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【最終話のシナリオ】

前方を“霧”のアメリカ太平洋方面艦隊。
後方を重巡マヤを取り込み、異形と成り果て、宙に浮かぶ大戦艦コンゴウ。

挟撃の体を成す敵に為す術を見い出せないイ401クルーたち。
双方の出方を伺う401。コンゴウの決断は、ことのほか早かった。

「コンゴウの中心部に巨大な重力子反応確認!! なおも増大中!!」

今のコンゴウの持つ広大な射程範囲に潜行して逃げることも出来ず、完全に行動を封じられた401。

火を噴くコンゴウの超重力砲。
蒼海を炎の朱に染め、轟音を飛び散らせる。
爆炎が煌めいて、明るい陽の光より、さらに眩しい光を撒き散らす。

……とは言え、401は健在だ。

群像たちは目を疑った。

あろうことか、コンゴウが狙ったのは、本来、同じ“霧”…… 味方のはずの太平洋艦隊の方だったのだ。

「コンゴウの話を聞きたい……」
イオナは、概念伝達であの“部屋”のコンゴウと会う。
錯乱状態のコンゴウは、自分やタカオたちのような“エラー”を増やさないために太平洋艦隊を殲滅した、と言った。
コンゴウは、錯乱しながらもアドミラルティコードにこだわり続けた。それに沿えなくなった自分を許せないと感じていた。
従わなくなったヒュウガ、ハルナ、キリシマ、タカオ。そして、イオナが許せなかった。
故に自分の存在ごと、彼女らを駆逐する。「これは宣戦布告だ。わたしは貴様らを殲滅する……」
コンゴウは、概念伝達をロックして、一切の接触を拒む。

異形艦コンゴウから再び、重力子反応が増大する。
群像は、フルバーストを待機させつつ、超重力砲を起こさせる。
威力の相殺は無理でも理気盤を荒らすことは可能なはず……。
コンゴウが光を放つのを見計らって、401も迎撃。重力子の光がぶつかり合い、弾ける。
401は、この隙を狙って、フルバーストで退避する。

乱流に紛れ、機関を停止して、コンゴウの索敵を免れようとした。
身を潜めた最中、艦内のクルーは、群像に覚悟の言葉を送る。
群像は、目を閉じ、頷いた。
「俺達は閉鎖された世界に風穴を開けるために戦いを始めたんだ。 ……俺達は止まるわけにはいかない」
イオナも覚悟を決めた。「わたしがコンゴウを説得に行く……」
概念伝達がロックされた今、直接、接続するしか手段はない。イオナは、それをやろうと言うのだ。

「コンゴウは傷ついてる…… 心が……」
兵器として? この芽生えた自我は? 
今ここにある“存在”の証……。
群像は、過去“何かだった”ではなく、今、自分が“何者か”が寛容じゃないか、と説く。

コンゴウは、自分の思いに従って、ここに来た。“霧”としての規範を無視してまで……。
それは、“霧”から自立した“存在”であることを意味している。
もはや、コンゴウとは、戦う理由は無い。
イオナは、異形艦コンゴウへと心馳せる。演算処理を超えた衝動が彼女を突き動かす。
“意志”を以って、コンゴウを救いに行く。

「そこか…… マヤ、カーニバルを始めよう……」
コンゴウは、401の所在を察知した。全砲門を開き、これを排除すべく総攻撃を仕掛ける。
不在のイオナに代わって艦を制御するタカオ。ヒュウガ、ハルナ、キリシマが協力して全力で荒ぶる猛攻を凌ぐ。
しかし、目標射程に易々とは、到達し得ない。
「一番! 注水!!」群像が叫ぶ。
目標には、まだ遠い
しかし、もはや、今を置いてチャンスは訪れない、と彼は、判断したのだ。「撃てっ!」

イオナを乗せたロケット弾が駆ける。荒れた海の水圧を払い除け、敵弾頭を掻い潜り、ただ、ひたすらにコンゴウの下へ――――。

水面を抜け、コンゴウの領空内。砲撃は過熱の一途。
イオナは、ロケットを飛び出て、宙に舞う。ミサイルの上を駆け抜け、飛び移っては、駆け抜け、また、飛び移る。

そして、辿り着く。
わずかに傷を負ったが、コンゴウは、もう目の前に――――。
「401…… 何故、ここに来た?」
「あなたを…… 止めるため……」
コンゴウは、ナノマテリアルの刃を振るう。その形状は、雪の結晶のように見える。あたかも彼女の心模様を表すかのように。
イオナは、束の間差し伸べられたコンゴウの手を掴み、物理接続に成功する。
「コンゴウ…… 遅くなって…… ごめんなさい……」

しかし、コンゴウは、心を固く閉ざし、何重もの障壁を張って侵入を阻んだ。
このままでは、コンゴウは、異常に膨らんだエネルギー場を維持できず死んでしまう。
一度、“死”を知ったイオナは、“死”の悲しみの深さをよく知っていた。
あくまで、抵抗を続けるコンゴウ。コンゴウも意地を見せる。
自由な“意思”を拒み、イオナを苦しめる。
コンゴウは、イオナを追い詰め、超重力砲の発射炉に押し込める。
アドミラルティ・コードに従わなくなった自分もろとも消し去るつもりだ。
万事休す!?

光が瞬く……

青い閃光!?
401の超重力砲が、異形艦コンゴウを撃つ。「イオナあぁっ!!」
「群像……」
群像の声がイオナに力を与える。「コンゴウ! 今行く!」

「卑怯者め…… わたしに…… 触れるな!!」コンゴウは、抗う。
今のままでよかった、と叫ぶ。
関係などいらない、と喚く。

イオナの右手が彼女の頬に触れた時、
彼女の心が解き放たれた。

“部屋”の中。
コンゴウは、一人で蹲り、泣いていた。
イオナは、傍らで彼女の頭を抱いて、言った。「もう、大丈夫」
「繋がれば…… わかり合えれば…… もう怯えなくていい」
「わかり合って…… どうする?」
「そうすれば、友達になれる」
暗かった“部屋”が光りに包まれ、そこは陽だまりの草原へと形容を変えた。

今のコンゴウには、まだ受け入れ難いことだった。
しかし、張り詰めたわだかまりは、すっかり消えて、
今は…… 今なら、素直になれる。
赤い瞳は、そう語っていた。
「401。おまえは何を規範に行動している?」
「自分の…… 意志」
「そうか…… ありがとう……」

その後、イ401は、無事、アメリカ合衆国に入港。振動弾道を届けることに成功する。

群像が開けた風穴から、きっと世界は変化していく。
より良い明日が切り拓かれる、と信じて……


【今回のポイント】
○最終回、バトル漫画になってたね
○何はなくともハッピーエンド。めでたしめでたし。
○で……、マヤはどうした?!!

【見終わって、ひとこと】
コンゴウは、永遠のライバルになるのかと思いきや、
和解した!! 良かった!!

コンゴウの打ちひしがれ心が徐々に和らいで、最後はイオナに寄り添って、
そして、あのほほ笑みである。

2期。これは必ず来ますね?

その時まで………

【記事の紹介】
○【蒼き鋼のアルペジオ】12話感想。イオナの思いが届く!コンゴウ様ついに引きこもりを克服。  …たまもちゃんねるさん

○『蒼き鋼のアルペジオ』12話感想 次世代アニメの可能性を見た良い作品だった  …ああ言えば For YOUさん

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○蒼き鋼のアルペジオ-アルス・ノヴァ- 12話「航路を拓く力」感想  …おっさん速さん

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