦わない主人公”というロボットアニメにあるまじき冒険に出ました。
何故かその目論見は的中して、20年間経つ今でも名作の一つとして語られるほど愛されているわけです。

でも、その当時、見ていた僕を含むアニメファンの間では賛否が大きく分かれていた話題作でもありました。
何せ主人公は戦わない。殴られても殴り返さずに歌い続ける。「ナンジャコリャ-」だったんです。
でも、後半に向かうに従い、頑ななバサラの情熱がファンの間にも溶け込んで、多くの支持を集めていくんです。
もう“一周回って、それカッコイイ”ってことですよ。
初代マクロスで異彩を放った板野一郎さんがマクロスプラスの方に回って、演出がどうなんだろうと思いましたが、全然違和感は無く楽しめました。
何でも当時、原画2~3千枚が普通だったことに7000枚以上も使ったという力の入れ方でしたから。(ただし、使い回しも多いです)


使われた歌も熱いものばかりでしたね?
OPの『SEVENTH MOON』に『TRY AGAIN』『MY SOUL FOR YOU』『突撃ラブハート』などなど。
それにミレーヌの『GO(自由な唄)』『MY FRIEND』
どれも名曲です。
これらの曲は世間的にも評価され’95日本ゴールドディスク大賞アルバム・オブ・ザ・イヤーアニメ部門を受賞してアニソンとしては異例の売れ行きを記録したそうです。

これらの曲は後の作品でも使われ、大いに盛り上げてくれます。
マクロスFでは第17話『グッバイ・シスター』でオズマのテーマ曲のように『TRY AGAIN』『MY SOUL FOR YOU』が使われていましたし、マクロスΔでは第11話『追悼ジェリーフィッシュ』ではチャックの弟たちが弾き語りで『REMEMBER16』を歌っていたり。

これらの名曲は今後のシリーズでも歌われ続けていくことでしょう。
ちなみにこのページの頭に貼ったyoutubeの音源は僕の好みで『突撃ラブハート』にしました。


機動戦士ガンダムUC COMPLETE BEST機動戦士ガンダムUC11 不死鳥狩り<機動戦士ガンダムUC> (角川コミックス・エース)一番くじ 機動戦士ガンダムUC プレリュードオブエピソード7 A賞 ミネバフィギュアスペシャルカラーver.
機動戦士ガンダムUC COMPLETE BEST
機動戦士ガンダムUC11 不死鳥狩り<機動戦士ガンダムUC> (角川コミックス・エース)
一番くじ 機動戦士ガンダムUC プレリュードオブエピソード7 A賞 ミネバフィギュアスペシャルカラーver.




機動戦士ガンダムUC(ユニコーン) (初回版) 全7巻セット [マーケットプレイス DVDセット]
機動戦士ガンダムUC(episode6)ED 『RE:I AM』
(Youtube 8bit音源)


まずはこの物語のイントロダクションから……

U.C0093年2月末日 ネオ・ジオンの総帥となったシャア・アズナブルは、地上の荒廃が進む中、未だ重力に引かれ、スペースノイドへの弾圧を続ける連邦政府に事実上の宣戦布告を宣言する。
ネオ・ジオンは、周到に準備された計画にそって、翌3月、怒涛の強攻策に出る。
地球へと人工惑星アクシズを落下させるべく行動を起こすが、連邦の外郭新興部隊“ロンドベルによって阻まれる。
後にシャアの反乱。もしくは第2次ネオジオン戦争と呼ばれる出来事だった。

それから3年後。バナージ・リンクスは工業コロニー“インダストリアルセブン”にあるアナハイム工専で勉学に励んでいた。
そこでバナージは運命的な出会いを果たす。
オードリー・バーンと名乗った少女は、戦争を止めるためにビスト財団の当主カーディアス・ビストに会わなければいけないと言う。
オードリーに惹かれ、助けたいと願うバナージは、ネオ・ジオンと連邦の抗争に巻き込まれ、波乱の渦中、戦禍の只中に引きずられていく。


がんだむUCロボWS000000がんだむUCロボWS000001


本作の原作は福井晴敏さんの小説ですね。
福井さんはガンダムファンとして有名です。
ユニコーンの前は∀のノベライズも出されてるのをご存じの方も多いでしょう。
何年か前にNHK-BSであった丸一日ガンダム特番の時、福井さんも呼ばれて「ガンダムは義務教育の一環だった」と豪語し、他の参加者の喝采を受けたのを今でも覚えています。

この作品はTVアニメの『ガンダム』『Zガンダム』『ガンダムZZ』や劇場版『逆襲のシャア』の世界観や設定を踏襲しつつ、現在販売されている小説『閃光のハサウェイ』や劇場版『ガンダムF91』へと連なるよう考えて書いてあります。
1st世代なら「逆シャアの続きがあるんだ」って、テンション上がる内容になっています。
アニメ版にも過去に歴代ガンダムを苦しめたMSやゲーム作品に登場したMSがたくさん出てきますので、それだけでもファンにとっては見応えがあります。
がんだむUCロボWS000002がんだむUCロボWS000003


(ここから先はチョットネタバレになるかもしれません)

主人公が偶然ガンダムに乗ってしまうのはお約束として、過去作品では“戦士”として覚醒していくのですが、バナージはそれとは違う成長をしていく。
兵士ではない彼は、戦いの中でも敵味方ではなく、組織に属さない一人の人間として、目の前の対象と向き合い、理解しようとしたり、説得したり…… 解り合おうとするのです。
彼からは優しい空気が漂っている。
その空気はやがて彼を取り囲む人々へと波及して、本来の人間らしい温かさで満ち溢れる。
嘗て、シャアの父、ジオン・ダイクンが提唱したニュータイプ論。
“人類は宇宙へと進出して、認識力を高め、誤解なく、より理解し合える”
物語後半でミネバに付き従う一部のネオ・ジオン兵士と連邦の戦艦ネェル・アーガマのクルーが協力して、困難に立ち向かう姿は、まさにそれを体現していたかのように思えます。
僕としてはこういった演出はとても好ましく思います。

しかし、アニメ版のラストで登場するあのMAは賛否分かれるみたいですね?
僕はアニメ版のほうが分かりやすくてよかったなと思いますが、人それぞれ価値観は違いますし、そこは見てからの各々で脳内処理していくべきなんでしょうね?

待ちきれない人は今からビデオ屋に行って、続きを借りるべき。
(6/12現在、4巻の途中でたぶん再来週から5巻目入ると思います。ひょっとしたら来週4の終盤~5の初め跨ぐかも知れないけど……)


ラーゼフォン 全9巻セット [マーケットプレイス DVDセット]ヴァリアブルアクション ハイスペック ラーゼフォンラーゼフォン蒼穹幻想曲 Plusculus
ラーゼフォン 全9巻セット [マーケットプレイス DVDセット]
ヴァリアブルアクション ハイスペック ラーゼフォン
ラーゼフォン蒼穹幻想曲 Plusculus

ラーゼフォン DVD-BOXラーゼフォン 多元変奏曲 初回限定版 [DVD]
ラーゼフォンOP『ヘミソフィア』
(Youtube)

まずはこのアニメのイントロダクション。

2013年2月 謎の宇宙人の襲来によって、世界は東京だけを残した滅亡した。
神名綾人は、退屈さを抱えながら、誰とも変わることのない普通の高校生活を送っていた。
そんなある日。2年の時を経て、再び宇宙人が東京を空襲する。
混乱の中、綾人は同級生の美嶋玲香の姿を認めた。
必死に後を追う綾人を黒服の男たちと謎の美女、紫東遙に拘束されかけた。
彼らの静止を振りきって、玲香を追い、苦し紛れに乗った地下鉄は世音神殿にたどり着く。
空中に浮遊する大きな卵。
朦朧とする意識の中、綾人は玲香に促されるように呟く。「ラー… ゼ… フォン」
卵が割れて、彼は巨大な人型兵器“ラーゼフォン”と邂逅する。
綾人は世界の真実を知るためにラーゼフォンを駆り、遥かとともに東京から離脱した。
そして、彼が目にする光景は消滅し、滅亡したはずの世界と人類。それについ先頃まで生活していた東京を包むドーム。“東京ジュピター”だった。
綾人は、“信じてきた世界”と“現実の世界”のギャップに戸惑いながらもラーゼフォンに乗って、東京ジュピターに拠点を置くMU(ムー)と戦うと決意する。

ラーゼフォン0611WS000000ラーゼフォン0611WS000001



本作はメカニックデザイナーとしては、もうお馴染みの出渕裕さんの初監督作品。
あの名作『勇者ライディーン』のオマージュと言うのは周知のことと思います。
他にも小松左京さんの『首都消失』やら、その他のSF小説、特撮をモチーフにしているようです。(僕はよくわからなかったけど…… )

ラーゼフォンのデザインはエジプト神話の太陽神“ラー”をモチーフとしているような趣があります。
隼の頭と人の体を持つラーはエジプト神話中の最高神でもあります。
最終話で世界を変容させるさまは神話の始まりで万物と神々を創造したと語られるラーに通ずるところを感じました。

この『ラーゼフォン』という作品。
一言でいうなら“幻想的”。付け加えて、“刹那的”。
’80~’90年代のフランス映画のようなおおらかさとか清らかさみたいなものを感じます。
ここではこういうことを表現したいんだなって回でオブラートに包むような織り込まれる抽象的な表現とか、心理状態を明示したような回とか。
もはや巨匠と言うしかない菅野よう子さんの音楽がそういった世界観の構築に大きく貢献しています。
ロボットアニメですが、恋の切なさ、儚さ、高揚感をしっかり描いて、アゲるとこはアゲる。泣かせるとこはしっかり泣かすを一つ一つ大事にしています。
一度、全話看破した後に見直すとまた、いろんな伏線に気づけて、違う視点でシナリオを楽しめるのもいいですね。

ラーゼフォン0611WS000002ラーゼフォン0611WS000003


後半に進むにつれ、奏者(オリン)として覚醒しつつある綾人。
やっとの思いで胸に隠した恋心を伝えることが出来た遥。
二人を囲む境遇は、あまりに過酷で残酷だったのですが、世界の“調律”を果たした後の世界で取り戻した二人の時間。
文字通りの同じ“時”を過ごし、幸せを掴む。
「そんなハッピーエンドもあるんだな」って驚かされて、「よかったね」ってホッとしました。

こういう言い方が正しいのかどうかわかりませんがとても芸術性の高いTVアニメだったなって思います。
近年稀に見ぬアーティスティックなロボットアニメなので、まだ見ていない人は是非チェックを!


Template by :FRAZ