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成長因子 育毛剤
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【第12話のシナリオ】

とある深夜。真っ暗闇に蠢く漆黒の影。
彼らは、託されたミッションを遂行すべく屋敷に忍び込む。
ドアを数センチ開けて、その隙間ほどのサーモグラフィカメラで中の様子を伺う。
人の気配を温暖色で知らせる。一人識別――――。
対象である男が寝息を立てている。そう判断したリーダーは、部屋の中にクルーを導く。
警戒しつつベッドに近づく。覗き込み対象の顔を視認する。
「ふふっ……」
「?!」
男ではない?! この国のエルフ族だ!!
気がつけば他にも数名。
「オカエリナサイマセ。ゴ主人様」
この部屋に潜んでいたメイド服を着たエルフが揃ってお辞儀をした。
魔法で体温を下げていたせいでサーモグラフィに映らなかったのだ。
陸自の隊員たちは、パニックになり、一斉に引き金にかけた指に力を込める。
しかし、魔法も体術もピカイチの皇帝直参のメイドたちの敵ではなかった。
制圧後、奥の部屋から慎一が姿を見せた。
彼らが暗殺しようとしていたのは、誰あろう、この加納慎一だったのだ。
日本政府は、オタク文化の自給自足化を推し進めようとする慎一を国益に反する国賊と認めたようだ。

皇帝ペトラルカに芝居めいた陳謝をする的場。
道化者のようにひらりひらりと言葉を並べ、都合のいい言い訳を並べる。

それから、しばらく――――
厳重な警戒態勢の中、平穏な日々を過ごした。
平穏過ぎる日々を過ごした。
死にたくなるほど平穏過ぎて…… 警戒態勢は解かれた。

ペトラルカは退屈を持て余し、愚痴る毎日。

しかし、そんな持て余すほどの退屈が打ち破られる事態が発生した。
宮殿の敷地内で大きな爆裂音が響く。
次々に報告される経過に宮殿は、右往左往の混乱に陥る。
窓の外には、入道雲のような大きな黒煙が立ち昇る。

被害にあったのは、宮殿ばかりじゃない。学校もまた、テロの標的となっていた。
慎一は、走った。

ただ、一冊の大事な『コンプティークル10月号』のために。

学校について見ると、既に校舎を覆わんばかりに炎が立ち込めている。
慎一は、構わず飛び込んだ。

ただ、一冊の大事な『コンプティークル10月号』のために。

図書室は、まだ、無事な筈。
階段を駆け上がり、図書室まで一気に走りこむ。

ただ、一冊の大事な『コンプティークル10月号』のために。

図書室のドアを開けるなり、彼は叫んだ。

「10月号~~っ!!」

10月号は、無事だった。ひとまず安心した…… ?!
何者かに催眠薬を嗅がされ、慎一は眠りに落ちた。

後を追ってきたミュセル、エルビア、ブルークが到着した時には、火の手は、かなり回っていた。
裏手に回って、ブルークが壊した壁から中に入る。
中には、自衛隊員がうごめく。
エルビアが彼らを引き付けている間にミュセルは図書室を目指す。
横たわる慎一を見つけたミュセル。彼の傍らで彼の体を揺する。しかし、目を覚まさない。
本棚が倒れ押しつぶされそうになる瀬戸際で魔法を使って、何とかそれを凌いだ。
ドンドンと魔法力が弱まっていく。
ニュートンの法則に従って、押しつぶそうとする本棚の重みにもう、どれほどの抵抗もできそうもない。

「どこまでも…… お供します。学校でも、アキバでも、例え…… 天国でも……」

そこへ駐屯所を抜け出してきた美埜里が駆けつけた。

助けだされた校庭で慎一が目を覚まし、的場が現れる。
「もう、すべて終わりだ。この事実が分かれば、エルダントは、国交を断絶するだろう」的場は恨めしく言った。
「そうはさせませんからね。的場さん。上の人と話をさせてください。僕がアミュテックを続けたがってるって」そう言った慎一の態度は、やけに冷静だった。

政府の役人は、高圧的に“穏便な帰還”を押し付ける。
慎一は、何が何でも亡き者に画策していることを、彼の言葉尻から嗅ぎつける。
その図星を指摘すると、役人は激昂し、声を荒らげた。
「こちらは、今回のようなやり方でいつでも君を始末できるんだよ!!」
呆れ顔の慎一。「……だってさ」

ハハハハハッ
どこからとも無く聞こえてきた笑い声。ペトラルカの声。
役人は、萎縮してしまい口を噤む。
今回の一件はすべて、バハイラムの仕業だった、として放免。
ただし、慎一がエルダントからいなくなるようなら、即刻国交断絶するとペトラルカは言い含めた。
これで慎一は安全な環境で仕事に勤しめることになった。

ミュセルへの告白(?)を邪魔されようと……
ペトラルカの言葉の裏を読み過ぎて、おかしなことを口走っても……

加納慎一は、大好きなこの世界に楽しい文化を広めるため、ひたすら邁進する。

彼の闘いは、これからだ!!!


【今回のポイント】
○いい最終回だった。
○ミュセルの涙。お涙頂戴シーン。
○策士ぶりを発揮する侮れない引きこもりの慎一。
○みのりは、国を敵にしても慎一を守ろうとした。
○エルビアの“通背拳”。使いどこまちがえるなww

【見終わって、ひとこと】
最終回ですね。寂しくなります。

今回はある意味、愛情がテーマだったかな?
祖国を愛する的場の思い切った行動。
ミュセルの慎一への強い愛情。
それにブルーク、エルビアの主従の絆(これもいわゆる愛情?)
ペトラルカの慎一の安否を気遣う細やかな愛情。
この国の人に真摯に向き合う慎一への敬意とか…………

本棚のシーンは、ちょっとウルッってきたなぁ。

スタッフの皆さんお疲れ様でした。

いい最終回だった!!

【記事の紹介】
○『アウトブレイク・カンパニー』12話感想 完全にミュセルルートやないか! …ああ言えばForYouさん

○アウトブレイク カンパニー 第12話 「侵略者を撃て!」(最終回) 感想  …Little Colorsさん

○【アウトブレイク・カンパニー】第12話 感想と内容…日本に狙われる慎一、やっぱオタクって凄い!!(錯乱)  …あにこ便さん

○【アウトブレイク・カンパニー】12話感想。慎一を守るミュセルがよかった。もっとイチャイチャしてほしい  …たまもちゃんねるさん


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