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あのとき、広がっていたのは真っ黒な世界

暗くて、寒い密室みたいだった

息をするのも苦しい……
「息をするのをやめようか」
それでも、大きく息を吸った

心が悴んで、冷たさに埋もれそう……
「ここまま凍えようか」
それでも、火種を探し回った

目にするもの、耳にするもの
何もかもが、「お前にふさわしい」と黒い世界を押し付けた……

心は押し潰されながら、
それでも、この肉体は、
知らず知らず蠢いて、侵食する黒に逆らった

どん、どん、と閉ざす壁を叩き続けて
声になどならない声を必死になって張り上げた

やがて、壁に亀裂ができて、仄かな光が差し込んだ

それは、とても、とても、細い光の筋

でも、
光は、鮮やかに、艶やかに
黒を染め上げた

そして、僕は思い出すことになる

それは、僕が昔に見た色
それは、僕が昔に目にしていた景色
それは、僕が昔、聞いた歌声
そして、何より、そこは僕が昔いた世界

黒の中に埋もれて、ずっと、ずっと忘れていた
本当に僕がいるべき世界
かつて描いた、住みたいと望んだ世界

あのとき、
「それでも」って、やってなかったら
きっと思い出せなかった素敵な彩り

あのとき、僕はとまっていると思っていた
でも、そうじゃない

僕は、黒も知っている その冷たさ、辛さ

黒が僕に気づかせた

世界がどんなに素晴らしいものか
人がどんなに愛おしいものか

もがいて、あがいて、苦しんで
その最中は、気づけないのかもしれないし、思い出せないかもしれない

でも、それでもあらがい続けるのは
きっと、本能とか、魂とかが覚えているから……

きっと、今でも魂はこう言い続けている

「世界は温かい色で満ちている」

……って









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