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藤澤慶昌 / TVアニメ「GATE(ゲート) 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」オリジナル・サウンドトラック 02GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり ポス×ポスコレクション BOX『GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』 iPhone6s/6カバー レレイ・ラ・レレーナ
藤澤慶昌 / TVアニメ「GATE(ゲート) 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」オリジナル・サウンドトラック 02
GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり ポス×ポスコレクション BOX
『GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』 iPhone6s/6カバー レレイ・ラ・レレーナ



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ゾルザル皇太子の乱行に脅かされる翡翠宮の日本特使団。
同胞を救うため、遂に日本政府が重い腰を上げた!

空挺隊を運ぶ輸送機には、狭間陸将の訓示が鳴り響き、隊員の士気を鼓舞する。
彼ら空挺隊と先行潜入部隊、偵察隊、特戦群の一糸乱れぬ連携で円滑にして速やかな足取りで目的地を制圧していく“緑の人”たち。

あまりに圧倒的な制圧力にゾルザルは慄くばかりだった……

今回は現自衛隊の制式小銃『89式』とHK417をご紹介します。




【BIO BB弾1500発付】 東京マルイ 89式小銃 5.56mm 電動ガン 【18歳以上用】gatejuu11WS000001.jpg
【BIO BB弾1500発付】 東京マルイ 89式小銃 5.56mm 電動ガン 【18歳以上用】

○豊和工業 89式小銃(2期#11 翡翠宮救出部隊が使用)
 豊和工業が、かつてOEM生産していたAR18を参考に、1966年から「HRxx(xxは番号)」の名で開発を進めていた突撃銃。1989年には旧式化した64式小銃の後継として、最終試作となる「HR16」が陸上自衛隊に「89式」として採用された。公募により「BUDDY(相棒)」という愛称が付けられたが、現場でその名が呼ばれる事はなく、単純に「ハチキュー」と呼ばれているようだ。
 使用弾を64式小銃の7.62mm×51減装弾から、日本独自の「89式実包」と呼ばれる、現在のNATO標準であるSS109と同等レベルの弾薬へと変更。弾倉もM16の物が共用可能で、元となったAR18の主要部品の流用も可能である。弾倉は20連と30連のものが用意されており、普通科など戦闘職種では30連弾倉が用いられ、後方職種のほか空挺など、コンパクトさが要求される部隊には20連弾倉が支給されている。
 左右非対称のストックやグリップは特殊な強化樹脂で形成され、ロアレシーバーのヒンジピンに強度的な問題があるものの、64式小銃に比べて1kg近い軽量化を実現している。部品点数は標準的な突撃銃としてはやや多いが、64式と比べて約10%減少し、問題だった整備性が向上した。また、銃口部のフラッシュハイダーはやや特異な形状となっているが、優れた消炎効果を発揮するといわれる。
 発射形式は突撃銃には珍しいセミ、フル、3点バーストの三種類。セレクターレバーの表示は、64式小銃から受け継いだ「ア/タ/レ(安全/単発/連射)」に「3」を追加したものとなっている。セレクターシステムはユニット式になっており、取り外すことでセミオートもしくはフルオートのみとすることも可能だ。
 このセレクターレバーは匍匐前進の際に誤って解除されないよう右側についており、操作する際はグリップから一旦離した右手でレバーを保持するよう指導・訓練される。グリップを握ったまま親指で手早くセレクターを操作できるライフルに慣れている国からは奇異の目で見られている。ただし、当の自衛隊員たちは前述の手順で習熟してしまうため、とくに不便とは感じていないようだ。なおイラク派遣においては左側にもセレクターレバーが追加されていた。この機構は帰国すると元に戻されたといわれるが、隊員からの要望により、2007年度から左セレクターレバーの標準化が決定し、順次装備が施されている。
 
 難点は、防衛省が製造元である豊和工業の言い値で調達している上、生産数も限定的であるため、非常に高額であること。また64式小銃と同様、実戦での運用が皆無であり、その実力は未知数というのが実際である。「紛争地域での運用は全く不可能。根本的な性能の悪さを露呈するのではないか」と、一部では無責任なまでに低い評価の声もあった。
 しかし、イラク派遣直前にアメリカ国内で行われた実動訓練において、経験豊富なアメリカ軍兵士から高い命中精度や耐久性、バイポッドの操作性などを高く評価されたという。
 元は北部方面隊や富士教導隊に優先的に配備されていたが、9.11テロや不審船事件などといった国際情勢の変化により、陸自の第一線部隊だけでなく、警察庁のSATや海上保安庁の特殊警備隊(SST)、海上自衛隊の特別警備隊(SBU)に、折り畳み銃床モデル(2型式)が配備されている。
 平成20年度には防衛省が調達方針を変更し20,005丁の一括調達を実施している。これにより陸自のほとんどの前線部隊に89式が配備できたようであるが、一括調達の影響か、21年度には1丁も調達されなかったようだ。
 さらに、89式を装備した陸自の各部隊では、有事に懸念される市街地戦や対ゲリラ戦に対応するべく、取り回しを容易にするためのバーティカルグリップやダットサイトなどの各種デバイスが取り付けられるよう、部隊レベルながら自費もしくは部隊予算で改修が進んでいる。





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VFC/Umarex HK417 12in 電動ガン (JPver./HK Licensed)

○H&K HK417(2期#11先行潜入部隊が使用)
 ドイツのH&K社が2005年に発表した、HK416の7.62mm×51弾モデル。イラク、アフガニスタンの戦場で7.62mm×51弾クラスのバトルライフルの有用性が再評価されたことから、同社がHK416と共に開発したものである。
 H&Kでは、HK416と同等の10,000~15,000発までパーツの破損や交換を必要としない耐久性を保証しており、HK416と同じく同社のAG-C/M320アドオン式擲弾発射器も装着できる。バレルは12、16、20インチが用意されており、CQBから狙撃まで対応可能である。
 民間型となるセミオートオンリーモデルは、発表当時、名称が「MR308(アメリカ市場)」「MR762(ヨーロッパ市場)」とされていたが、最終的に「MR762A1」と統一された模様で、2012年1月から販売されている。
 HK417は、すでにドイツ連邦軍を始め、試験的なものから本格的な導入まで、十数カ国で採用されている。特にドイツでは「G28」というHK417の発展型が開発・採用されている。G28は417の民間型「MR762A1」をベースとしたDMRで、すでにアフガニスタンに投入されているという。
 G28はパーツの75%をHK417と共用するが、従来のアルミ合金ではなくスチール製アッパーレシーバーでボディを構成している。また、レシーバーのレール上にはシュミット&ベンダー社製のスコープ、ストックは調節可能なチークピースを備えた伸縮式スナイパーストック、ガスブロックにはサプレッサーポジションにアジャスト可能なレギュレーターを標準で備える。さらに、アッパーアセンブリの組換えにより、スタンダードコンフィグレーションと、より軽装なパトロールコンフィグレーションに振り分け可能。H&K公式サイトによれば、1.5MOAの命中精度を持つという。
 HK417は、精度の点では先代のDMR(G3)に劣ると評価され、一時はドイツ軍による制式採用は見送られた。しかし、スポーツシューティング用に高精度のマッチバレルを採用したMR762A1は十分な精度を有し、操作性・携行性においてG3に勝ると評価され、最終的にG28として制式DMRの座を勝ち取った。

※関連記事
○自衛隊 彼の地にて、斯く戦えりの車両・航空機
○自衛隊 彼の地にて、斯く戦えりの兵士武装
↓『戦闘糧食・救難食糧』で伊丹たちのお食事カタログが出ます。


ヨルムンガンド もふもふミニタオル バルメ柄 mofmt_yg03ヨルムンガンド HCLI ミリタリーマグカップヨルムンガンド(1) (サンデーGXコミックス)
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ソフィア・ヴェルマー。通称バルメ。常にココの側近くで目を光らせる元フィンランドの少佐。
立体視不能な隻眼ながら、卓越した経験とセンスでナイフを使った接近戦も難なくこなす屈強な女兵士。
ココの私兵の中でも最もココに忠実な部下でもある。
仲間から“アネゴ”と慕われながらも、ココを傷つけようとする者、疑念を抱く者には容赦がない。
また、ナイフ格闘には特別な思い入れがあり、敵味方問わずに口やかましくなる。

ウゴ。元イタリアンマフィアでココの専属運転手兼ボディーガード。大柄。
その巨体は伊達ではなく、同じ体型の男を壁ごと押し倒す程の腕力を持つ。
絶妙なドライビングセンスを持ち、何度もココを窮地から守っている。
車を愛し、愛しすぎるゆえ、失って落ち込むこともある。
豪腕を活かし大口径拳銃を片手で使いこなす場面も儘ある。

今回はバルメとウゴが使用した銃火器を紹介します。



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No10 グロック17 (10歳以上エアーHOPハンドガン)

○グロック17(3話~ バルメの愛用拳銃)
1980年当時、銃器業界へは新規参入だったオーストリアのグロック社が開発した自動拳銃。グロックシリーズの中核を成すフルサイズモデルである。いまや空前のベストセラーピストルであり、民間のみならず公的機関でも幅広く使用されている。
 グロック社は以前から軍用プラスチック製品会社としてオーストリア軍とも繋がりが深く、現場の声を聞く機会が多かった。その経験を活かし、当時としては革新的だったポリマーフレームの本銃を開発し、オーストリア軍の制式拳銃トライアルで「Pi80」の名前で次期制式拳銃として採用された。
 「グロック17」は、Pi80のコマーシャルモデルとして、1982年にヨーロッパで発売されて以来の名称である。
 グロックは従来のマニュアルセイフティやハンマーが無く、スライドを引く以外には、発砲にあたって操作するのはトリガーだけとなっている。強いてあげれば、トリガーシューから僅かに覗いているトリガーセイフティのレバーがあるが、トリガーに指を掛けるだけでセイフティが外れるため、意識して操作する従来の安全装置とは異なる。
 このトリガーセイフティを含む「セイフアクション」と呼ばれる、3つの安全装置と、スライドを引く操作でストライカーを60%ほどあらかじめコックするという変則ダブルアクションオンリーのトリガーからなる機構により、シングルアクション並みの軽いトリガープルのダブルアクションと、極めつけにシンプルな操作と安全性を兼ね備えた優れものとした。
 発売当初は玩具的なデザインで敬遠されたり、メディアによる「プラスチック製なので空港検査で引っ掛からない」などといったデマが飛び交ったこともあったが、銃そのものの優秀さが認知されるようになると、各国の公的機関の制式拳銃をグロックが席巻した。
 現在ではグロックシリーズは、アメリカ国内だけで警察関係を中心に約4,000機関が採用し、約50カ国の軍で制式採用されている。日本でも海上保安庁のSSTがサイドアームとして使用しているという。
 グロック17の登場以降、拳銃のトレンドも一変した。90年代以降、他社も一斉にポリマーフレームの銃を開発するようになった。スペック的にはグロックシリーズを超えるものも出始めているが、20年以上の実績を誇るグロックの牙城は、当面崩れそうもない。
 2007年には米国内で発効されたグロックのパテントが失効したことから、「スタームルガー SR9」のようなグロックの設計をそのまま流用した他社製自動拳銃も登場している。
 ちなみに、グロック社初の銃なのに何故モデル番号が「17」なのかは今でも謎に包まれており、当時としては多い装弾数17発からだとか、この銃で獲得したパテントが17件だからなど、様々な憶測が飛び交っている。


A&K M249 FN Minimi (ミニミ) Mk-2 AEGbarumeugoWS000001.jpg
A&K M249 FN Minimi (ミニミ) Mk-2 AEG

○FN ミニミ(#10 バルメが使用)
FN社が1970年代に開発した軽機関銃。ミニミとは、ミニ・ミトライユーズ(mini-mitrailleuse:《仏》小型機関銃)の略である。
 他の軽機関銃と比べて非常に軽量であり、給弾方法も通常のベルトリンク方式の他にもM16の弾倉も使用可能な様、考慮されている。アメリカ軍のM60に代わる次期制式分隊支援火器として1970年代後半から1980年前半にかけて行われたトライアルに参加。多数の候補を抑え、1982年にM249の名前で制式採用の座を射止めた。その後は軍事大国アメリカの制式銃として採用された評判から注目を浴び、多数の国がアメリカに倣い制式火器として採用している。
 基本の口径はNATO標準の5.56mm×45弾だが、2006年にはより長射程で高威力の7.62mm×51弾を使用するものも登場した。これは一足先にアメリカ海軍特殊部隊SEALにMk48の名称で採用されたものと類似した仕様だが、実はミニミ開発当初から7.62mm×51仕様はテスト済みで、改良はそれほど難しいものではなかったらしい。
 陸上自衛隊も、主力火器を7.62mm×51弾を使う64式小銃から5.56mm×45弾を使用する89式小銃への武装更新に伴い、それまで制式軽機関銃だった62式機関銃に代わってミニミを採用している。上掲の画像も自衛隊仕様だが、実際にはアメリカ軍のM249と同様のヒートカバーが追加されている。一挺あたりの価格は240万円と非常に高額である。
 しかし日本でライセンス生産されたミニミは、部品の精度が低い物が多いという噂も存在した。残念ながらこれは事実であったようで、2013年には住友重機による納入時の不正が発覚。12.7mm重機関銃、74式車載機関銃と共に、納入された製品の中には基準値を満たさないものが存在している事が明らかとなった。
 余談だが、陸上自衛隊に於いては、89式小銃よりも射程が長い為、照準眼鏡(スナイパースコープ)を装着して長距離の精密射撃を行うこともある模様だ。自衛隊では62式機関銃の頃から(旧軍時代からもその傾向はあったのだが)、機関銃によるブルズアイ射撃(遠距離精密射撃)を重視しており、ミニミによるそれもその延長線上と言える。そうした背景もあって、ミニミ導入当時、「62式の方が命中精度が高い」との批判もあったらしい。口径も設計思想も異なるミニミには酷な話だが、より小口径な火器を代替としてあてがわれた側にとっては、致し方のない言葉かもしれない。


Jing Gong ステアー AUG ミリタリー 電動ガンbarumeugoWS000002.jpg
Jing Gong ステアー AUG ミリタリー 電動ガン

○ステアーAUG(#6 バルメが使用)
オーストリアのステアー社が開発したブルパップ式突撃銃。AUG(アウグ、オウグ)はドイツ語で「Armee Universal Gewehr:陸軍汎用小銃」の略。
 人間工学を考慮したユニークなデザインからは想像できないほど良好な命中精度を誇り、ブルパップ式で取り回しも良く、全長に反するバレル長を確保できている。さらにフレームにプラスチックを採用したため軽量であり、フレームと一体化したスコープマウントは、他の銃にありがちな脆弱さが無く固定が容易である。マガジンも同様にプラスチック製で、かつ半透明の成型としたため、レシーバーに装填したまま外から残弾確認が可能となっている。
 ユニット化された各部品は分解し易く整備面において優れている上、容易かつ迅速に交換する事が可能。また、組換えによって異なる種別の銃火器として使用することもできる。バレルとボルト機構を9mmパラベラム弾用に交換すれば短機関銃に、621mm長のヘビーバレルとバイポッドを取り付ければ、分隊支援火器である「HBAR」となる。また、フォアグリップを取り外せばM203擲弾発射器の装着も可能となる。同様に部品の組み換えで排莢口を左右に変更でき、左利きの射手にも対応できるようにしている。ただし、コッキングハンドルは左側固定で変更することはできない。
 他にも特徴的な構造として、コッキングハンドルがボルトキャリアと独立しており、射撃中、ハンドルは前進位置のまま、動くことがない。そのため、全弾撃ちつくすとボルトは後退位置で停止するのだが、マガジンを交換して再度ボルトを前進させるには、ハンドルを引きなおす必要がある。
 こういった構造のため、ハンドルの後部に小さなボルトフォワードアシストノブが付属している。このノブを押し込んでいる間はハンドルとボルトキャリアがしっかりと連結されるようになっており、閉鎖不良の際にはこれを使って、強引にボルトを前進させて対処することになる。
 難点はセミ/フルの切り替えで、一般的なセレクターが無く、トリガーの絞り具合で変化する(軽く引けばセミ、深く引けばフル)。使う兵士の心理状態を考慮した設計なのだろうが、他の銃と勝手が違うので、転換訓練には多少の「馴れ」が必要となる。
 1970年代にオーストリア国防軍のStg58に替わる後継銃トライアルに参加し、M16A1などの強豪を抑え、Stg77の名前で制式採用の座を射止めた。その他、英国連邦の一員であるオーストラリア地上軍(採用名:F88)や、GIS(イタリア軍警察対テロ特殊部隊)に制式採用されており、ブルパップ式突撃銃の中でもかなりの成功作と云える。
 現行型のA2型は、従来のA1型に標準装備されていた1.5倍の固定スコープから、MIL-STD-1913に準じたスコープマウント(ピカティニーレール)となっている。なお他にもレールシステムを搭載したA3型が登場している。




No2 H&K MP5A5 (10歳以上電動ガン ボーイズ)barumeugoWS000003.jpg
No2 H&K MP5A5 (10歳以上電動ガン ボーイズ)

○H&K MP5(#4 バルメが使用 #2 ウゴが使用)
 H&K社が1960年代に発表した短機関銃。同社製G3(HK31)のローラーロッキングシステムをそのままに、短機関銃化したものである。ベースとなったG3同様のクローズドボルトの発火方式であるため、当時一般的だった短距離の瞬発的な面制圧を目的としたオープンボルト式の短機関銃とは一線を画す、目標に『当てる』事ができる命中精度を有する。
 しかし、それまでの短機関銃に比べ、部品点数が多く構造も複雑であるために高価で整備性や信頼性に不安があり、発売当初のH&K社は大口の取引先となるドイツ軍への納入を断念。それに替わる納入先として西ドイツ警察や国境警備隊に配備され、その他にも極少数が輸出されていたに過ぎなかった。
 永らく日の当らぬ存在であったが、1977年のルフトハンザ機ハイジャック事件において、MP5を装備したドイツのGSG9が事件を解決したことで一躍有名になり、続く1980年のイラン大使館占拠事件でこのMP5を装備するイギリスSASの映像が世界に公開され、その地位を不動の物とした。
 現在は世界各国の軍・警察で採用され、SWATや対テロ部隊では標準的な突入用火器として使用されている。日本でも90年代の終わり頃、海保の特殊部隊であるSSTがA5を、2002年のFIFAワールドカップの日韓同時開催に伴う警備強化を機に、警察庁がMP5E2(MP5F)をベースにした独自モデル(フラッシュハイダーを装備し、強装弾に対応。俗称 MP5J)を導入している。現在のH&K社では、受注規模の大小に関わらず、新規のオーダーに関しては従来の基本仕様であったA5ではなく、MP5E2型を勧める傾向が強い模様だ。
 しかし近年では犯罪者がボディアーマーを着込むなど、拳銃弾では威力不足なケースが現れたため、完全な室内戦やCQB以外ではM4などのライフル弾を使うカービン/アサルトカービンが普及しつつある。
 軍用としては、高性能とはいえ、高価なうえにあくまで低威力な短機関銃でしかないため、後方部隊の護身用火器としても、採用例は決して多くない。ただ、G3とメンテナンスや生産ラインを共用できるため、ノルウェーやイラン、トルコ、パキスタンなどのG3採用国の一部では、一般兵向けにも支給されている。トルコやイラン、パキスタンなどでライセンス生産されている製品は独自に輸出もされており、安価なこともあって映画のプロップガンなどで使われることもある。
 なお、派手さを求めがちなハリウッド映画ではフルオート射撃ばかりが使われるが、本来は正確なセミオートやバースト射撃を旨とする近距離での精密射撃をする銃であり、フルオートは使われないことが多い。特にSWATなどのような警察特殊部隊では誤射や跳弾による周辺被害を嫌うのでセミオートが基本である。



RPG-7 ペーパークラフト ロケット ランチャー リアルな迫力! 原寸大 1:1スケール 練習用ペーパークラフト付き [ホワイトキャッスルオリジナル]barumeugoWS000004.jpg
RPG-7 ペーパークラフト ロケット ランチャー リアルな迫力! 原寸大 1:1スケール 練習用ペーパークラフト付き [ホワイトキャッスルオリジナル]

○USSR RPG7(#6 ウゴが使用)
ソビエトが1960年代に開発した個人携帯可能な肩付け式対戦車/軽装甲火器。第二次大戦中使用されたドイツのパンツァーファウスト250のソビエト版「RPG2」に改良を施し、命中率と射程の向上を図った物。
 なおRPGとはロシア語の「Ручной Противотанковый Гранатомёт」の英語綴り「Ruchnoy Protivotankovyi Granatomet」の頭文字で、携帯式対戦車榴弾発射器の意。「Rocket Propelled Grenade(ロケット推進式榴弾)」の略称とされることもあるが、こちらは誤り。なまじ意味が通るゆえ、広く後者の語で紹介されている。
 弾頭と発射器の2つで構成されている点と、発射炎を後方に逃がすことで、射手への反動衝撃を低減している点はパンツァーファウストと同様である。しかし固定サイトのほか専用の光学サイトも用意されており、発射器も使い捨てではなく、再度弾頭を装着する事で何度も発射可能。弾頭も目的に応じてHE弾(榴弾)やHEAT弾(対戦車成形炸薬弾)などが用意されている。HEAT弾は、命中すれば300mm程の装甲を貫く威力を持つ。
 発射の際は、引き金を引くことでまず弾頭尾の発射用火薬に点火し発射。弾頭は発射後10mほど慣性飛行した後、安定翼を開くと共に今度は推進用のロケットモーターに点火、目標に向けて再加速していく二段式である。これはロケット弾の噴射を射手に浴びせないための仕組みで、過去にドイツがパンツァーシュレックで採用した噴射ガス避けの防盾に比べ、携行性を犠牲にしない優れた設計であった。
 無誘導なので命中精度はさほど高くなく、一般的な必中距離は80m程度とされるが、熟練した兵士であれば、150mから最大で300m先の目標にも命中させられるという。直撃を狙う以外にも、時限信管を短時間で作動するようセットし、爆発によって広範囲へのダメージを与える使い方も可能である。
 命中率が低いとはいえ、兵員輸送中のヘリにとっては、低強度紛争における最大脅威のひとつであり、映画『ブラックホーク・ダウン』でも描かれたソマリア・モガディシュの戦闘において、アメリカ軍のMH-60ブラックホークを撃墜したのも、このRPG-7であった。2001年からのアフガニスタン紛争中にも、アナコンダ作戦において、特殊部隊員を載せたチヌークが、着陸降下中にRPG-7による直撃を受け、2機が撃墜されている。
 一方で、構造上、発砲時の後方噴射(バックブラスト)が激しく、しかも目立つため、扱いには注意が必要である。味方が噴射を被らないよう、発砲の前には後方に人がいないことを確認し、かつ発砲後は速やかにその場から移動しなければならない。
 他のソビエト製兵器同様、構造が簡単かつ加工が非常に容易。そのうえ弾頭と発射器に分かれるので、かさばらず持ち運びにも便利である。そのくせ殆どの戦闘車両を撃破する威力を持つRPGは、国力の乏しい中小国家などでも大量に作られ、現在でも旧東側勢力やゲリラ勢力の主力対戦車火器として幅広く使用されている。
 装甲技術の向上によってRPGの戦車に対する優位性は低下したが、対軽装甲/対陣地兵器として今なお世界各地の紛争地で使用され続けている。
 様々な改良モデルも存在し、中でもD型は発射機を二つに分割できるようになっており、より携行性を高めている。現在ロシアで生産中のモデルは、有効射程を550~700mに延伸したV2型と、D型の改良モデルD3型である。
 弾頭も改良が続けられており、特にERA(爆発反応装甲)にも対応したタンデム弾頭を持つPG-7VRは、イラク戦争においてアメリカ軍のM1A1戦車の側面装甲を貫通した例を持つ。修理可能な程度の損傷だったが、携帯型対戦車兵器で、世界最強クラスの第3世代MBT(主力戦車)を一時行動不能に陥らせただけでも大変な「戦果」であり、今なおRPG-7が侮りがたい兵器であると見せつけた。





東京マルイ 電動ブローバック デザートイーグル.50AE ブラックモデル スターターセット(マルイ0.12gBB弾1000発+単4アルカリ電池4本)barumeugoWS000005.jpg
東京マルイ 電動ブローバック デザートイーグル.50AE ブラックモデル スターターセット(マルイ0.12gBB弾1000発+単4アルカリ電池4本)

○IMI デザートイーグル(#12 ウゴの愛用拳銃)
 アメリカのマグナムリサーチ社が設計した、世界有数の大口径自動拳銃。80年代後半から数多くの映画などに登場し、そのわかりやすい外観と強烈なキャラクター性から、今ではかなりの人気銃となっている。その迫力から「ハンドキャノン」と呼ばれることもしばしば。
 マグナムリサーチが最初に発表した.357マグナム弾モデルは「イーグル(またはイーグル357)」の名で知られ、面影こそあるもののスライド形状などが大きく異なっていた。1982年に発表されたこのモデルは、射撃特性こそ優れていたものの動作不良が多く、最終的にはマグナムリサーチと契約したイスラエルのIMIが改修を行って信頼性を向上させた。
 本銃が大きな成功を収め始めたのは1986年からである。この年に登場した.44マグナム弾モデルによって『.44マグナム弾が使用できる、作動が安定したマグナムピストル』として人気が出始めた。1991年には大口径の.50AE弾モデルが発表され、マグナムピストルとして確固たる位置を築いた。
 当初IMIで製造されていた本銃は、1995年から5年ほどアメリカのサコー・ディフェンスで製造されていたものの、同社がジェネラル・ダイナミクス社に吸収された後、現在のIWI(IMIから独立した小火器部門)によって、再びイスラエルで生産された。2005年からはマグナムリサーチも自社生産を開始し、アメリカとイスラエルの2カ国で生産が行われていたが、2009年にIWIでの生産が終了し、以降はアメリカ国内でのみ生産されている。
 本銃は、一般的なブローニング式ショートリコイルではなく、本来自動小銃などに使われる作動方式と閉鎖方式を採用しており、バレルに設けられた穴から導かれた発射ガスによって、スライドに連動したピストンが押され、ボルトが後退する仕組み。このためバレルはフレームに固定されており、命中精度も高い。中期のモデルからはポリゴナルライフリングやマウントレールを採用している。
 それぞれの口径には、マガジン、バレル、ボルトを交換するだけで対応が可能だが、.50AEと.44マグナム弾と.440コーボン弾は薬莢のリム径が同じなので、ボルトは共用が可能になっている。
 大口径弾に合わせた大柄な作りで、そのぶんセフティレバーの操作が片手で行いにくいといった声もある。通常の銃身長は6インチだが、10インチや14インチのロングバレルモデルも存在する。ただし14インチモデルは1999年に生産が中止されている。
 本銃の.50口径モデルで使用される.50 AEの弾頭径は、同じ.50口径ハンドガンであるS&W M500で使用される.500S&Wの弾頭径0.492インチを上回る。また、発射時の運動エネルギーはAK-47で使用される7.62mm×39弾と同等であり、レベルII規格以下のボディアーマーを貫通する。レベルIIIA~IV規格のものでも胸部や肩の骨などに当たる部分に着弾した場合、貫通は防いでもその衝撃による負傷は免れず、高レベルのボディアーマーを着用している目標に対して比較的有効とされる。
 本来は大型獣相手のハンドガンハンティングを目的とした銃だけに、「射撃時の反動が凄まじく、女性や子供が撃つと肩の骨が外れるほどの威力」と巷で噂されている。しかし大口径ハンドガンが非力な者には扱い難く、怪我を負うこともある点は、デザートイーグルに限ったことではない。また、実際の所.357マグナムモデルや.44マグナムモデルは本体の重量で反動が抑制される為、同口径の回転式拳銃と比べ反動は軽くなるそうである。
 また、一部ではイスラエル軍に制式採用されているとの風説があるが、実際には、一部の兵士が個人的に購入した『私物』として装備しているに過ぎないらしい。


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がて11WS000006



日本政府が特地(帝国)との和平交渉を推進する中、伊丹は任務を放って、周囲の熱い要望に応えるかのように僻地へと向かう。

挑むは、この異世界最大最強の害獣“炎龍”。
伊丹はレレイとテュカの魔法、ヤオら、ダークエルフ一行の捨て身の攻撃に助けられながら、どうにか炎龍を葬ることに成功した。

炎龍討伐を経て、伊丹たち一行に平穏が訪れたかに見えた矢先、帝国では皇帝モルトが倒れ、皇太子ゾルザルの不穏な計画が動き出そうとしていた。

急転直下の波乱を含んで展開する『GATE- 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』 炎竜編に出てきた銃火器と前回紹介できなかった銃火器をPick up!!



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○110mm個人携帯対戦車榴弾(パンツァーファウストⅢ)/対炎龍の秘密兵器 1期3話・2期5話

 ドイツのデュナミト(ダイナマイト)ノーベル社(Dynamit Nobel AG)が開発した携帯式対戦車擲弾発射器。1978年、西ドイツ陸軍(当時)の要請によって、パンツァーファウスト44の後継として開発に着手され、1992年、統一後のドイツ連邦軍に制式採用された。
 本体は使い捨てのカートリッジ(HEAT弾頭&カウンターマス)と、再使用が可能な照準・発射装置から構成されている。外見はRPG7に似ているが、こちらは発射筒の部分も使い捨てとなっており、この内部に発射薬とカウンターマスが収められている。発射時には鉄粉製カウンターマスが後方に10mほど噴出し反動を相殺、発射炎(バックブラスト)が少ないため、建物内部からも発射可能である。RPG-7同様に弾頭は無反動砲式で、発射された直後にロケットモーターを点火し飛翔する。照準器とつながったストック部分は再使用される。このグリップ部にはH&K社の刻印と、G3/MP5系と見た目の似たセーフティセレクターが付いている。
 先端のプローブと呼ばれる信管は伸縮が可能で、対戦車用途ではプローブを伸ばして使用するが、完全に縮めた状態では強力な榴弾として使用できるように設計されている。
 戦車を正面から撃破できる強力な貫通力(最大700mm以上の圧延均質装甲板を貫通できる)を持ち、人員携帯型ロケット弾としては最大級の貫通力がある。取り扱いも簡単で安価な事からドイツ以外でも、スイスでは「PzF84」、日本では「110mm個人携帯対戦車榴弾」の名前で採用、ライセンス生産されている。陸上自衛隊ではLAM(Light Antiarmor Munition:軽対装甲火器)と呼ばれており、また砲ではなく消耗品扱いの個人装備用弾薬として配備されている。



honeyBee WAREHOUSE M26 レモン・グレネード(ダミー)がて11WS000003
honeyBee WAREHOUSE M26 レモン・グレネード(ダミー)

○M61破片手榴弾(栗林が使用 1期6話)

 M61は、1950年代にアメリカで開発された破片手榴弾で、M26の後継である。弾殻はスティールをプレス加工して作られた滑らかな紡錘形でその外観から「レモン」のあだ名で呼ばれている。
 なお、大戦中のMkII手榴弾等に施されていた表面の格子状の溝に関しては、現実には溝の間に泥が入りかえって滑りやすくなったり、破片形成にもたいした効力を発揮しないことが判明し、より効果的な、刻み目の付いた鋼製ワイヤを弾殻の裏側に貼り付けることで廃止されている。
 M61は、前身であるM26にジャングルクリップと呼ばれる安全装置を追加したもので、クリップ以外に外観上の大差はない。携行中、何かに引っ掛けて不意に安全ピンが抜けてしまい、そのままレバーも脱落して信管が作動してしまうケースがあったため、ピンを抜いただけではレバーが外れないよう押さえるクリップが付加されたものだ。
 着発信管を取り付けたM26A2と呼ばれる変り種も存在したが、生産は少なく、M26もすべてM61かM67に更新され、退役している。




ブローニングM2重機関銃セットA (三脚架つき) (1/35 35-L8)がて11WS000004
ブローニングM2重機関銃セットA (三脚架つき) (1/35 35-L8)
 
○ブローニング M2 キャリバー.50(車両に搭載)

軍用機や装甲車両の撃破を目的としてアメリカで開発された傑作重機関銃。米軍の要求に対し、1918年にジョン・ブローニングが設計した水冷式銃身の「.50口径機関銃M1921」を原型とする。
 M1921は1930年代に当時のアメリカ陸軍で改良が行われ、「.50口径機関銃M2」として新たに採用された。1938年には耐久性を増したヘビーバレルをもつ「M2HB(M2 Heavy Barrel)」へと更新されて、ほぼ完成形に至った。
 M2は桁外れな威力を持つ.50口径弾を長時間連続発射でき、悪環境での信頼性も高く、余計なパワーソースを必要とせず、部品交換で給弾方向を変えることも可能である。整備性も良好と文句の付けようが無いほど完成度が高い。
 ちなみにM2は採用当時、水冷式と空冷式の二つのバージョンが作られて配備されていたが、空冷式のM2HBが充分な性能を有していたため、重くかさばる水冷式M2は廃止されていった。M2HBは、現在に至るまでほとんど姿を変えることなく生き残っている。
 第二次大戦ではアメリカ軍の主力重機関銃として戦車や装甲車、航空機の搭載機銃として幅広く活躍した。ただし戦闘機用としては威力の割に大重量で、高いGの掛かる格闘戦では意外に装弾不良率も高く、このため6~8挺の多銃装備でカバーする機種も多い。戦後もアメリカや日本などをはじめ、旧共産圏をのぞく世界各国の重機関銃として今なお第一線で活躍している。
 一方で、全く昔のままというわけでもなく、クイックチェンジバレルシステムの導入など、現在も地味に改良を続けている。各種光学機器用のマウントレールをはじめ、またシュアファイア社が専用の取り付けマウントを有した投光機を製作するなど、近代化装備の開発が今も各所で行われており、一部ではすでに実戦配備されている。現行モデルはゼネラルダイナミクス社やFNUSA社などの数社が製造を行っている。
 .50口径(12.7mm)と云う高威力のM2は「対物火器」として対人使用は自粛が求められているが、戦場ではお構いなしで頻繁に対人で使われている。ベトナム戦争さなかの1967年には、米海兵隊狙撃手カルロス・ハスコックによって、約2300mの長距離狙撃に使用された。1982年のフォークランド戦争でも陣地に籠もるアルゼンチン軍が装備するスコープ付きM2による狙撃に、質量共に優れるイギリス歩兵が多大な被害を受け、陣地1個1個に対してミラン対戦車ミサイルを撃ち込んで始末したとの逸話も持つ。高い火力と汎用性からテロリストにも重用され、海賊などの武装集団が敵対勢力を建物の壁ごと貫通射撃して殲滅させたとの事例が多数報告されている。


HK 416D (18歳以上次世代電動ガン)がて11WS000005
HK 416D (18歳以上次世代電動ガン)

○HK416(特戦群隊員が使用 1期9話)

 2000年、当時イギリスBAe社傘下だったH&K社は、技術力を見込まれイギリス軍の主力火器SA80の改良を請け負った。その実績から当時デルタフォースの研究開発部門に属していたラリー・ヴィッカーズ監修のもと、デルタフォースとの合同研究開発・フィールドテストを行い、M4を含めたM16系の近代改修モデルとも云うべきH&K版M4――コルト製と区別するため「HKM4」と呼ばれる――を2004年に発表する。
 HKM4は、M16系の特徴であったボルト作動方式を変更し、同社G36やXM8のガスピストン作動システムを移植。2万発もの発射に耐える耐久性(公式発表)を実現し、その後の耐久性・信頼性向上を目的としたガスピストン式AR15クローンブームの先鞭となった。
 発表時のデモンストレーションでは泥水に浸したHKM4を引き上げ、そのまま射撃を行うという驚くべきパフォーマンスを披露。HK416へとアップグレートされた後の2006年のデモンストレーション動画では米軍SOCOM基準の耐水射撃テストをM4と共に行い、難なく射撃を行うHK416に対し、M4は同じテストで機関部が破損するというテスト結果となった。しかしこれに関しては、テストはM4側は水を抜く暇を与えず即座に射撃行っている、初期には耐水能力を保証しているモデルは特注モデル(A2)のみであったなど、些か誇張された箇所も多かった。
 他にもハンドガード部の変更による銃身の過熱問題への対応、SA80改修時に開発したジャム頻度が低い新型スチールマガジンの採用など、外観そのものが大きく変わるような変更はほとんどなく、各部の信頼性向上への改修が多い。そのため操作方法は従来と全く同じで、既存のM16系ユーザーも違和感なくHKM4に移行できるよう考慮されている。ほぼM4の上位互換とも見える仕様だが、(以後登場した他のガスピストンAR15も同様だが)ガスピストン作動へ変更された事で、重量はやや増加し、またガスによりボルトが直接後退するM4と異なり、バレル上部のピストン運動がボルトを後退させるため反動でマズルが跳ね上がり易くなっている。
 2005年には、コルト社からの抗議により名称を「HK416」へと変更。FN社製SCARといった対抗馬もあらわれ、並行して試験されていたXM8も計画自体がキャンセルされるなど逆風もあったが、現在は着々と採用実績を伸ばしつつある。
 現在のところ、アメリカ、インドネシア、オランダ、ノルウェー、ポーランド、韓国での採用が伝えられている。主に特殊部隊などの限定的なものがほとんどだが、ノルウェーでは、現用のG3に替わる制式主力ライフルという、大口採用である。トルコではライセンス生産による同様の制式化が予定されていたがキャンセルされた。またイタリア、ドイツ、フランスの特殊部隊、海上自衛隊の特殊部隊「SBU」でも試験的に導入されたとも云われている。
 珍しいところでは、アメリカ軍がHK416D10RSの「上半分」のみをSOPMODキットとして供給しているようで、通常のM4カービンのロアレシーバー(要は下半分)に、HK416のアッパーアセンブリが組み合わされたライフルを携行する特殊部隊員の写真が見られる。
 2011年5月2日にビンラディンを襲撃、殺害した米国海軍DEVGRU(旧SEALチーム6)所属の隊員が本銃を使用していたという情報が海外のミリタリー系サイトで話題となった。


※関連記事
○自衛隊 彼の地にて、斯く戦えりの車両・航空機
○自衛隊 彼の地にて、斯く戦えりの兵士武装


MON-SIEUR BOME COLLECTION フルメタルパニック! 千鳥かなめ&テレサ・テスタロッサ フルメタル・パニック!RPGリプレイ フルメタル・パニック! 突然のラスト・プリンス<フルメタル・パニック!RPGリプレイ フルメタル・パニック! 突然のラスト・プリンス> (富士見ドラゴンブック)フルメタル・パニック!0―ZERO―(5)<フルメタル・パニック!0―ZERO―> (ドラゴンコミックスエイジ)
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フルメタル・パニック121WS000000


東京都立陣代高校。2年4組出席番号41番。
彼の名は相良宗介。

その正体はミスリル西太平洋戦隊SRTウルズチーム所属の軍曹。
その卓越された戦闘センスと豊富な経験からある女性の警護任務を命じられる。

彼女の名は、同校に通う千鳥かなめ。
成績優秀で運動センスもピカイチな一見普通の女子高生だが……

彼女の身には世界を揺るがすほどの秘密が眠っている。
“ウィスパード”と称された彼女らは世界の根幹を覆すほどのブラックテクノロジーを秘めている。

宗介はあらゆる武器、巨大ロボット(アームスレイブ)を駆使して、彼女を守る
しかし……
平和な日常に慣れない彼は日本の学生生活に四苦八苦?!

そんなドタバタSFミリタリーロボット学園アニメ『フルメタル・パニック!』を盛り上げた銃器たちをご紹介!!






エアガン グロック26 トイスター製エアーコッキングエアガン【18才以上】フルメタル・パニック1212WS000000
エアガン グロック26 トイスター製エアーコッキングエアガン【18才以上】


○グロッグ26(宗介が愛用)
1995年に開発された、同社グロック 17の切り詰め型モデル。
 この銃は、グロックシリーズの中では最小のサイズである“サブコンパクト”というカテゴリーに相当し、コンパクトモデルのグロック 19よりもさらに小さい。
 当時アメリカではAWB(連邦攻撃武器規制)が発効し、11発以上の装弾数を持つ拳銃(マガジン)の販売が禁止されていたが、本銃は言わばそれを逆手にとった形で、装弾数を10発以下に抑える代わりにサイズを最大限に切り詰め、携帯性を高めたものである。なかでも36は、シングルカラムマガジンによるスリムラインモデルとなっており、携帯性とグリッピングが向上している。
 主に護身用やバックアップ向けに発売されているが、メインアームとしても充分に通用する性能を持つ。その性能から軍や警察機関の関係者から注目され、私服任務や非番の際に携帯するケースも多い。ただあまりに小型のため、ロサンゼルスなど銃規制の厳しい地域では販売が禁止されてしまうケースもあるらしい。
 なおAWB失効後、くだんの小容量マガジンにはエクステンションタイプも登場し、装弾数を1~2発増加することも可能となった(州によっては現在も10発以下に制限されている)。エクステンションはそのまま小指をかけるフィンガーレストの役目も果たし、少々小柄に過ぎて握りにくいグリップの保持性が向上する、というおまけもあるようだ。
 また、最近では家庭内に保管された銃器を子供が持ち出して暴発させ、死傷する事故も後を絶たない。このような事故を防止するため、民間に銃器を販売している各社では、ロック・キー付きのモデルを販売している。グロック社でも、ホームディフェンス用として需要がある本銃に、グリップ後端にロック・キーを設けたモデルをラインナップに加えている。
 余談だが、エアソフトガンメーカーの東京マルイがこのモデルでガスガンを発売し大ヒットしたため、日本での認知度はかなり高い。



MP7A1 (18歳以上ガスブローバックマシンガン)フルメタル・パニック1212WS000001
MP7A1 (18歳以上ガスブローバックマシンガン)

○H&K MP7(宗介が使用 #11)
H&K社がFN社のP90への対抗馬として、1999年に『PDW』の名で発表した、携帯用の小型サブマシンガン。のちに『MP7』と改称され、更にトライアルを経て改良された『MP7A1』が現行の生産型となっている。非常に小柄ながら、同社のG36譲りのロータリーロックボルトとガスオペレーション機構を備える。
 新世代の銃ではあるが、外観上の設計・構成は従来の短機関銃の延長上にある手堅いものであり、新機軸を満載したP90とは『社風』の違いがうかがえて面白い。 コンセプトもP90とほぼ同じで護身用や特殊部隊向けのPDWタイプの火器である。後方部隊の警護・護身用のほか、航空機の乗員が敵地に不時着した際の非常用武器としても運用できる。
 特徴として大型拳銃並のコンパクトさと軽量さ、そしてG11の4.7mm×33弾を元に開発した4.6mm×30弾(ただしケースレスでは無く、ボトルネック形の金属薬莢式)が挙げられる。この新型弾は、あらゆる点でP90の5.7mm×28弾と同等もしくは凌駕しているとH&K社は発表しており、アイアンサイトでも高い命中精度を期待できるが、ドットサイトを装備すれば、腕の立つ特殊部隊の隊員でなくとも、200m先にいる敵の眉間を狙うことも出来るという。また、減音器を装備した際の静粛性はMP5SD以上らしい。
 ドイツ連邦軍の狙撃手・軽機関銃手のサイドアームとして運用されており、式典や展示などでそれらと共に装備されている写真が数多く見られる。また、同国のSEKやGSG9、イギリス国防省警察、イタリア軍第9空挺連隊など、ヨーロッパ各国の軍・法執行機関所属の特殊部隊で採用されており、2011年5月2日にビンラディンを襲撃、殺害した米国海軍DEVGRU(旧SEALチーム6)の隊員らがMP7A1を装備している写真が公開され、話題となった。
 なおP90におけるファイブセブンの様に、MP7と銃弾の共用が可能な「P46」と呼ばれる拳銃が、ドイツ連邦軍向けに開発されている(開発名UCP:Ultimate Combat Pistol)。2004年には、同社製P2000の意匠が採り入れられたプロトタイプが発表されていた。だが、「拳銃の形状では適切な弾道性能は得られない」として、2009年7月開発中止となった



No.7 PS90 HC (18歳以上ハイサイクル電動ガン) フルメタル・パニック1212WS000002
No.7 PS90 HC (18歳以上ハイサイクル電動ガン)

○FN P90(マオ、クルツが愛用)
1980年代、ボディアーマーの普及と高性能化により、軍の後方部隊が持つ護身用火器(拳銃、短機関銃)の威力不足がささやかれ始めた。しかし貫通力に優れる突撃銃では、何かとかさばるため携行は難しい。そこでアメリカ軍は『拳銃弾より貫通力に優れ、突撃銃より取り回しの良い銃』の製作を各社に依頼。当時APDWと呼ばれたこの要望に対して、FN社が1987年に要求仕様を満たした銃を開発した。それがPROJECT-90こと「P90」である。
 P90は幾つもの画期的な特徴を備えている。銃本体はプラスチックを多用したブルパップ形状だが、銃下面に排莢口を設けることで射手の利き手を選ばず、左右臨機応変に構えなおすことを可能にしている。マガジンは特異な形態で装填には慣れが必要なものの、50発というハイキャパシティながら、レシーバー上部に銃身と平行に配することで、本体から大きく張り出すことなくコンパクトにまとめられている。弾丸は横向きに複列装弾されているが、マガジン内のらせん状のスロープで90度回転させることで本体薬室に送弾する。セイフティ兼セレクターはトリガー下部に設けられ、グリップから手を離すことなく操作可能なうえ、トリガーの絞り加減でもセミ/フルの切り替えができる。
 さらに、P90は新規開発したSS90(後にファイブセブンと弾の共通化をはかったSS190)弾を採用している。この弾はライフル弾を短小化したようなボトルネック形状をしており、サイズこそ拳銃弾並だが貫通力に優れる。さらに人体などの柔らかい物体に命中すると、弾が横転して衝撃を物体に最大限伝えようとする性質が有るためストッピングパワーも優れ、拳銃/ライフル弾両方の利点を兼ね揃えたものとなっている。
 
 1996年にペルーで発生した日本大使館占拠事件において、ペルー軍、警察の突入部隊の一部がP90を使用していた事で知名度も高まり、室内戦闘が多い特殊部隊用の火器としても注目されている。
 従来のバリエーションとしては、光学サイトを廃してピカティニーレールを増設したP90TR(Triple-Rail)とP90Tacticalが存在する。またバレル下部の張り出しにレーザーポインターを内蔵したモデルも存在する。
 ちなみにP90TRは、基本型のP90ともども東京マルイによってエアソフトガン化されたが、同社による架空のバリエーションと誤解されることもあるようだ。



WALTHER PPK ベーシックモデルHW (モデルガン完成品)フルメタル・パニック1212WS000003
WALTHER PPK ベーシックモデルHW (モデルガン完成品)

○ワルサー PPK(テスタロッサが所持)
「PP(Polizei Pistole:警察用拳銃)」は、1929年に当時新鋭企業だったワルサー社が、様々な研究の末に開発した自動拳銃である。
 その後警察以外にも、銃不足にあえぐ欧州各国の軍がこれに注目。士官用の携帯用拳銃として人気が出たために、1931年、ワルサー社は本銃をベースに、更に小型化を図った「PPK(Polizei Pistole Kurz)」を開発した。
 PP/PPKはコンベンショナルダブルアクションで、作動方式はストレートブローバック。幾つものセイフティ機構を持ち、薬室に弾丸が装填されているとハンマー上部にシグナルピンが覗くローディングインジケーターを有するなど、即応性と安全性を両立した、当時としては最も完成度の高い自動拳銃だった。
 携帯性と性能に優れたPP/PPKは数多く生産され、欧州各国の軍・警察で使用された。第二次大戦後は、ドイツ本国での銃火器とその弾薬の製造がしばらくの間禁じられたため、フランスのマニューリン社でライセンス生産が行われた。戦後、国産銃器での再武装が困難となった西ドイツ各州の警察は、このマニューリン製PPとPPKをこぞって採用している。
 しかし、民間に目を向けてみると、戦時急造で粗悪品が大量に出回った事と、ドイツのゲシュタポが好んで使用していたことから、戦後のPP/PPKの評判は芳しくなかった。
 そのイメージを一変させたのが映画『007』シリーズである。主人公であるMI6(イギリス秘密情報部)所属の諜報部員であるジェームズ・ボンドが持つPPKは、スマートなスパイのスタイルに見事なまでに合致し、PPKはボンドの代名詞と云われるほど有名になった


No13 H&K USP (18歳以上電動ハンドガン)フルメタル・パニック1212WS000004
No13 H&K USP (18歳以上電動ハンドガン)

○H&K USP(マオが愛用)
USP(Universal Selfloading Pistol:汎用自動拳銃)は、H&K社が革新的機構にばかり目を向けて失敗した反省を活かし、自動拳銃の標準モデルを目指して1993年に開発した自動拳銃である。
 USPは、1911系をはじめとする大口径モデルの好まれるアメリカ市場をかなり意識した設計となっており、以前のP7などでは強度上の問題で限界のあった.45ACP弾にも、大型化することで対応している。各種レバー類もM1911系に倣った配置と操作方法にデザインされ、コック&ロックを可能としている。
 また、ポリマーフレームを採用することで過冷却や過熱による使用者へのダメージを防ぎ、分厚い手袋をしていても扱いが容易なよう、グリップには深く彫られたチェッカリング(滑り止め)が施されている。フレーム前方には各種アタッチメントを取り付けるためのマウントレールが設けられた。レールの規格こそ互換性に乏しいH&K独自のものながら、USPはフレームにレールを有する自動拳銃のパイオニア的な存在と言えるだろう。
 作動機構は、オーソドックスなブローニングタイプのショートリコイルで、先行のグロックなどと同様の、チャンバーブロックを排莢口に噛み合わせて閉鎖する仕組みとされた。一方で、他社のグロック追随型のポリマーフレームピストルとは異なり、トリガーはシングルアクション兼用のコンベンショナル・ダブルアクションとされた。そして、汎用性(Universal)を謳うだけあって、コントロールレバーの操作仕様等が異なる10種類近いメカニズムバリエーションが用意され、使用者が好みや用途に応じて選択できるようになっている。
 ドイツ連邦軍では1995年からUSP9が「P8」という名称で、またドイツの連邦警察や各州・特別行政都市の警察では私服警官向けにUSP コンパクトが「P10」の名称で制式採用されている。ちなみにP8と民間型USPとではコントロールレバーの操作が異なる。USPはレバーを上げてセイフティON、下げてOFFとM1911系と同様だが、P8は逆となっている。これはP8以前に採用されていたP1に倣ったものだ。レバーを下げ切ることでデコッキングされる点のみ両者とも同様である。
 さらにドイツ軍では、特殊部隊向けにUSP タクティカルの.45ACPモデルをP12の制式名で少数採用している。これは.45ACPが亜音速で弾頭重量が大きいことから、サプレッサーとの相性が良いところを買われたものである。



No3 G36C (10歳以上電動ガン ボーイズ)フルメタル・パニック1212WS000005
No3 G36C (10歳以上電動ガン ボーイズ)

○H&K G36(マオ、クルツが使用 2期#5)
冷戦さなかの1970年代、事実上の最前線であった西ドイツは、当時の軍主力火器であった7.62mm×51NATO弾のG3に替わる後継銃として、開発中のG11に期待を寄せていた。
 しかしG11は、様々な問題が露呈したことで期待外れに終わり、冷戦終結後、東西ドイツが統一され、NATO規格が7.62mm×51弾から5.56mm×45弾へ更新されてからもG3を使い続けていたドイツ連邦軍は、共同作戦時にフランスのFAMASを使うことを余儀なくされるなど、早急にG3に替わる後継銃を必要としていた。
 これに対しH&K社は、散々な評価を受けたG11の汚名返上とばかりに、冒険的な技術は極力抑え、既存技術のみで信頼性の高い突撃銃「HK50」を開発。これを連邦軍が1996年に「G36」の名前で制式採用した。
 G36はそれまでのH&K社製銃とは一線を画し、機関構造を同社が固執していたローラーロッキングによるディレイドブローバックから、現在の主流であるシンプルなターンボルトロッキングとガスオペレーションに変更。フレームはプラスチックを多用して軽量化に努めている。また、マガジンも半透明のプラスチック製として残弾数を一目瞭然にし、ケースと一体成型のラッチを設けてクリップ無しにマガジン同士の連結を可能としている。
 耐水性も10分程度なら水に浸しても作動に問題なく、耐用試験では30分でも動作に問題は無かった。キャリングハンドル部は、光学サイト内蔵のものと上面をマウントレールとしたタイプが用意され、いずれにも必要に応じてナイトビジョンサイトが装備可能である。
 生産性も高く、安定した精度を維持しつつも「ジャムを死語にした」と云われるほど動作不良のない、シンプルながら優れた性能を持つ完成度の高い突撃銃となった。



No15 Cz75 (10歳以上エアーHOPハンドガン)フルメタル・パニック1212WS000006
No15 Cz75 (10歳以上エアーHOPハンドガン)

○CZE CZ75(ゲイツが使用 2期#2)
 1975年に旧チェコスロバキアの国営銃器工場が開発した自動拳銃。大部分を銃器設計家のフランティシェク・コーツキィが設計している。「CZ」の名は、Česká Zbrojovka/チェスカー・ゾブロヨフカ(チェコスロバキア国営銃器工廠)の頭文字から。
 実戦向きなコック&ロック可能なセイフティや、命中精度の高さもさる事ながら、人間工学を考慮したグリップは『まるで手に吸い付くよう』と評された。特にアメリカでは、シューティング競技の権威ジェフ・クーパーが本銃に「(もしこれが.45 ACPであったなら)世界最高のコンバットオートである」と高い評価を与えた事で、世界有数の名銃として人気が高騰した。
 CZ75の前期モデルは、非常に硬いスチールからの削り出しによる、高精度な作りであった。また旧共産圏の銃であるため西側での流通量が少なかったことと、仕上げの美しさから、現在もコレクターの間では高値で取り引きされている。
 ただ、後期型と比べて特段優れているわけではないとも言われている。硬い素材はいっぽうで弾性に欠け、スライド前部が薄くクリアランスもタイトだったため、衝撃による僅かな歪みも復元されにくく、塵芥の侵入で作動に不具合を起こす問題があった。
 また削り出し加工ゆえの生産効率の低さもあって、後期モデルからは生産性の高いロストワックス製法(インベスティメントキャスト)が採り入れられた。さらにフレームは噛み合わせが前方に延長され、ハンマーにハーフコックポジションが追加された。
 しかし、生産の省力化によって仕上げが荒れたことから、後期モデルはマニアの間では評価を落としてしまっている。ただ、一般市場での反応は上々だったようで、CZ社は民営化後も後期モデルを基本に現行モデルを開発している。後期モデルは鉄の品質が落とされたため、強度を保つためにフレームが延長されたという説もあるが、真偽は怪しいようだ。
 また、前述のようにオリジナルが西側(特にアメリカ)で入手困難だった一方、当時のCZ社が国外でのパテントを取得していなかったことから、クローンないしコピーが世界のあちこちで作られることとなった。これは、CZ75の設計が、技術流出を防ぐ理由から当時のチェコスロバキアで軍事機密に指定されたことによる。パテント取得のため諸外国当局に技術詳細の提出をしようにも、軍事機密であるという理由で出来なかったのだ。しかし、そもそもCZ75は輸出を前提とした商品であったため、製品そのものは国外で流通していたのだから、あまりに本末転倒な対応であった。
 結果として、流通したCZ75を元に、イタリアのタンフォリオ、スイスのスフィンクス AT2000、中国のNZ75、イスラエルのジェリコ、トルコのキリンクM2000など、種類も品質も様々だが、1911に次ぐといわれるほどの派生型が誕生した。軍・政府機関向けに採用されているものも少なくない。何かと話題の北朝鮮でも、本銃のデッドコピーである白頭山拳銃を、それまでのハイパワーに替わる北朝鮮人民軍の制式拳銃として採用したと言われている。
 チェコの自由化後はCZ社もアメリカはじめ西側市場に本格進出し、多数のバリエーションを発売しており、CZ75クローンは自動拳銃の一大グループに成長した。なお、その名の通り10mmAuto弾を使用することで知られる“ブレンテン(BREN TEN)”は、本銃をベースにジェフ・クーパーのアイデアの元で設計されたものである。



東京マルイ 電動ブローバック フルオートマック11 スターターセット(マルイ0.12gBB弾1000発+単4アルカリ電池4本)フルメタル・パニック1212WS000007
東京マルイ 電動ブローバック フルオートマック11 スターターセット(マルイ0.12gBB弾1000発+単4アルカリ電池4本)

○MAC M11(ガウルンが使用 #22~)
 1969年にゴードン・イングラムの経営するSionics社が、同社のM10の小型版として開発した短機関銃。小型になっても連射速度は相変わらずで、連射時の制御難はM10以上。当初は9mm×19口径で設計されたが、あまりのじゃじゃ馬ぶりに、弾薬を弱装の.380ACPに落とさざるを得なかったとも言われている。とにかく弾をバラ撒くことが前提であり、ただでさえ小さい上に発射サイクルが早いせいで命中精度はすこぶる悪い。
 Sionics社はM11を開発した後、ミリタリー・アーマーメント・コーポレーション(Military Armament Company:MAC)と社名変更した。その5年後にMAC社が倒産するなどして製造元は二転三転するが、ユーザーからは未だに「MAC」ないし制作者の名を取って「イングラム」と呼ばれている。また、サイズがちょうど聖書(ポケットバイブル?)に近いからなのか、『バイブルサイズ』という小洒落たニックネームもあったとか。
 見た目でM10と見分けるのは難しいが、M10はフロントサイトに1つ、リアサイトに3つの穴が空いているのに対し、M11はリアサイトに1つしか穴が空いてない。
 M10の仕様を受け継いで銃口にはサイレンサー脱着用のネジが切ってあり、取り付けたサイレンサーはバランスを取るためにも使われるという。また、このネジはセミオートオンリーの市販型(ピストルタイプ)にも残されており、オプションで、サイレンサー同様の外形のエクステンションバレルを装着できた。これはそっくりなだけの市販品ということで減音効果が全くなく、外側に多数の放熱口が空けられているのが特徴である。
 余談だが、初期の市販型は容易にフルオートに改造可能だったため、シアー改造部品などが出回って問題となり、一時販売中止に追い込まれた事もあった。また、販売元がサイレンサー組み立てキットの製作会社と提携して、常套的に購入者との仲介をしていた記録がある。これらのことから今でも犯罪者らの間で人気があり、実際に犯罪に使用された例もある。



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No48 シグ・ザウエル P226E2 (18歳以上ガスブローバックガン)

○シグザウエル P226(ガウルンが愛用)
P210の後継として開発したP220が好評だったため、1980年にその改良型として、開発された自動拳銃。P22xシリーズの中核をなすフラッグシップモデルである。
 P220と外見的に大きな差異は見られないが、弾倉をダブルカラム化して装弾数を増加させるなど細部の修正が行われている。また長時間、水や泥の中に浸けた後でも確実に作動するほど堅牢であり、耐久性は非常に高い。
 
 1980年代に行われた米軍のM1911に次ぐ制式拳銃の選定では、提示価格の差でベレッタM92Fに敗北する(マニュアルセイフティを備えていない事が原因だったとも言われている)。しかしトライアルそのものには合格し、その高い性能が評価されたため、後に士官用や特殊部隊用として導入されることとなる。
 米海軍SEALがMk24及びMk25の名称で使用しているほか、本家本元であるドイツのGSG9、英国のSAS、スペインのGEO(国家警察特殊作戦グループ)などの軍や警察の特殊部隊にかなりの数が配備されている。NYPD(ニューヨーク市警察)にいたっては警官が支給される拳銃を選択する際、それまでのベレッタM92FSやグロック17以外の選択肢として、このP226を提示するようにもなった。
 また日本のSATでも採用されているようで、警察庁がマスコミ向けに公開したSATの訓練シーンでは、MP5からこの銃に瞬時に持ち替えて発砲する隊員の姿を確認することが出来る。ただ予算の関係上、数は決して多くはないようで、地方のSATは採用していないようだ。
 市場における販売価格は高めだが、官給品に満足しない一部のSWAT隊員や軍特殊部隊の隊員は、私費を投じてこの銃を購入することもあるらしい。


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ともすれば呑気と捉われがちの主人公、伊丹 耀司。陸上自衛隊の尉官
穏やかな物腰、飄々とした佇まいで時に“覇気がない”変わり者”と部下にも蔑視されるが、兵士としては超一流の技能を有し、その隠された洞察力で幾多の難関を潜り抜けてきた。
彼が率いる第三偵察部隊がトラブルに晒されながらも一人の欠員もなく無事でいられるのはそのせいなのかもしれない。
そして、駐留する『特地』の住人からの信頼もめでたく、彼の地の要人にも顔が利く。
現地人に『魔導』と恐れられる攻撃力は幾万の兵を薙ぎ払い、凶暴なドラゴンも撃退する。

そんな『GATE- 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』に出てきた銃器をご紹介します。


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S&T 電動ガン 64式小銃 スターターセット(バッテリー+充電器+BBローダー+0.2gBB弾3200発+ターゲットシート+ミリタリーポーチ)

○豊和工業 64式7.62mm小銃(伊丹たちに支給された標準装備 #1~)
 
1964年に自衛隊が制式採用した戦後初の純国産自動小銃。
 当時、自衛隊の次期制式銃にはM14を予定していたが、「自衛隊の主力火器は国産で」との声を受け急ピッチで開発。試作時にはAR10、最終的にはセトメ モデロ58(外観、減装弾)やシモノフSKS(機構)などの外国製自動小銃を参考にしながらも、日本独自の設計思想に基づいて開発された64式は、完成後そのまま制式採用された。幾多の自衛官が最初に手にするのがこの銃であり、多くの自衛官の汗が染み込んだ“重みと誇り”を持った銃である。
 弾は当時のNATO共通7.62mm×51だが、日本人の体格を考慮してか、装薬を減らした減装弾を使用。またハンマーのストロークが長く、スプリングが弱いため発射サイクルは遅い。これらは一見欠点に思えるが、他国が7.62mm×51弾のフルオート制御難に悩まされた事に対して、射程や威力、サイクルを落としてでもフルオート射撃での高い集弾性を実現した点では先見の明が有ったとも言える。また、バレル内部には特殊なクロームメッキが施され、耐久性の向上にも努めている。
 ただ、純国産・限定需要故の高生産コストなど、欠点も多い。ロックタイムが長く、またハンマーが軽くスプリングが弱いことから、雷管への打撃力も弱く、NATO標準弾を使用すると不発が発生するという。何より部品点数の多さによる整備性と信頼性の悪さは深刻で、部品の脱落防止対策として各部をビニールテープで補強、分解整備の徹底教育をするなどの現場側の対応で何とかしのぐも、これらの問題は解消されなかった。
 賛否両論様々な評価がなされているが、設計思想は実用性を考慮した先進的なものであったものの、実際の設計構造はお世辞にも合理的とは言えない、というのが大抵の意見である。フルオート時の制御性の良さだけが評価され、実用的な性能は謎に包まれたままでいる。
 1989年には後継となる89式小銃に制式の座を明け渡しているが、89式が配備途上にある陸上自衛隊の後方支援部隊や、航空自衛隊、海上自衛隊、海上保安庁ではまだまだ現役で、マウントレールなどで近代化された64式を携行する隊員の姿が見られる。
 また、陸自の第一線の部隊でも、狙撃手に関しては、威力の関係から5.56mmの89式よりも7.62mmの64式小銃を使用している部隊もあるようだ。ただし狙撃用64式はチークパッドとスコープ(米製M84スコープを日本でコピーしたもの)を取り付けただけの簡素なものであり、狙撃に特化したM24 SWSの導入以降は、予備的意味合いが強くなっている。


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No48 シグ・ザウエル P226E2 (18歳以上ガスブローバックガン)


○SIG Sauer P220 (イタリカ防衛線で栗林が発砲 #6)

 シグ社がスイス軍の依頼により1975年に開発した、軍・法執行機関向けの自動拳銃。
 もともとスイス軍はP210という優れた自動拳銃を「P49」の名で制式化していたが、作りが精巧ゆえに量産が利かず、非常に高価だった。このため、軍事費削減を図っていた当時のスイス軍はより安価な制式拳銃を必要としていた。
 依頼を受けたシグ社は、P210をベースとしてプレス加工などを用いて試作を行ったが、精度が低下する一方で、コストを抑えるのには限界が生じた。そこで、設計を全く新たなものとして開発したのが、この「P220」である。
 高価ゆえに民間での売上の芳しくなかったP210にかわって世に出たP220だったが、それでも決して安い銃とは云えなかった。しかし、無理すれば手の届く値段になった事と、P210同様の優れた性能を持っていたために性能嗜好のユーザーに受け入れられ、スイス軍も「P75」の名で採用し、その名を世に知らしめることとなった。
 P220は、手動のセイフティを持たず、デコックのみを行うデコッキングレバーを備え、排莢口にチャンバー部をかみ合わせてスライドとバレルをロックする独自のロックブリーチ・ショートリコイルを採用している。これらは、当時としては画期的なもので、後のさまざまな自動拳銃に影響を与えている。
 マイナーチェンジも数度行われており、プレス成型で製造されていたスライドは、90年代以降にステンレス削り出しとなり、製法の変化に合わせてデザインも改められた。マガジンキャッチの位置や形状も変化し、マガジンの底部から、グリップの左側面に再配置され、親指で簡単に操作できるようになった。
 また、P220は日本の自衛隊の制式拳銃でもある。1982年にM1911の後継として「9mmけん銃」の制式名で採用されて以来、日本のミネベア社でライセンス生産され、採用から30年近くを経た現在も継続して使用されている。
 元は尉官以上の幹部の護身用だったが、現在では階級に関係なく携行されるようになり、隊員の基本装備のひとつとなっている。また、元となったP220がもともと.45ACPモデルも前提とした大きめのグリップサイズであったため、ミネベアにより、日本人の手に合わせた専用のグリップ形状に改められている。ただ、それでも現場ではグリッピングについては不評とも云われる。



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マルシン工業 6mmBBガスリボルバー ポリスリボルバー 2インチ ヘビーウェイト HW Xカートリッジ仕様 【ガスガン 日本警察官用拳銃】

○ミネベア M60 “ニューナンブ”(警官が所持 #1)
 
1960年代に警察庁からの依頼を受け、日本の新中央工業(現ミネベア社大森製作所)がS&W M36などを参考に開発した、警察機構向けの小型回転式拳銃。正式名称は「ニューナンブM60 回転式けん銃」。
 警察庁に制式採用されて以来、警察以外の公安系公的機関、入国警備官や税関、海上保安庁などにも採用されており、刑務官の非常用装備にも指定されている。なお、詳細なスペックや生産情報は機密とされ、価格すら一切公表されていない。特徴は、紛失防止用のランヤードリングとシリンダーラッチ。ハンマースプリングにS&W M36と同じくコイルスプリング(巻きばね)を使用しており、リーフスプリング(板ばね)に比べトリガープルが重いため、ダブルアクションでの命中率は散々だとか。日本の警察官が射撃訓練を行わない現実も相まって、流れ弾が第三者に当たり兼ねない事から実質シングルアクションでしか使えない。威力や命中精度はともかく、持った時のホールド感は日本人の手のサイズにマッチしており、使用者からは高評価を得ていた(その一方で「でかすぎる」との意見もある)。
 開発当初、銃身には一般用の3インチモデルと、幹部用の2インチの2種類が生産されていたが、1994年の装備軽量化で多くが2インチモデルとなった。また、前期型と後期型が存在し、それぞれグリップとシリンダーラッチ、ランヤードリングが異なる他、フレーム上部の肉厚にも違いがある(写真の物は後期型)。
 愛称の“ニューナンブ”は、開発依頼を受けた「新中央工業」の前身である「中央工業」の創設者であり、日本の銃器開発の第一人者南部 麒次郎氏から取られている。
 現在、警察官への支給品としての調達は完了しており、後継の制式採用リボルバーであるS&W M37エアーウエイトや、オートマチックのP230、S&W 3913などへと順次更新中である。
 余談だが、ミネベア社が名称を登録商標にしているため、エアガンで「ニューナンブ」という名称を使っているメーカーは無い。



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MP7A1 (18歳以上ガスブローバックマシンガン)

○H&K MP7 (旅館を襲った工作員が所持、栗林が鹵獲 #10)

 H&K社がFN社のP90への対抗馬として、1999年に『PDW』の名で発表した、携帯用の小型サブマシンガン。のちに『MP7』と改称され、更にトライアルを経て改良された『MP7A1』が現行の生産型となっている。非常に小柄ながら、同社のG36譲りのロータリーロックボルトとガスオペレーション機構を備える。
 新世代の銃ではあるが、外観上の設計・構成は従来の短機関銃の延長上にある手堅いものであり、新機軸を満載したP90とは『社風』の違いがうかがえて面白い。 コンセプトもP90とほぼ同じで護身用や特殊部隊向けのPDWタイプの火器である。後方部隊の警護・護身用のほか、航空機の乗員が敵地に不時着した際の非常用武器としても運用できる。
 特徴として大型拳銃並のコンパクトさと軽量さ、そしてG11の4.7mm×33弾を元に開発した4.6mm×30弾(ただしケースレスでは無く、ボトルネック形の金属薬莢式)が挙げられる。この新型弾は、あらゆる点でP90の5.7mm×28弾と同等もしくは凌駕しているとH&K社は発表しており、アイアンサイトでも高い命中精度を期待できるが、ドットサイトを装備すれば、腕の立つ特殊部隊の隊員でなくとも、200m先にいる敵の眉間を狙うことも出来るという。また、減音器を装備した際の静粛性はMP5SD以上らしい。
 ドイツ連邦軍の狙撃手・軽機関銃手のサイドアームとして運用されており、式典や展示などでそれらと共に装備されている写真が数多く見られる。また、同国のSEKやGSG9、イギリス国防省警察、イタリア軍第9空挺連隊など、ヨーロッパ各国の軍・法執行機関所属の特殊部隊で採用されており、2011年5月2日にビンラディンを襲撃、殺害した米国海軍DEVGRU(旧SEALチーム6)の隊員らがMP7A1を装備している写真が公開され、話題となった。
 なおP90におけるファイブセブンの様に、MP7と銃弾の共用が可能な「P46」と呼ばれる拳銃が、ドイツ連邦軍向けに開発されている(開発名UCP:Ultimate Combat Pistol)。2004年には、同社製P2000の意匠が採り入れられたプロトタイプが発表されていた。だが、「拳銃の形状では適切な弾道性能は得られない」として、2009年7月開発中止となった


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WE KAC PDW ガスブローバック ショートバレル TAN

○KAC 6x35mm PDW (工作員が所持 #10)

往来のPDWと同様に、KAC PDWはコンパクトで、サブマシンガンと同程度の軽量さ、より長い射程(戦闘射撃場(200-300m)のローエンド)を持つことを目的として開発された。PDWは主に、実戦部隊でなく、後方や非戦闘地域での活動を担当する部隊や非戦闘員に支給されるための小火器である。KAC PDWの銃身は10インチ(25cm)より短く、ストックをたたむと19.5インチ、全長は29.8インチ程度となる。現在アメリカ軍で採用されているM4カービンより1ポンド以上軽量で、反動は50%少ない。
同銃は、2006年にアルバカーキ(ニューメキシコ)で開催されたNDIA小火器シンポジウムで正式に持ち出された。初期のショットショーで、一部の作家はサンプルを公開して貰っている。同銃は現在生産されておらず、プロトタイプでのみ、その姿を見ることができる。



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Vz61 HW (18歳以上ガスブローバックガン)

○CZE Vz.61 “スコーピオン” (工作員が所持 #10)

 1961年に旧チェコスロバキアが制式採用した小型の短機関銃。“スコーピオン”の異名は、そのストック形状に由来するといわれる。
 戦車兵や航空機パイロットの護身用として開発されたが、コンパクトながら連射性に長け、かつレートリデューサーにより制御性にも優れていた為、社会主義諸国家でライセンス生産され、治安部隊や特殊部隊、時には暗殺を主たる任務とする部隊などでよく使用された。現在でも後継銃のVz83と共に生産され続け、西側諸国でも本銃を採用する警察機構は多い。
 使用する弾薬が小口径なため、市街地や屋外での戦闘には向いていない。ただし、接近戦ではサソリという異称に違わぬ、非常に恐ろしい武器となる。特に工作員らはボディアーマーの無い足を狙い、敵が倒れたところで頭等の急所を狙うという、その名にふさわしい戦法をとるという。
 北朝鮮の工作機関が絡む事件が起きる時、必ずと言ってよいほど、この銃が捜索で発見されている。これは北朝鮮のデッドコピー品ではなく、どうやら純製品であるようだ。
 ちなみに本銃は、セルビア(旧ユーゴスラヴィア)のツァスタバ社でM84というモデル名のコピー版が作られている。冷戦時代当時、共産圏からアメリカへの武器輸出は厳しく規制されていたが、社会主義国ながら中立政策をとっていた旧ユーゴスラヴィアからの輸出は比較的自由だったためである。M84Aというセミオートオンリーのモデルも製造され、ストックレスのM84Bと共に民間市場で販売された。
 なお、2009年にCZ社はスコーピオン EVO3という小型軽量の新型短機関銃を発表しているが、名前をあやかったのみで直接の関係は無く、設計的にも全く別の銃である。

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